はてなの近藤社長がシリコンバレーから帰ってくることになった。1年半前に近藤さんが渡米を発表したときに、一ユーザーとして、また日本に生きる一市民として、近藤さんの決断に男気を感じ、そこを出発点とした感想を「はてなのアメリカ進出によせて」と題して書いた。また、去年の春には「何故、「がんばれ、はてな」か」という文章も書いた。 今回の近藤さん帰国、京都本社移転の英断に、社長渡米、米国支社設立のときと同様大いなるエールを送りたい。はてな取締役の梅田望夫さんが温かいはなむけの言葉を書いていて、実にそのとおりだと思う。梅田さんは「格好悪いけど正しい判断ができるのは、えらいことだよ」と近藤さんに言葉をかけたと紹介している。でも、梅田さんの立場とは違って、はてなから距離がある僕は、格好悪いなんて言う必要はまったくない。むしろ「格好いい」と言ってしまおうと思う。 1年半前、スターウォーズを観ているときに一念発