プログラムによる操作でないことを証明するために使われる画像認証「キャプチャ(CAPTCHA)」に、写真の中から独裁者を選ぶ認証が登場し、話題になっている。米プロンストン工科大学がビッグデータの収集用として新たに開発、追加した。 キャプチャは、歪んだ文字や数字を読み取って入力したり、写真の中から道路標識や自動車が写るコマをクリックして選ばせたりする認証方式の一種。これらの画像は機械認識が難しいことから、不正ログインを防いで安全性を高める技術として使われている。また、人間にしか読み取れない特徴を応用して、機械が読み取れない文書を電子化するのにも一役買っており、これまで世界中で10億件以上のデータ入力が行われたという。 新しく登場した「独裁者認証」も同じく、人間にしか読み取れない特徴を利用している。縦横4マスずつ、計16マスで表示される世界各国の政治家の写真から、独裁者や独裁者になりそうな人物が