米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設を巡り、米国の映画監督オリバー・ストーン氏や言語学者ノーム・チョムスキー氏ら海外の29人が7日、沖縄県名護市辺野古への代替施設建設に反対する声明を発表した。 ほかに声明の呼びかけ人となったのは、映画監督のマイケル・ムーア氏や「敗北を抱きしめて」などの著書がある歴史学者のジョン・ダワー氏ら。声明は「仲井真知事の埋め立て承認は沖縄県民の民意を反映したものではなく、県民に対する裏切りだ」と指摘。「普天間は終戦後に返還されるべきだった。返還に条件がつくことは許されない」として、普天間飛行場の即時返還も要求した。(ワシントン=大島隆)