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  • 第352回 米国の第2Q成長率は4.1%、リスクはむしろ「過剰な上昇」 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2018.08.08 第352回 米国の第2Q成長率は4.1%、リスクはむしろ「過剰な上昇」 カテゴリ:カテゴリ未分類 米国の第2四半期GDP成長率(国内総生産の成長率速報値)は年率換算で4.1%と、約4年ぶりの高い伸びを記録しました。ブレの大きい純輸出が成長率を1%強引き上げた一方、設備投資がやや足を引っ張る形となりました。 これはおそらく、昨年末に成立した減税法案の中で、設備投資減税の適用について、企業側が税務当局の通達を待っているのが要因と考えられます。税務当局の通達があると思われる秋以降は、減税のメリットを受けようと、企業が駆け込み的に設備投資に踏み切ってくることが予想され、純輸出に代わる米国経済成長の担い手となってくることでしょう。 さて、このような米国経済好調の一因は、言うまでもなく、昨年末に成立した30年ぶりの大税制改革にあります。個人所得減税は今年1月から始まっているため税

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  • 第340回 大統領選挙後の株式相場 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2016.11.01 第340回 大統領選挙後の株式相場 カテゴリ:カテゴリ未分類 いよいよ大統領選挙まであと一週間となりました。選挙後すぐに結果が判明していない可能性も十分考えられますが、少なくとも今年、株式市場にとって最大とも言える不透明要因・イベントが通過するのはもうそれほど先ではなくなりました。今年初め、2016年の米国株式相場の予想を聞かれた際、私は「今年は大統領選挙を控えているので、それまでは上昇しにくいだろうが、大統領選挙が終わるくらいから上昇に弾みが付くだろう」と申し上げました。今年S&P500指数はこれまで3%しか上昇していないのでこれまでは予想通りなのですが、一方で「大統領選挙後、上昇に弾みが付く」という考えも現時点で全く変わっていません。 市場には大統領選挙以外にいくらでも材料はありますが、やはり不透明要因という点では選挙に勝るものはなく、歴史的にも大統領選挙を控えた

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    zoom_bolt 2016/11/11
  • 第339回 この先想定されるリスク:サウジアラビアの通貨切り下げが与える影響 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2016.09.02 第339回 この先想定されるリスク:サウジアラビアの通貨切り下げが与える影響 カテゴリ:カテゴリ未分類 ここ数年、講演などの際に「この先想定されるリスクは?」という質問を頻繁に受けるようになりました。恐らく金融危機から受けたショックが癒えず、まだまだ多くの人がリスクに対して過敏になっている結果ではないかと思います。この現象に対しては私なりの考えがあるので、また次号にて述べさせていただきたいと思いますが、今回は敢えて、このような質問にお答えする形で、現在私が想定しているリスクを一つご紹介しておきたいと思います。それは対ドルで固定相場制を採用しているサウジアラビアの通貨、リヤルの切り下げ、及びそれが世界の金融市場に与える影響です。 サウジアラビアは過去30年にわたって1ドルに付き3.75リヤルという固定相場制を採用しています。変動相場制の下では様々な経済調整が為替を通じて

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  • 第337回 なぜ実質金利が重要か - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2016.05.11 第337回 なぜ実質金利が重要か カテゴリ:カテゴリ未分類 このコラムや講演等でも申し上げてきましたが、私がドル円相場で円高の予想に転換したのはちょうど1年ほど前、2015年春のことでした。2014年10月末、日のいわゆる「ハロウィーン緩和」により期待インフレ率が急上昇して円の実質金利が低下。これが日米実質金利差の拡大につながり、ドル円は年末にかけて120円台に上昇していきました。しかしその後、今度は逆に期待インフレ率が急低下、2015年春の時点で我々の計算では110円以下でもおかしくないところ、その後もドル円は半年以上に渡って120円又はそれ以上での取引が続いていたのです。 もちろん市場の事なので、110円以下でもおかしくないと言っても、すぐに110円以下に行くとは限りません。市場には様々な参加者が居て、とにかく一定期間内に必ず円を売って外国の債券や株式をポートフ

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    zoom_bolt 2016/05/24
  • 第334回 米金利はどこまで、米国株はいつまで上がるか? - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2015.12.30 第334回 米金利はどこまで、米国株はいつまで上がるか? カテゴリ:カテゴリ未分類 16日、米連邦公開市場委員会(FOMC)は約9年半ぶりとなる利上げを発表しました。昨年10月に量的金融緩和が終了して以来、1年以上「利上げはいつか」が市場のテーマとなり、時には利上げに対する警戒感から、また時には利上げ時期に対する不透明感から株式相場が上昇しなくなったり、下落したり、という展開が続いてきました。ウォール街でも、3月の利上げを予想するエコノミストは一部だったにしても、6月や9月を予想するエコノミストは8割以上に上る時もありました。そういう意味では、これほど長期間に渡って市場に織り込まれ、満を持して実施された利上げも珍しいと思います。 金融引き締めに対する市場参加者の反応といえば、2000年前半にかけての利上げがその後ナスダックを中心とする株式相場の急落につながったり、また

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    zoom_bolt 2015/12/30
  • 第331回 中国経済・株式が米国経済・株式に与える影響 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2015.08.19 第331回 中国経済・株式が米国経済・株式に与える影響 カテゴリ:カテゴリ未分類 ギリシャ問題が峠を越してから、ここ数週間は中国株の下落、そしてそれに伴う中国経済の先行き懸念が金融市場を賑わす大きな要因となっています。特にNY株式市場が中国株の影響を受けるなど、これまではほとんど無かったことです。それではアメリカは、当に中国の影響を受けるべきものなのでしょうか? そもそも去年の7月から上海総合指数が2.5倍に上昇する過程でさえ、その事実はアメリカのニュース等でも殆ど報じられることはありませんでしたし、当然のことながらそれが米国株の上昇要因となることはありませんでした。しかし上海総合指数が下落を始めた途端に一斉にメディアで報じられるようになり、恐らくメディアで報じられたのが理由で、米国株式相場にも影響するようになったといっても過言ではないでしょう。ニュースだけを見てい

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    zoom_bolt 2015/08/20
  • 第325回 消費税増税と追加緩和:「そもそも」を考える - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.11.15 第325回 消費税増税と追加緩和:「そもそも」を考える カテゴリ:カテゴリ未分類 日ではここに来てようやく、消費増税が見送られ、日銀が追加緩和に踏み切るという、正しい方向に経済政策の舵が切られようとしています。日の経済政策決定において常々感じていることなのですが、我々のように金融・ファイナンスの世界に居る人間からすると当然と思われることでも、経済の専門家である経済学者やエコノミストの一部の方にはそう映っていないことが多く、それ故に賛成と反対が拮抗し、最悪の場合には正反対の政策が取られてしまうケースが日では多々あります。 そしてそれは多くの場合、経済を近視眼的に見てしまい、「そもそも」という視点が失われていることから来ることによるものだと考えています。例えばそもそも、経済を成長させるにおいて必要な要素は何でしょうか?最も重要な要素の一つは、人間が心理的に、昨日より

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    zoom_bolt 2014/11/18
    “最も重要な要素の一つは、人間が心理的に、昨日よりも今日が、今日よりも明日が、明日よりも明後日の方が良くなっていると思えることでしょう。”
  • 第322回 アメリカ株式の適正水準は? - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.09.05 第322回 アメリカ株式の適正水準は? カテゴリ:カテゴリ未分類 8月下旬、ダウと並ぶアメリカの代表的株価指数であるS&P500指数が初めて2,000の大台に乗せました。金融危機のときには一時683まで下げていましたから、その後5年半で3倍近くになったことになります。5年半で3倍というとかなり大きな上昇率のように見えますが、年率にすると22%程度の上昇率で、それが5年半続いて3倍近くになったというだけです。 この間、皆さんは「アメリカ株は買いだ」と思いながらも、実際にアメリカ株に投資することを躊躇させるような多くのメディアを何度も目にされたことと思います。特に昨年春、S&P500指数は2000年のITバブル崩壊以来、初めて格的に高値を更新しました。そしてそれ以降、断続的に最高値を更新する日が相次ぎ、より多くのメディアが「アメリカ株はバブルだ」などという報道を目にされ

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    zoom_bolt 2014/09/10
    “FEDモデルにおけるS&P500指数はいくらになれば適正と言えるでしょうか? 答えは120÷4%=3,000です。現在S&P500指数は2,000ですが、50%上昇してやっと、歴史的に適正と言える水準に到達するということです。”
  • 第320回 低長期金利、低変動率が示すもの - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.06.27 第320回 低長期金利、低変動率が示すもの カテゴリ:カテゴリ未分類 昨年はバーナンキ前FRB議長が議会証言で量的緩和縮小の可能性に言及して以来、5月から9月にかけて10年物米国債利回りが1.6%台から3%まで急上昇する場面がありました。しかし今年に入って低下を始め、ここ数カ月は概ね2.6%前後での落ち着いた動きとなっています。またS&P500指数の1日の変化率が4月半ば以降、1%以下にとどまる日がこれまで47営業日続いています。これを反映する形でシカゴで取引されているS&P500変動率指数も金融危機前以来の低水準となっています。この低長期金利、低変動率は今後の株価動向について、何を示しているのでしょうか。 まず長期金利の低下について考えたいと思います。連銀は今年から量的金融緩和の縮小を開始し、このまま行けばこの秋にも量的緩和は終了する事になります。そして早ければ来年

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    zoom_bolt 2014/07/31
    “低長期金利、低変動率、本来いずれも株式市場にとって大きな好材料です。素直に受け止めた者が、普通に報われる展開になると考えるのが自然だと思います。”
  • 第318回 本質を見誤る市場 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.04.18 第318回 質を見誤る市場 カテゴリ:カテゴリ未分類 この1年半ほどで、アメリカの株式相場は5回のマイナーな調整局面を経験しました(マイナーな調整は、概ね5~7%の下落となります)。1回目は2012年末にかけて、いわゆる「財政の崖」に直面した場面、2回目は2013年5月、当時のバーナンキFRB議長が議会証言で量的緩和の縮小に言及した後、3回目は実際に量的緩和縮小が開始されると市場が見ていた9月のFOMC前、そして4回目は議会で財政協議が難航し、米国債がデフォルトするかもしれない、と大騒ぎになった10月でした。 いずれの局面も、S&P500指数で見て5~7%下落した後、前の安値を下回らないまま上昇するという、典型的な上昇相場の形となっています。即ち、上記の材料をもって売るのは誤りだった、という事になります。上記4つの局面を大きく分類すれば、1回目と4回目は財政政策、2

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    zoom_bolt 2014/04/23
    “財政政策や金融政策の解除ばかりに目が行って、景気が回復している、という本質を見誤っていると、それを反映する株式相場の上昇に付いていけない事になるでしょう。”
  • 第317回 何故メディアの情報を鵜呑みにしてはならないか - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.03.12 第317回 何故メディアの情報を鵜呑みにしてはならないか カテゴリ:カテゴリ未分類 これはさる1月13日、横浜にて開催された楽天証券新春講演会2014で講演させていただいた内容を要約したものです。 「米国債がデフォルトすればリーマンショック以上」 2013年10月初旬、インターネットでこのようなニュースの見出しを目にする事がありました。もちろん米国債がデフォルトしたからといって、金融市場にリーマンショック以上のショックが走る事など有り得ません。米国債というのは、米国政府が満期の際に米ドルで返済する事を約束する証文であって、その米ドルを印刷する権限を持っているのは米国政府に他なりません。なのでまず、米国政府の返済能力については疑う余地はありません。 とはいえ当時、法定債務上限の引き上げを巡って議会での協議が難航していたので、実務的な要因で短期的に利払いが遅れる、という意

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    zoom_bolt 2014/03/15
    “皆さんのもとに入ってくるニュースというのは、より悲観的な方向に偏っている事を認識し、自身で本質を見極める目が必要”
  • 第316回 何もしない=マイナスの時代 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ

    2014.03.04 第316回 何もしない=マイナスの時代 カテゴリ:カテゴリ未分類 これは去る1月13日、横浜にて開催された楽天証券新春講演会2014で講演させていただいた内容を要約したものです。 「何もしない≠ゼロ。何もしない=マイナスの時代」 これは1年前の2013年1月、同じ横浜での楽天証券新春講演会で最初にご覧いただいたスライドです。日では長い間円高が続いてきたので、資産を日円で保有している皆さんにとってはこれまで「何もしない」事が、資産を守る有効な手段でもありました。私の講演会にお越しいただいた方には何度もお話させていただきましたが、私はここ数年講演等で「円高は一旦始まると5年間続く。今回の円高は金融危機の起点である2007年7月に始まったので、2012年で終了する可能性が高い。」と申し上げてきました(第288回 日にとって当のリスク:円安(2011年11月11日

    第316回 何もしない=マイナスの時代 - 堀古英司の「米国株式の魅力」:楽天ブログ
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    zoom_bolt 2014/03/09
    “毎月初発表される雇用統計では前月比の増減を見て「予想より数万人上回った、下回った」と市場は一喜一憂していますが、総数の傾向を見ると、いかにそれがナンセンスであるかという事が分かります。というのは総数
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