農家出身ではないのに新たに農業経営を始めた人は2012年に3010人になり、前年より約43%増えた。農林水産省が26日発表した。40歳未満の若手は93%増の1540人で、半数以上を占めた。農水省は昨年度、45歳未満の新規就農者の経営が安定するまで最長7年間、年150万円を支給する制度を始めており、非農家の参入に役だったとみている。 一方、農家出身も含めた新規就農者の全体数は5万6480人で、前年を約3%下回り、しかも60歳以上が52%を占めた。 関連記事家畜エサ代支援100億円 円安で高騰 農水省、緊急対策6/22高騰の家畜エサ代、緊急助成へ 農水省7〜9月に実施6/21コメ改良へ遺伝子選抜 農水省支援、開発期間3分の1に5/31農水省の内部文書124点流出か サイバー攻撃調査委5/25農水省、文書124点流出か サイバー攻撃 把握遅れる5/25アフリカ支援処理、14年放置 利子144億