三重県鈴鹿市のコミュニティーFM「スズカ・ヴォイス・エフエム」の運営会社で給与の遅配 があり、社員8人全員が退職願を提出し、20日から出勤していないことが22日、同社への 取材で分かった。 加藤正彦代表取締役によると、20、21日に放送予定だった自社制作の生放送番組の放 送を中止。社外の人に機器を操作してもらい、他社が制作した番組を放送した。 19日に予定していた給与の振り込みがなく、社員全員が退職願を提出したという。加藤代 表取締役は「給与は22日に全員に支払った。ご迷惑をかけて申し訳ない」とした上で「19日 に経理担当の社員に給与を振り込むよう命じていたが、振り込まないまま退職してしまった」 などと説明している。 運営会社のホームページなどによると、スズカ・ヴォイス・エフエムは2009年3月に放送 開始。出力は20ワットで、津市、四日市市の一部でも聴取可能という。24時間の放送時間 中