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抜山蓋世(ばつざんがいせい) - かえるさんとにわとりさん「四字熟語」
今回は抜山蓋世(ばつざんがいせい)です。 力は山を抜き、気は世をおおう、力が満ちて、意気盛んなこと... 今回は抜山蓋世(ばつざんがいせい)です。 力は山を抜き、気は世をおおう、力が満ちて、意気盛んなこと、ですな、力強い。 その通りです。意味もそのとおりです。響きもかっこいいですね。 でもさ、この言葉って、辞世の句に入っていたんだよね。 そうですね、オレも昔は強かったなー、みたいな使い方ですね。 昔の中国の漢の国を作った劉邦(りゅうほう)に負けた、項羽(こうう)が最後の戦いの前に、愛する女性に読んだ「垓下(がいか)の歌」に読まれています。 すごく簡単に言うと、超強かった俺も(ここが抜山蓋世)、今は、運もタイミングも悪い、馬も行こうとしないし、馬が行こうとしないんだから、しかたないじゃん、そんなことより、そなたの事をどうすればいいんだろう。みたいな詩です。 もっとカッコよく出来ないの、項羽嫌いなの? 好き、と言えば嘘になりますね、軍師の范増(はんぞう)の言う事をもう少し聞いていれば勝ってたかもし
2017/01/14 リンク