米国時間11日に、オーディオプログラムのダウンロード配信を手がけるAudibleは、新しい監査用ソフトウェアを使ったサービスを発表した。このソフトウェアを使えば、ポッドキャストの利用状況をモニターし、リスナーがポッドキャストを聞いたかどうかを、広告主に示すことができるようになる。 この「Audible Wordcast」サービスは、もともとポッドキャストの番組ダウンロード数を記録するためにつくられたものだが、同社は来年第1四半期に機能を拡充させ、ダウンロードされたポッドキャストが本当に再生されたどうかや、リスナーがどれくらい長くそれを聞いたかなどの点も報告できるようにする。 ポッドキャストへの広告導入の動きはすでに一部で始まっている。たとえば、Warner Filmsは先ごろ、ポッドキャスト界の先駆け的存在であるAdam Curryの「Daily Source Code」に広告を出していた
![広告導入の弾みとなるか--ポッドキャストのモニタリングサービス登場](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b2e7e8148382fd7b3dec79b2c199e08ace74193a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjapan.cnet.com%2Fmedia%2Fc%2F2012%2Fimages%2Flogo%2Flogo_ogp_1200.png)