⇒「Wired, Weird」連載バックナンバー一覧 前回に引き続き、『バッテリーを逆接してしまった』という12V水中ポンプ用ポンプコントローラー基板の修理の様子を報告する。前回はトランジスタを短絡して電源を印加したら、パスコンのタンタル電解コンデンサー(以下、タンタルコン)から白煙が出た。このタンタルコンは短絡破損していた。 実装されていたICの動作を確認する 実装されていた2つのICの動作も調べた。すると、モータードライバの「MC33035」が、8番ピンのRef電圧(6V)が出ていなかった。どうやら、このICも壊れているようだ。MC33035の端子情報を図1に示す。 CMOS ICの「MC4093」(シュミットNAND)は入出力の論理のNOT ANDが合っていなかった。やはり、2個のICともに破損しているようだ。破損していないICを入手して交換する必要があるが、費用はあまりかけたくない