東京電力は12日午後8時20分、福島第一原子力発電所1号機の圧力容器を冷却するため、容器内に海水を入れる作業を始めた。海水を入れると設備の復旧が難しくなるが、炉心溶融の可能性も否定できないため、安全性を優先することにした。小森明生常務は同日夜の記者会見で「電源が十分ない中で、そういう手段を考えた。(原子炉に)ダメージがあるのは重々承知している」と述べた。
東京電力は12日午後8時20分、福島第一原子力発電所1号機の圧力容器を冷却するため、容器内に海水を入れる作業を始めた。海水を入れると設備の復旧が難しくなるが、炉心溶融の可能性も否定できないため、安全性を優先することにした。小森明生常務は同日夜の記者会見で「電源が十分ない中で、そういう手段を考えた。(原子炉に)ダメージがあるのは重々承知している」と述べた。
自民党の谷垣禎一総裁は19日の与野党党首会談で「各閣僚は全力を挙げて災害対応に当たるべきだ」と述べ、国会休会を求めた。公明党の山口那津男代表も同調した。 これに対し民主党の岡田克也幹事長は「ありがたい話だが、法律的な意味での休会となると平成23年度予算案の成立が遅れてしまう」と述べ、難色を示した。
福島県によると、放射線を計測するために設けている約10のモニタリングポストがすべてダウンした、との報告を東京電力から受けたという。県もモニタリングポストを設置しており、独自に計測値を調べている。
福島第一原発 燃料溶け出たか 3月12日 14時21分 経済産業省の原子力安全・保安院によりますと、福島第一原子力発電所の敷地内の1号機の周辺で、核分裂によって発生する「セシウム」という放射性物質が検出されたことから、1号機で炉心にある核燃料の一部が溶け出たとみていると発表しました。
福島第一原発1号機 放出開始 3月12日 9時27分 経済産業省の原子力安全安全・保安院によりますと、福島県にある東京電力・福島第一原子力発電所の1号機では、原子炉が入った格納容器の圧力が高まっているため、午前9時から容器内の空気を外部に放出する作業が始まりました。この作業に伴って、容器内の放射性物質が大気中に放出された場合でも、その量は微量とみられるということです。また、地元ですでに実施している福島第一原発から10キロ以内の避難で、住民の安全性は保たれるとしています。
鉄道各社の中には、12日朝まで終夜運転して、帰宅困難者の輸送にあたる。各社の運転状況は次の通り。 ●東京メトロ(終電時間を繰り下げ)【全線で運転再開済み】銀座線、丸ノ内線、半蔵門線、南北線【一部再開】日比谷線(上野―中目黒)▽東西線(高田馬場―妙典)▽千代田線(北千住―表参道)▽有楽町線(池袋―新木場)※副都心線は運休 ●西武鉄道=全線で12日朝にかけ終夜運転 ●京王線(終電時間を繰り下げ)=各駅停車のみながら全線で運転を再開 ●小田急電鉄(終電時間を繰り下げ)=速度を落として全線で運転再開 ●JR東日本、東武鉄道、京成電鉄の各社=11日中の運転再開はせず
太平洋沿岸諸国が津波警戒 日本への支援表明も2011年3月11日22時26分 印刷 ソーシャルブックマーク 11日、三陸沖を襲った巨大地震による津波で、太平洋沿岸諸国は、ほぼ全域で警戒態勢をとった。各政府は被災地に住む自国民の安全確認に追われる一方、国際社会は日本への支援に動き出した。 ロシアのサハリン州では津波警報の発令で住民約1万1千人が一時、高台に避難した。地震発生から約7時間半後には米ハワイにも到達。米国は本土の西海岸全域にも津波警報の範囲を広げた。 ハワイにある太平洋津波警報センターによると、今回の地震を受けて同センターが津波警報を出した国・地域は、フィリピン、豪州、ニュージーランド、さらにメキシコやパナマなど30以上に上った。国際赤十字・赤新月社連盟は11日、「津波の高さはいくつかの太平洋諸島よりも高く、これらの島々をのみこむ恐れがある」と警告した。 アジアを中心に日本と関係の
総務省によると、KDDIの東北と関東を結ぶ陸上・海底ケーブルが切れた。この影響で、東北以北と関東以西の間のKDDI同士での固定電話・携帯電話は全面的に通信ができない状態になっている。
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