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  • 衆寡不敵(しゅうかふてき) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は衆寡不敵(しゅうかふてき)です。 しゅうかてきせず、少数では多数には、かなわない。と言うことです。 あたりまえじゃん! 戦の勝敗は兵の多寡(たか)にあらず、戦いを決するのは兵の多い、少ないではない、という言葉も有ります。 気合の問題?とにかく、どっちかが間違っているってこと? そうではありません、場合によりますよね、状況を良く見極めて使うべきですね。単に都合の良い方を使うのではなく、現実を良く考えて、その上で、結論として使うべきでしょう。 不利だからかなわない、と言うのなら、理由はなんでしょう、そして今後の対策はどうするのか?ここまでセットで使うべきです。 不利だけど勝てる、と言うのなら、理由はなんでしょう、感情論ではなく、自分も周囲のヒトも納得させられますか、上手く行かなかったときの代替案も説得力を増しますね。 そういうのは感情論になりやすいよね、勝てる可能性があっても、引いちゃう

    衆寡不敵(しゅうかふてき) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/28
  • 気息奄奄(きそくえんえん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は気息奄奄(きそくえんえん)です。 気息奄奄?えんえん?って? 奄は、おおう、かぶせる、とぎれる、ふさがる、たひまち、にわかに、突然に、久しい、なんて意味です。 奄奄は、薄暗いなんて意味もあります。 気息奄奄は、息も、たえだえな状態、死にそうな状態、大変苦しいさま、です。 えんえんと、くだらない話をする、とか言わない?突然とか、にわかに、って、なんかちがう気がする。 それは、延延(えんえん)、延々(えんえん)ですね。 あ、字が違うんだ。奄って字あんまり使わないもんな。 地名の奄美(あまみ)くらいですよね。 おお!天国に一番近い島!奄美!重要だ!奄ってどんな意味なの!全然さっきの奄の説明と奄美は、合わないよ。 阿麻弥久(あまみく)という神様が降臨した地だかららしいですよ。 おお、やっぱりありがたい所なんだ~☆ 出典は「文選」でした。

    気息奄奄(きそくえんえん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/27
    ありがたい場所なのに苦しいんですね!ん?奄美が??σ(´・д・`)
  • 意気消沈(いきしょうちん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は意気消沈(いきしょうちん)です。 失敗などをして、すっかり元気が無くなってしまっている状態、だね。 そうですね、その通りです。 なりたくないよね、失敗した時とか、悲しい時になるよね。 かえるさんは、あまり気にしないことにしてますけど。 そんなこと出来たら苦労しないよ。 気にしたら何がトクなんですか? でも、失敗してガッカリしている時に、何にもやる気しないしさ。 何もしないなら、のんびりを楽しまないと、何かに挑戦するなら、どうせ上手く行くだろ、ってやるしかないし。 失敗の後だから、上手く行くか不安じゃん。 じゃあ、やめて、違うことやりますか。 いや、やらざるを得ないけど。 じゃあ、悩んでも仕方ないですね。 意気消沈しても仕方ないけどさ。 まあ、人生はイロイロありますよ、意気消沈もあってもいいでしょう。 出典はわかりません。

    意気消沈(いきしょうちん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/26
  • 切歯扼腕(せっしやくわん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は切歯扼腕(せっしやくわん)です。 切歯扼腕???全く判らないな。 歯ぎしりをして、腕を組んで悔しがる意味です。 腕を組んで悔しがる? 秦王、政(せい)(のちの始皇帝)が、皇帝になる前に、暗殺を狙った荊軻(けいか)が、秦王を暗殺するには、秦王を信用させる為に、貴方の首が必要だ、と、樊於期(はんおき)に頼むと、樊於期は、腕を組み、片肌を脱いで、進み出て、それこそ、私がいつも歯ぎしりをして悔しがっていたことだ!と自ら首をはねました。 うわ~、すごいね。すごい覚悟だ。 でも、始皇帝は暗殺されてないよね。 そうですね。覚悟があってもダメなものはダメと言うことで。 でも、それほど樊於期は秦王、政の存在が悔しかったんだね。切歯扼腕、すごく悔しい、って意味だね。 そのとおりです。 出典は「史記」でした。

    切歯扼腕(せっしやくわん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/25
  • 悪戦苦闘(あくせんくとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は悪戦苦闘(あくせんくとう)です。 困難な状況で苦しみながら戦うこと、努力することです。 いやだな、いや、の一言。 うれしいことではないですね、でも、人生でそういうことの中から学ぶことは多いのではないでしょうか。 苦闘は、苦しみながら闘う、だから、そのままだけど、悪戦って? 悪戦も、苦闘も同じ意味です。 善戦健闘(ぜんせんけんとう)という言葉もあります。力を出し切ってがんばること、です。 お、なんかそっちの方がいい感じだな。 使い方を考えれば、悪戦苦闘の末、勝利した。とは言っても、善戦健闘したが惜しくも敗れた。みたいに負けたときに使いますよね。 そうか!善戦も、健闘も、だいたい敗者をたたえる言葉だな。 悪戦苦闘にも、努力するという意味も含まれていますからね。結局、勝ったときに良く使いますね。 う~ん、言葉は漢字の見た目だけでは分からない事もあるね。言葉はみんながどう使うか、が大切だね。

    悪戦苦闘(あくせんくとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/24
  • 阿鼻叫喚(あびきょうかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は阿鼻叫喚(あびきょうかん)です。 もう、地獄!!助けて!!って感じだね! ひっきりなし、のサンスクリット語を音写した阿鼻旨の略が阿鼻です。阿鼻地獄は、八大地獄の一つです。 叫喚は、叫び声のサンスクリット語を漢訳した言葉です。叫喚地獄も八大地獄の一つです。 とにかく、地獄なんだね。 阿鼻叫喚の意味は、とても悲惨な状況で泣き叫ぶさま、むごたらしいようす、です。 阿鼻叫喚の地獄絵図じゃん。とか、汚い部屋を見たときとかに言うよね。 正しいか微妙ですが、ナカナカの使い方じゃないですか。阿鼻叫喚がピッタリな状況にはお目にかかりたくないですね。 まったくだね。 出典はわかりません。

    阿鼻叫喚(あびきょうかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/23
  • 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)です。 ものすごく、たくさんがある。という意味です。 牛車で運べば、牛が汗をかき、家に積み重ねれば、棟木に届くほどがある。と言う意味です。 それほど勉強しているってこと? いや、がものすごく、たくさんある、という意味です。 唐の時代の文章家、柳宗元(りゅうそうげん)が、孔子の「春秋」について、評論したくだらないが、ものすごい量あって、そんな読みきれないが、汗牛充棟だ、って言ったのが、はじめです。 じゃあ、くだらないがたくさんある、って言うのがはじめなんだ。 でも、今では、がたくさんある、という意味です。 出典は、柳宗元の「陸通文先生墓標」でした。

    汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/22
  • 禽獣草木(きんじゅうそうもく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は禽獣草木(きんじゅうそうもく)です。 とり、けもの、くさ、き、と言うことで、命あるもの全て、という意味で使います。 まあ、いろいろ抜けているけれども、四字熟語だし、理解できますな。 禽は、鳥だよね、猛禽類(もうきんるい)、家禽類(かきんるい)以外あまり聞かないけれど。 そうですね、猛禽類は、他の動物を捕する性質のある鳥の総称ですね。 当然強いね。ワシとかタカ、ふくろうとかだ。 家禽類は、人間が飼育している、または愛玩に使っている鳥ですね。 渉禽類(しょうきんるい)は、水辺などの湿地で、歩いて採する鳥です。 走禽類(そうきんるい)は、主に地上で生活し、良く走る鳥です。にわとりなどですね。 え!にわとりは家禽でしょ! どっちにも入るんです。 水禽類(すいきんるい)は、游禽類(ゆうきんるい:カモ類など)のこと、広い意味では渉禽類を含むそうです。 游禽類は、水面に浮かんで、泳ぎ回る鳥、か

    禽獣草木(きんじゅうそうもく) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/21
  • 獅子奮迅(ししふんじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は獅子奮迅(ししふんじん)です。 物事に対処する姿勢、意気込みが凄まじく、周囲を圧倒するほどのさま、と言う意味です。 すごく真剣に仕事しているヒトには話しかけにくかったりするけど、そういう感じかな。 そうですね、もともとは、仏教の言葉で、お釈迦様が精神を集中し、雑念を捨て去った時の様子を語った言葉だそうです。 え~!なんかイメージ違うな!超強い軍人が戦っているようなイメージだった。奮迅って激しいイメージだよね? そうです、激しく奮い立つ様子です。 お釈迦様、怖いな。 出典は「大般若経」でした。

    獅子奮迅(ししふんじん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/20
  • 不撓不屈(ふとうふくつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は不撓不屈(ふとうふくつ)です。 意味は、どんな困難にも絶対くじけないこと、です。 意志が強い、の代表みたいな言葉だね。 撓まない(たわまない)、屈しない(くっしない)、ですからね。 撓む(たわむ)、って弓なりに曲がったりすることでしょ。 そうですね、飽きて疲れる、くじける、って意味もあります。 じゃあ、不撓だから、飽きても、疲れてもダメなの! では、疲れないようにのんびりと、 そういう意味ではありません。しっかりがんばるヒトのための言葉です。 出典は「漢書」でした。

    不撓不屈(ふとうふくつ) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/19
  • 狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)です。 思い切りが悪く、いつまでも悩んで決められないこと、です。 逡巡が、だいたい、そういう意味だよね。 狐疑は、キツネのように、疑い深い、と言うことです。 キツネは当に疑い深いの? キツネは大変頭の良い動物ですから、そう見えたんでしょう。 この言葉は、使うかね? 迷う、の代わりに使いましょう。狐疑逡巡することはなかった、とか、狐疑逡巡してしまったことを後悔している、みたいな感じですかね。 迷う、でいいんじゃない? はは、狐疑逡巡しませんね、会話ならそうですよね、ただ、文章によっては使い場所は結構有りますよ。 ああ、文章ね、なるほど。 出典はわかりません。

    狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/18
  • 不惜身命(ふしゃくしんみょう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は不惜身命(ふしゃくしんみょう)です。 しんみょうをおしまず、命を惜しまず、って過激な言葉だねぇ。命を惜しまないほどの決意、のことだね。命は惜しいよ。 この言葉は、もともとは仏教の言葉です、命を惜しまず、仏教の道に努力するものには、法華経(ほけきょう)を説きなさい、と書いてあるんです。 こういう言葉は、だいたい仏教だねえ、日当に仏教の根強い国なんだね。 そうですね、意味は、仏教に命を投げ打って努力すること。命を投げ打つような、心構え。です。 じゃあ、仏教の悪口を言ったり、やる気の無い人は? 法華経を説いてはいけない、って書いてあります。 押し付けはしないんだ。 出典は「法華経」でした。

    不惜身命(ふしゃくしんみょう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/17
  • 勇猛果敢(ゆうもうかかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は勇猛果敢(ゆうもうかかん)です。 勇ましく!そして強く、決断力がある!!って意味だよね。 その通りです、意味は、そう覚えてください。でも…。 でも、って何!でも、って何!これはいくらなんでもほめ言葉でしょう!! もちろんそう考えていいでしょう、ただ、元をたどれば中国の「漢書」が出典なのですが、皇帝に丞相(じょうしょう:古代中国の官僚の最高位、今の日で言えば総理大臣)が、皇帝の親戚と、その仲間を非難する時に使っています。 みな、優しいころなく、ヒトの道を外し、勇猛果敢。って言う感じで非難しています。 乱暴ものってこと? そういう意味で使われたのが始めなんです。その後、皇帝は、その人物の職をとき、故郷に帰らせています。 うむ~、言葉はどのタイミングで意味が変っちゃうのかね。 ただ、承相が皇帝に言ったのですから、表現としては、気を付けて言った、とも考えられますね。いい言葉で注意をうながす

    勇猛果敢(ゆうもうかかん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/16
  • 頂門一針(ちょうもんいっしん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は頂門一針(ちょうもんいっしん)です。 鍼治療にちなんだ言葉で、頂門は、頭の上、頭を意味します、そこのツボをついて治療することから、この言葉の意味は、ヒトの急所を上手くついた厳しい注意のこと、です。 ああ、言われると痛いこと、ね。そういう言葉が物事の質を突いてるんだと思うけど、なかなか聞けないよね。 そういうものですね。でも、何を言われたか良く考えれば、その言葉が自分のためになるか、ただのイヤミかは分かるはずです。 いや、分かっているけど、聞けないんだよね~☆ 耳の痛い忠告を、なるほど、と聞けるようになるには訓練が必要ですね。 出典は「筍卿論」でした。

    頂門一針(ちょうもんいっしん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/15
  • 抜山蓋世(ばつざんがいせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は抜山蓋世(ばつざんがいせい)です。 力は山を抜き、気は世をおおう、力が満ちて、意気盛んなこと、ですな、力強い。 その通りです。意味もそのとおりです。響きもかっこいいですね。 でもさ、この言葉って、辞世の句に入っていたんだよね。 そうですね、オレも昔は強かったなー、みたいな使い方ですね。 昔の中国の漢の国を作った劉邦(りゅうほう)に負けた、項羽(こうう)が最後の戦いの前に、愛する女性に読んだ「垓下(がいか)の歌」に読まれています。 すごく簡単に言うと、超強かった俺も(ここが抜山蓋世)、今は、運もタイミングも悪い、馬も行こうとしないし、馬が行こうとしないんだから、しかたないじゃん、そんなことより、そなたの事をどうすればいいんだろう。みたいな詩です。 もっとカッコよく出来ないの、項羽嫌いなの? 好き、と言えば嘘になりますね、軍師の范増(はんぞう)の言う事をもう少し聞いていれば勝ってたかもし

    抜山蓋世(ばつざんがいせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/14
  • 極悪非道(ごくあくひどう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は極悪非道(ごくあくひどう)です。 それはもう、ってくらい、分かりやすい言葉だね。極悪は、すごく悪い、非道は、みちにあらず、悪くて、人の道に背いてる、ってことだね、究極の悪だね。 その通りです。もう、ぜんぜん、救いようの無い、悪ですね。ちなみに悪、と言う字は、上の部分の亜は、地下の墓室を表しています、そして、下の部分の心は、気持ちなどを表します。死者の住む場所だから、生きている人間にとっては、いやな感じ、いやな気持ちってことですね。 だから、なんか嫌な気分だから、悪なんだ。なんか思ったほどの悪じゃないな、悪とは別に亜って漢字もあるじゃん。 同じ、成り立ちで、どちらも地下の墓室です。亜はそれに次ぐ、のような、その下に位置する、というような意味がありますね、良くないもの、とも言えますね。 なんか、ひょうしぬけ、だなあ。 昔のヒトにとっては、異世界のように怖いものに感じたんじゃないでしょうか

    極悪非道(ごくあくひどう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/13
  • 孤立無援(こりつむえん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は孤立無援(こりつむえん)です。 聞くだけで、いやだね。ひとりぼっちで、助けが無い、ってことだね。 そうですね、孤立はひとりぼっち、無援は助けが無い、ということですね。 無援がいやだな、孤立して無くても、無援はありえるからね。 たしかに、友達がたくさんいるようでも、いざ困った時はどうなるか分からないですからね。まあ、こっちも迷惑もかけたくないし。 人生を考えたくなるな。 ただ孤立無援の出所は「後漢書」の班超(はんちょう)というヒトの話なのですが、軍人で、孤立無援だけど、活躍したお話なんです。 あっ、そうなんだ。 出典は「後漢書」でした。

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    zorazora 2017/01/12
  • 白河夜船(しらかわよふね) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は白河夜船(しらかわよふね)です。 なんか風流な感じだね。 すっかり眠りこけてしまうこと、知ったかぶりをすること。を意味します。 え、そうなの? 白河、というと、観光で有名な東北の白河小峰城を思い出す方も多いでしょうが、この話は京都の白河(白川とも書く)のお話です。 京都見物をしてきた、とウソを言った人が、白河と言う地名のことを聞かれて、川とカン違いをして、夜中に船で通っただけだから分からない、と答えて、ウソがばれたという話です。 え、白河って地名の観光地は分かるよ、でも、京都って白川って川あるよね? そうなんですよね、この白河夜船の説明を聞くと、白川って、無いみたいだけど、あるんですよね、でも、船くだりは出来ないそうです。 それで、当に行っていないってバレたのか、でも、それでなんで、眠りこけていた、って意味になるの? 何も分からない=眠りこけている、ってことです。 寝ている位、なん

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    zorazora 2017/01/11
    初めて知りましたけど、よく白川夜船を漕いでます!
  • 言語道断(ごんごどうだん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は言語道断(ごんごどうだん)です。 もう、口に出来ないような、ひどいこと、悪いこと、びっくりするようなこと、だね。 その通りです。 今は、こんな使い方は、あまりしませんが、もともとは、仏教の口では伝えられない深い真理を意味していました。 なるほどね、口では表せないから、言語道断か、言葉にする道は断たれているってことか。 昔は、言葉に出来ないほど素晴らしい、って意味でも使ったようです、平家物語のころです。 どっちの意味もあるなんて使いにくいね。 さすがに言語道断は悪い意味の方が通りがいいんじゃないですか。誤解の元じゃないですかね、でも、間違いではありませんよ。 まあ、相手をほめるつもりで、言語道断だね、って言って、嫌われたら損だけど。言葉は難しいね。 出典は「維摩経」でした。

    言語道断(ごんごどうだん) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/10
  • 戦戦兢兢(せんせんきょうきょう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」

    今回は戦戦兢兢(せんせんきょうきょう)です。 知ってるよ!超ビビッてる、ってことでしょ! そうですね、合ってます。でも、来は、恐れる、に加えて、驕(おご)ることなく、良く考える、と言う意味も大いに含んでます。ただ、今では、おっしゃるとおり、びくびくしている様子、という意味も両方通ります。 え、じゃあ、もとは良い意味だったの? そうです、「詩経」が出典なのですが、良く考えて、慎重に、という意味で使われています。 恐恐とも書くよね。 兢兢が常用漢字じゃないので、そう書くこともあります。全く問題ありません。 戦戦は、おそれ、おののくさま、兢兢は、おそれ慎む、安心できないさま、と言う意味です。戦は読み方は、いくさ、戦(たたか)う、戦(おのの)く、戦(そよ)ぐ、セン、です。兢の読み方は、キョウ、競(つつ)しむ、競(おそ)れる、です。 でも、恐の読み方は、キョウ、恐(おそ)れる、恐(おそ)ろしい、怖

    戦戦兢兢(せんせんきょうきょう) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
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    zorazora 2017/01/09