NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「らんまん」。本作は植物学者・牧野富太郎をモデルに、神木隆之介さん演じる槙野万太郎が、幕末から明治、大正、昭和と四つの激動の時代を植物学者としていちずに突き進んでいく、波瀾(はらん)万丈の人生を描いた物語です。 万太郎(神木)が石版印刷の修業のため印刷所で働き始めて1カ月。万太郎が植物学雑誌創刊に向けて着々と準備を進めていたある日、竹雄(志尊淳)が働くレストランに西村寿恵子(浜辺美波)と高藤雅修(伊礼彼方)がやって来る。そこで衝撃的な会話を聞いてしまった竹雄は、急いで万太郎に内容を伝えに行く。しかし、万太郎は一人前の植物学者になってから寿恵子を迎えに行くと聞かず、雑誌の創刊を優先する。寿恵子もまた、ある決意を胸に舞踏会の発足式へ挑むのだった。 万太郎の師として、時には壁として立ちはだかる東京大学植物学教室の教授・田邊彰久を演じる要潤さんにお話を伺いまし