ブックマーク / lessor.hatenablog.com (41)

  • 「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい

    相模原の入所施設で凄惨な事件が起きた。障害者支援をしてきた者(かつ事業所の経営者)として、考えさせられることが多すぎて、2日のあいだ(職場の中でさえも)コメントできずにいた。 今回、亡くなられた方たちは性別と年齢のみが報じられている。このことについて、朝日新聞のヨーロッパ特派員によるツイートが強く批判されているのを見て、自分たちにとっての課題を少し記しておきたい、と思った*1。 神奈川県警「現場が障害者の入所する施設で、氏名の非公表を求める遺族からの強い要望があった」→匿名発表だと、被害者の人となりや人生を関係者に取材して事件の重さを伝えようという記者の試みが難しくなります。 https://twitter.com/shiho_watanabe/status/758178708859527168 これまで犯罪被害者の遺族に対する執拗な取材が、悲しみに暮れる人々に追い討ちをかけたり、誰のため

    「障害者」のリアリティをもって抗いたい - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2016/07/28
    “自分はもともと被害者どころか加害者の実名報道にさえも否定的な立場である。起きた現実を正しく伝えるのに名前は関係ない”
  • 「ボーダー児」と親の孤独を描いたマンガを読んで - 泣きやむまで 泣くといい

    はざまのコドモ 息子は知的ボーダーで発達障害児 作者: 沖田×華,君影草出版社/メーカー: ぶんか社発売日: 2015/12/15メディア: 単行この商品を含むブログ (2件) を見る 偶然に書店で見つけた沖田×華の新作。ノンフィクションコミックエッセイ。原作者である君影草さんが、作に登場する子どもの母親である。ちなみに、原作は『はざまのセイカツ』というタイトルで、ウェブ上に公開されているマンガ。メジャーなマンガ家が描き直す「ワンパンマン方式」とでも言おうか。 障害児の子育てについて親の目線で描いたマンガはこれまでにもいくつかあったと思うが、いわゆる「ボーダー」の子ども(と親)の苦難を描いたものは読んだことがなかった。医学的な診断としては「障害」とみなされないが、学校生活や社会生活上でうまくやっていけない人はたくさんいて、その人たちは境界線上にいるという意味でしばしば「ボーダー」などと

    「ボーダー児」と親の孤独を描いたマンガを読んで - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2015/12/22
  • 「この子は障害児じゃない」が否定するもの - 泣きやむまで 泣くといい

    なんで「この子は障害児じゃない」とか軽々しく保護者に言う「事業所」があるのだろう。さらに親の育て方を責めはじめるとか、自分の理解を超えている。 「障害」を診断のように「客観的」な基準に基づこうとするものとしてとらえずに、個人の主観が入り込むことをひとまず認めるとしよう。その支援者からみて「障害児」でない子どもがいたとして、それを「障害児じゃない」ということにいったいどんな意味があるのか。 事業所に来るのは、親が悩んでいるからであり、子どもが困っているからだ。「障害じゃない」なら当事者の感じている困難さは幻なのか。親は「うちの子が障害児だから支援してほしい」と願っているわけではなく、ただ「困っているから支援してほしい」のである。 にもかかわらず、ただ「困っている」と訴えるだけでは十分な支えが得られずに、あれやこれやと責任を問われる。そこで、支援を得るための根拠として「障害」というラベルを徐々

    「この子は障害児じゃない」が否定するもの - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2015/04/09
  • 転ばぬ先に杖をつくには - 泣きやむまで 泣くといい

    地域で昔から続いている行事に参加する。 きっと多くの地域でまだ行われているであろう障害者向けイベント。行政が中心となって企画して、地域に暮らす障害児者や支援者が体育館とかに集まって、簡単なレクリエーションして、みたいな。 しばらくぶりに出会った保護者がたくさんいて、じっくり話を聞く。みんな1年から数年くらい話す機会がなかった人たち。子どもはみんな成人している。ほとんどの生活が大きく変化していて、少し驚く。もちろん学齢児でも変化はあるが、これほどの割合にはならない。そして、どこもが必要な支援をうまく得られずに苦労している。 障害をもつ人が20代半ばから後半くらいになり、親自身が、あるいは祖父母が体や心を痛めていく。家族の中に元気な者がひとりぐらいはいるからどうにか保たれている生活状態。もうひとり倒れたらどうなるのかと思われる家ばかり。 これほど厳しい状況にありながら、支援がもっと優先的に受

    転ばぬ先に杖をつくには - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/10/27
  • コンサルからDMが届く福祉 - 泣きやむまで 泣くといい

    先週末に事務所のポストを開けると、透明のビニールに包まれたA4サイズのDMが。捨てるのにビニールと紙の分別だけしようと封を開けて、手が止まる。 ついに障害児を支援する「放課後等デイサービス」の起業や経営改善を促すセミナーの案内がコンサルから届く時代となったのだ。半日でウン万円。ちなみに場所は東京。こちらは関西某所である。受講には合計いくらかかるのだろうか。 ご丁寧にも短めのレポートがついている。もちろん事業の社会的な価値も伝えているものの「うまくやれば儲かりまっせ(大意)」とアピール。単なる「預かり」ではなく、「療育」で付加価値をつけて、他事業所と差別化していくことの重要性を説いている。 ああ、このようにして当事者のニーズから学ぶのではない事業所が増えていくのだな、と思う。 まだ利用者がひとりもいない状態であるのに、毎日の「プログラム」を強調したり、パンフレットのビジュアルがとてもきれいだ

    コンサルからDMが届く福祉 - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/07/15
  • 誰か教科書を書いてください - 泣きやむまで 泣くといい

    臨床心理学第13巻第4号-特集 対人援助職の必須知識 発達障害のアセスメントを知る 作者: 辻井正次出版社/メーカー: 金剛出版発売日: 2013/07/10メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見る発達 第131号 特集:子どものためのアセスメント 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2012/07メディア: 単行この商品を含むブログを見る小児内科 2013年 08月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 東京医学社発売日: 2013/08/08メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る子どもの理解と支援のための発達アセスメント (有斐閣選書) 作者: 郷一夫出版社/メーカー: 有斐閣発売日: 2008/08/04メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (4件) を見る発達障害者支援とアセスメントに関するガイドライン(アス

    誰か教科書を書いてください - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/06/14
  • 親の遠慮にも配慮してほしいとは思うけれど - 泣きやむまで 泣くといい

    学校には連絡帳というものがある。仕事上、しばしば目にする。 自分が子どものとき、親と教師の間でどんなやりとりがなされていたのか、ほとんどもう記憶がない。いま小学校などで一般的にどんな使われ方をしているのかもよく知らない。それでも言えることとして、障害をもつ子どもの親にとって先生と交わす「連絡帳」の意義というのは、一般的なそれよりも大きなものではないかと思う。 なぜなら、帰宅後に学校での出来事を話せる子どもばかりではないから。そんな報告ができるのは、むしろ少数派だろう。報告やコメントというのは高度なスキルが求められる営みであって、とりわけ言葉をもたない子どもにとっては難しいコミュニケーションである。 学校でどんな授業があって、子どもがどう学んでいるのか。連絡帳に書かれている内容が親にとっての数少ない情報源となる。連絡帳は一方向的なものではなく双方向のものであるから、熱心な保護者は家での出来事

    親の遠慮にも配慮してほしいとは思うけれど - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/06/11
  • 彼らは介護職として定年まで働き抜けるのだろうか - 泣きやむまで 泣くといい

    介護職の賃金 平均より約9万円低い http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140423/k10013963301000.html (介護施設で働く人の賃金について)去年10月の時点で正規職員の賃金の平均は月額で20万7795円と、すべての産業の平均(29万5700円)よりおよそ8万8000円低かったことが分かりました。 また、サービス残業をしていると答えた人が61%に上り、月に10時間以上、サービス残業をしているという人も23%を占めました。 ここでの「介護」は高齢者介護と思われるので、障害福祉とはまたずいぶん状況が違うかもしれないけれど、サービス残業がこんなに少ないの?と思ったのが第一印象。どこに調査票を配布して、どう回収したのだろうとよく読むと、 この調査は労働組合の全労連が全国の介護施設で働く人を対象に調べたもので、6300人余りから回答を得ました。 あ

    彼らは介護職として定年まで働き抜けるのだろうか - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/04/24
  • 子どもにとって集団ってそんなによいものだろうか。 - 泣きやむまで 泣くといい

    公園で子どもたちと全力の鬼ごっこをする。もちろん仕事で。 もう何年も続けてきているのだが、自分が主に関わっているのは特定の支援が必要な子どもである。年月が経つにつれて、周囲の環境は変わる。特に「お友だち」の顔ぶれは変わっていく。 公園でいっしょに遊んでいる子どもたちの中に「発達の気になる子」は他にもいて、うまくいけばみんなが正しく人との関わり方を学べる場になる反面、下手をすると互いに傷つけたり傷つけられたりするコミュニケーションが加速していく。 低学年のうちは同級生の集団でうまいぐあいにやれていたが、多くの子どもは年齢があがってくると公園では遊ばなくなる。自分の印象では、年齢があがってきたのに公園で遊び続けている子どもの中に「気になる子」は多い。発達の凸凹が見られることもあるし、家庭環境の問題が垣間見えることもある。 「気になる高学年」と「その他たくさんの低学年」が交わるようになってきたの

    子どもにとって集団ってそんなによいものだろうか。 - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/04/09
  • 「おそれを知って、できなくなる」という成長 - 泣きやむまで 泣くといい

    「できていたことができなくなってしまうこと」は、一般にはあまり肯定的に捉えられない。 なぜできなくなったのか。およそ人間の能力というのは若いあいだ、伸び続けるか、せいぜい横ばいであると思われていて、できなくなるのは「老い」や「障害」の負の側面と理解されているのだろうと思う。 ところが、若いうちにも「できていたことができなくなってしまうこと」はある。障害をもつ子どもたちと関わっていれば、しばしば直面する事態なのだけれど、もっと普遍化することだってできるのかもしれない。「新たな体験へと踏み出していくことができなくなった」とか「挑戦する意欲がなくなった」とか言えば、多くの少年や青年にとっても耳慣れた話なのではないか。 さまざまな脳機能の障害の中には、実際に「かつて獲得していた能力が失われる」ためにできなくなってしまうケースがあって、それを前向きにとらえていくのはなかなか難しいことである。しかし、

    「おそれを知って、できなくなる」という成長 - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/04/03
  • 白黒つけずに揺れ続けることのススメ - 泣きやむまで 泣くといい

    の紹介をしたいのだが、はじめに少しだけ説明がいる。 今から10数年前、障害児の地域生活を支える仕組みというのはほとんど無いに等しかった。切羽詰まった親や福祉関係者、ボランティアなど危機感を抱いた人々は各地で取り組みをはじめる。もちろん持続可能な運営を続けていくのは簡単ではない。 そのうちに一部の自治体が脆弱ながらも仕組みを作りはじめる。公費が入れば、自由な支援はできない。制度上でやってよい支援とやってはいけない支援が生まれる。わずかばかりの金をもらうがための代償を感じながら、それでも何もない時代よりは前進しているのだと自らを納得させながら支援は生み出されていった。 そのような中、北海道で一切の公費を受けずに障害児の支援をするところが現れた。入所施設を飛び出した女性が作ったのだと言う。あっという間に有名になった。その名は『ぴっころ』。時間あたりの単価を決め、あとは利用者がスタッフをどのよう

    zu2
    zu2 2014/02/26
  • 生きづらさを「程度の問題」として捉えること - 泣きやむまで 泣くといい

    別のについて何か書こうと思っていたのだけれど、さっき風呂の中で一気に読んだコミックエッセイに考えさせられたので、そちらを。良いマンガだった。 今日もかるく絶望しています。 落ち込みがちガールの日常コミックエッセイ (メディアファクトリーのコミックエッセイ) 作者: 伊東素晴出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー発売日: 2014/01/17メディア: 単行この商品を含むブログ (5件) を見る 書店で表紙や帯などを目にした限り、ああ社会の中で生きていくのが苦手なタイプの人の話なのだろう、と思ったのだ。個人的に心をつかまれたのは帯に描かれた「疑心暗鬼がデフォルトです」というコマだった。「この人どうしてこんなに楽しそうに喋ってくれてるんだろう……内心私と話しててもつまんないって思ってたらどうしよう」。 「相手から自分はどう思われているか」について深く考えすぎる。それも悪

    生きづらさを「程度の問題」として捉えること - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/02/22
  • 「子どもをテレビで試す」ことのリスク - 泣きやむまで 泣くといい

    「探偵!ナイトスクープ」は放送されている地域とそうでない地域があるだろうけれど、今夜の放送を見ながらtwitter上の反応を見ていて、いろいろ気になったので書いておきたい。 ナイトスクープそのものの番組内容はよく知られているだろう。視聴者からの依頼をタレントの「探偵」が調査して解決する、というスタイル。今夜の3目は「うちの息子はどこまでついていく?」のタイトルで、番組サイトに説明文があった。 4歳の息子は社交的過ぎて怖いもの知らずで、すごく困っている。電車に乗れば誰にでも話しかけ、買い物に行けばふらっとどこかに行き、迷子と思われては係員の方に連れて行かれそうになる。とにかく、知らない人でも仲良くなれば、その人について行ってしまうため、一瞬たりとも目を離せない。放っておくと、この子はどこまでついて行ってしまうのか。子育ての決意と今後の参考のために、一度、安全な状況で確かめさせて欲しい、とい

    「子どもをテレビで試す」ことのリスク - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/02/02
  • 「こんな迷惑をかけられた」からの差別は手強い - 泣きやむまで 泣くといい

    グループホーム開設反対運動の件は、一日待ったら追加取材の記事がNHKから出てきた上に、自分がブログで紹介しようと思っていた調査を行なった研究者までその記事中に登場。なんというタイミング。 相次ぐ障害者ホーム反対の背景は http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_0127.html 調査結果については、twitterで少し紹介したが、量的調査が難しい領域だとも思う。どのように変数を設定すれば、コンフリクトが生じやすい「地域」像を浮かび上がらせられるのか。「新興住宅地」で多い、というのは何となくわかるが、個々の懸念や不安が大きな運動へと変わっていくダイナミズムを説明するものにはなっていない。「世代」もどのぐらい影響しているのか。良質な事例研究をたくさん読みたいとも思う。 解決策が「仲介者」に求められるのは事後対応として仕方ない。一方で、この種の話題

    「こんな迷惑をかけられた」からの差別は手強い - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/01/28
  • 某遊園地の対応もなかなかだった、という話 - 泣きやむまで 泣くといい

    シリコンバレーの帽子屋が話題になっている。 自閉症と言っただけで、見事な対応をした帽子屋さん http://d.hatena.ne.jp/kuboyumi/20131230/1389076318 自閉症や知的障害の方たちの外出支援をしている人たちならば、きっとそれなりにエピソードは出てくるのではないかと思う(うれしいものも、悲しいものも)。「他でもこういう対応をしてもらえたら感動する」という事例を関係者が開示していくのも大事なのではないか。以下は、保護者からの了承も得て、他にも少し書いたことのある話。 某遊園地でのこと。ステージでのショーがある。歌のおにいさんおねえさんとキャラクターたちが出演するショーは、親子連れに大人気だ。自分はヘルパーとして「利用者」の彼としばしば遊園地に行き、いっしょに見ていた。 ショーの後半になると、歌のおねえさんが観客の子どもたちにステージにあがるよう呼びかける

    某遊園地の対応もなかなかだった、という話 - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2014/01/09
  • 「情熱的なボランティア」の後始末 - 泣きやむまで 泣くといい

    自分が勝手に師匠として仰いでいた支援者は、今年のはじめに亡くなった。大きな法人の設立者でもあり、何も障害福祉が存在しなかった地域の開拓者でもあり、実質的な経営者でもあった。知的障害者支援の業界ではよく知られた人である。 「必要なものは創る」「必要なことはする」精神で、次々と新しいものを先駆的に作っていった。障害福祉の制度もほとんど整っていないぐらいの時代。彼は「運動」という言葉を好んで使い、仕事としてというより社会の一成員として障害者のためにできることを為そうとした。地域から、障害者から、家族から期待されて、どんどん組織は大きくなり、多くをより若い支援者たちに委ねるようになっても、地域の中で知的障害の人たちとともに暮らしていた。すべてを支援のために投げ打っていたような暮らしぶりだったが、障害者とともにいることが彼にとっての幸せであったのだろうと思う。 「社会福祉」を、貧困・低所得の問題と切

    「情熱的なボランティア」の後始末 - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2013/12/10
    勉強会なんかもそうかもなあ /
  • この国の「空き家」を駐車場にしないために - 泣きやむまで 泣くといい

    もうどれだけ前から言及してきたのかもよく覚えていないが、子どもたちが過ごす「場所」について、ずっと地域でもがき続けている。 数年にわたって場所探しをしてわかったのは、「少しばかりの改修で、子どもたちにとって居心地のよい環境となるような物件なんて、ない」ということだった。おかげで大きな金額の確保を求められている。全国どこでも同じ状況であるかどうかは断言できない。ただ、地方自治体ごとに定められる都市計画や条例を除けば、建築基準法や消防法など同じ法律に縛られることに違いはないから、似たような苦しさを抱えている地域は他にもたくさんあるだろう。 子どもが放課後に過ごす場所でも障害者が家を出て暮らす場でも働く場でもよいのだけれど、福祉関係の法律に乗っ取って複数名が過ごすことになると、それは一気に「福祉施設」や「寄宿舎」として扱われるようになる。たとえ少人数であったとしても。 さまざまな特性をもつ人たち

    この国の「空き家」を駐車場にしないために - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2013/11/26
  • 「親学」「人間力」、そして次に来たのは… - 泣きやむまで 泣くといい

    かねてから「親学」で、最近は「人間力」でも話題の文部科学大臣であるが、大きく報道されないところでも、ずいぶんと迷惑で「今さら」感あふれる話題を提供している。「人間力」の話よりも具体的な話で、個人的にはとても不安が大きい。「子ども・子育て支援」関係者も、以下で紹介するような動きには危機感をもったほうがよいのではないか(その「内容」以上に「手法」に対して)。前回の更新でも触れたのだが、中途半端な記事になったので、もう一度書きたい。 「子ども」は「子供」になったんだ https://twitter.com/h_okumura/status/359886223088689152 記事の全文をちゃんと読みたい人はこちらをどうぞ↓ http://blog.goo.ne.jp/11kitano22/e/9e49307281f3a54983771cdbd7aa54a6 要するに、文部科学省が公用文中でこれ

    「親学」「人間力」、そして次に来たのは… - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2013/07/26
  • 参院選マニフェスト比較2013(障害者分野) - 泣きやむまで 泣くといい

    選挙前恒例のマニフェスト比較です(参考:衆院選2012、参院選2010)。 どこからどこまでが障害者関連政策であるのか、というのも難しい線引きなのですが(特に社会保障関連はほとんどが結びつくので)、ひとまずわかりやすく「障害者」「障害」などの言葉が含まれる内容部分に限っていることをご了承ください。また「マニフェスト」という言葉も全政党が嫌っているようで別の表現を用いていますが、でもまあ要するにマニフェストだと思うので、そこもご容赦ください。 以下、参議院の議席数順に並べていきます(ので、悪い意味で注目のあの党は最後のほうです)。なお、もし誤りや見落としなどあればご指摘ください。修正します。 (7/5 末尾に現有議席のない政党を追加しました) (7/20 比例区の参考になるエントリをあげました→こちら) 民主党 http://www.dpj.or.jp/policies/manifesto2

    参院選マニフェスト比較2013(障害者分野) - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2013/07/04
  • 「リード」をつけられて歩く子どもをはじめて見た - 泣きやむまで 泣くといい

    先週末のことである。これまで子どもと関わる仕事を続けてきて、街なかでも子どもの姿にはよく注意を向けてきたつもりだったが、「リード」をつけられて歩く子どもをはじめて見た。 リードとか「ハーネス」とか言うらしい。Amazonで調べてみると、幼児用にけっこうたくさんの商品が出てくるから、需要は高いのだろう。「迷子ひも」なんて呼び名もあるようだ。リュックサックにヒモがついたようなものもある。自分が見たのは、リュックなどがついていないために、もう当に「ヒモでつながれている」感じが目立つものだった。ヒモ部分も1メートルぐらいはあり、親子の身長差を補うというレベルでもない。 そのようなものを使うことがあるらしい、と聞いたことはあった。ネット上で調べると、実際に活用している親によるコメントも簡単に見つけられた。その内容はと言えば、想像通りで、「虐待だと説教された」「嫌味を言われた」など、周囲から否定的に

    「リード」をつけられて歩く子どもをはじめて見た - 泣きやむまで 泣くといい
    zu2
    zu2 2013/06/05