佐賀県は22日、以前にセクハラ行為をした相手の臨時職員女性(当時)に対し、交流サイト「フェイスブック」で友達申請を繰り返してつきまとったとして、県土づくり本部の40代男性係長を停職1カ月の懲戒処分にした。 県職員課によると、係長は昨夏、カラオケ店で臨時職員の女性2人の体を触るなどセクハラ行為をしたとして停職3カ月の処分を受けていた。 今年3月3日、被害女性の1人のフェイスブックページを見つけ、「友達承認してください」などのメッセージや女性の日記への感想を計5回送信した。女性から同月5日、「弁護士に相談します」とメッセージを送られると、「ごめんなさい」と返信。それ以後、メッセージは送っていない。 女性は、契約期間終了で3月に退職。5月下旬に、女性が同課に報告して発覚した。女性は弁護士や警察にも相談しているという。 係長は「メル友、友達になりたかった。自責の念でいっぱいで、申し訳ない」と話して