高知のニュース 新型コロナウイルス 医療・健康 高齢者 新型コロナ急増 高知県内で拡大の恐れ 県が注意喚起 2024.07.10 17:51
旧日本陸軍の荒木貞夫大将ら4人のA級戦犯(いずれも故人)が自らの戦争責任などについて語ったラジオ番組の音源が、このほど見つかった。番組の中で4人は「敗戦はわれわれの責任ではない」「戦争中にあったことをいつまでもグズグズ言うのは間違いだ」などと述べている。番組のプロデューサーだった水野繁さん(92)=奈良市=は高知新聞の取材に「憲法改正を望むなど4人の姿勢は、今の安倍(晋三)内閣に相通じる点がある。国民の置かれていた状況が戦前と同じになっていないか、危惧している」と語った。 【写真】ラジオ番組「マイクの広場 A級戦犯」のプロデューサーを務めた水野繁さん。「民主主義にとって大切なものは何か考えてほしかった」(大阪市北区) 番組は「マイクの広場 A級戦犯」で、約30分間。関東地方をエリアとするラジオ局・文化放送(東京)が1955年に録音し、56年4月に放送した。音源は最近、水野さんが知人から託さ
戦後五十五回目の夏、平成十二年八月十八日からの三日間、南国市で「第四回戦争遺跡保存全国シンポジウム」が開かれる。かつて高知海軍航空隊が設置されていた高知空港周辺には、当時をしのばせる戦争遺跡が数多く残る。風化する戦争体験をよそに掩体壕(えんたいごう)やトーチカは、五十五年間の風雨に耐えている。シンポを通じてあらためて注目を浴びる空港周辺の戦争遺跡を紹介する。 ◆空襲から守る目的 早場米の産地、南国市の高知平野では既に稲刈りが進んでいる。炎天下、大平洋から吹き抜ける風に黄金色の稲穂が揺れ、稲の香りが漂う。その中に立つ巨大な灰色のコンクリート製の掩体壕(掩体とも呼ばれる)は異質なコントラストを醸し出す。 掩体壕は戦時中、航空機を米軍の空襲から守るために建設された。計四十一基があったが、木製のものは敗戦後に解体され、コンクリート製九基のうち現在、七基が残っている。最大の掩体壕は高さ約十メートル、
漫画王国高知から新たな才能――。人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」が募る新人漫画賞で、高岡郡津野町船戸の古味直志さん(20)の作品「island(アイランド)」が見事準入選を果たした。月1回の同賞は40回以上を数えるが、まだ入選作はなく、準入選も2人目。快挙は誌面で「編集部騒然!! 驚愕(きょうがく)の才能現れる!!」と紹介され、作品は1月発売された同誌の増刊号「赤マルジャンプ」に掲載されている。 小さいころから絵が得意で漫画を描くことが大好きだった古味さん。年中漫画のことばかり考えて過ごす子どもだった。 梼原高校時代は美術部の仲間と「ひたすら楽しく漫画を描いた」。そして抱き続けた漫画家への夢をかなえるため、兵庫県の専門学校の漫画学科へ進んだ。専門学校には才能にあふれる級友たちがごろごろ。それでも「ライバルができたのがうれしかった」と、さらに研さんを重ねた。 転機は一昨年の7月。漫画の編集者
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