相模原市中央区の米陸軍相模総合補給廠(しょう)で24日未明に起きた爆発火災で、記者が同日午前、2回にわたって上空から様子を確認した。 1回目は夜明け前の午前4時ごろ。暗い敷地内では、10台前後の車の回転灯がともっていた。投光機の光が敷地中心部の建物を照らし、うち一つの建物の上部から炎のようなものが見えた。 午前6時ごろに2回目の飛行。すでに火は見えなかった。爆発があったとみられる正方形の倉庫の建物の屋根は、4分の1ほど穴が開いた状態に。骨組みがあらわになった倉庫内部は黒くすすけ、辺りには屋根の残骸とみられるものなどが飛び散っていた。消防車と救急車が数十メートル離れた場所にとまり、消防隊員らの姿も見えた。 補給廠はJR横浜線の線路沿いにあり、相模原駅の北側。周辺には高層ビルやマンションが立ち並び、学校や商業施設もある。