そういえば2週間も前になるが、千代田ITフォーラム「漫画×映画 コンテンツビジネス最前線」というセミナーに行ってきた。日本映画学校理事長の佐藤忠男氏、オーストラリア国立大学豪日研究センター所業のジェニー・コーベット氏、NorthStarsPictures代表取締役の井本満氏、コアミックス代表取締役の堀江信彦氏がパネラー。全体的になかなかおもしろかった。特に井本氏がきちんとコンテンツファンドの説明をしてくれたおかげで、いつも実体の無い「夢を売る」的な商品にしか見えないコンテンツ商売が、きちんとした投資対象に見えた。もちろん問題点はあるし、いままで何件か出ているコンテンツファンドの多くはふつうに製作していては当たらないからこそファンド化されている、ときちんと指摘していた。まんがっ子としては、ジャンプ600万部時代の編集長堀江氏のはなしが興味深かった。堀江氏をもってしても、マンガや映画などは一所
日本出版学会2005年度春期研究発表会を聞いてきた。おもしろかったのが韓国出版研究所のベク・ウォングン氏「韓国における出版政策の現状と出版産業に与えた影響」だった。同じような内容はもうきっと「本とコンピュータ」なんかに載っていただろうが、わたしははじめての話だったので、おもしろく聞くことができた。韓国では出版分野に対する政策がものすごく幅広く、かなりの金額にのぼっている。パジュブックシティ パジュという街に巨大出版団地がある。約27万坪!に出版社から取次・印刷会社までそろっている産業団地である。この土地の提供からなにから、政府の支援があった。文化観光部文化メディア局出版産業課 日本には出版分野を担当するような省庁が存在しない。しかし韓国にはさまざまな出版政策を担当する出版産業課が設置され政策の実施をおこなっている。税金の優遇 日本では出版物に対しても消費税はほかの商品と同じだけかけられてい
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