パネルディスカッションする(左から)石川健治東大教授、樋口陽一東大名誉教授、佐藤幸治京大名誉教授=6日夜、東京都文京区で 憲法学者や政治学者らでつくる「立憲デモクラシーの会」が六日、「立憲主義の危機」をテーマに東京都内で集会を開き、集団的自衛権の行使を可能にする安全保障関連法案について「憲法の限界を超える」などの批判が相次いだ。 パネルディスカッションでは、石川健治東大教授(憲法学)が法案について「憲法九条の論理的限界を超えている。憲法の枠内で法律ができて、その法律の枠内で行政が行われるはずが、あべこべになっている」と指摘した。