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ブックマーク / www.igaku-shoin.co.jp (15)

  • 東日本大震災被災者の 健康調査から見えてくること 医学書院/週刊医学界新聞(第2969号 2012年03月12日)

    【寄稿】 東日大震災被災者の 健康調査から見えてくること 坂田清美(岩手医科大学医学部衛生学公衆衛生学講座教授) 東日大震災による死者・行方不明者数は,2012年1月17日現在1万9237人で,戦後最悪の自然災害となった。最大で40万人以上が環境の劣悪な避難所に避難せざるを得ない状況が発生した。岩手県では1月17日現在で,大槌町が人口の8.6%,陸前高田市の7.9%,山田町の4.1%,釜石市の2.7%,大船渡市の1.0%が犠牲となった。死者・行方不明者数は陸前高田市1852人,大槌町1307人,釜石市1055人,山田町769人,宮古市534人,大船渡市427人で,県全体では6034人に上り,いまだに1367人が行方不明となっている。 岩手県では被災状況が最も深刻な大槌町,陸前高田市,山田町の3市町約1万人を対象に,厚生労働科学特別研究として被災者の健康に関する長期追跡研究を実施している

    東日本大震災被災者の 健康調査から見えてくること 医学書院/週刊医学界新聞(第2969号 2012年03月12日)
    zundamoon07
    zundamoon07 2012/04/05
    生活習慣病のリスク管理により脳卒中・心疾患の発症を予防することと,肉親や友人を失ったことにより悪化しているメンタルヘルスを改善しながら,経済苦等の不安要因を軽減させる施策により自殺を予防すること。
  • BMIが,医療の新領域を拓いていく | 2012年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    対談・座談会 吉峰 俊樹,川人 光男,里宇 明元,佐倉 統 2012.01.02 週刊医学界新聞(通常号):第2959号より 医療をはじめ,私たちの生活を大きく変えることが期待されるBMIの技術。その研究開発には,多くの学問領域がかかわっている。文化的背景や価値観の違いなど,たくさんのハードルを乗り越え,志を一つに技術を大きく発展させてきたのが,日のBMI研究グループだ。座談会では,多分野連携により生み出される医療用BMIの最前線に迫るとともに,社会と先端科学技術との共生という視点を交え,これからのBMI研究のビジョンを描き出す。 川人 日におけるBMI研究は,多分野の協働によりこの10年ほどで飛躍的に進展し,いまや世界のトップレベルに位置付けられようとしています。2008年度に文部科学省が発足させた「脳科学研究戦略推進プログラム(以下,脳プロ)」(図1)でも,「日の特長を活かした

    BMIが,医療の新領域を拓いていく | 2012年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 多変量解析―説明変数の選び方(新谷歩) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    今日から使える 医療統計学講座 【Lesson6】 多変量解析――説明変数の選び方 新谷歩(米国ヴァンダービルト大学准教授・医療統計学) (2945号よりつづく) 臨床研究を行う際,あるいは論文等を読む際,統計学の知識を持つことは必須です。 連載では,統計学が敬遠される一因となっている数式をなるべく使わない形で,論文などに多用される統計,医学研究者が陥りがちなポイントとそれに対する考え方について紹介し,臨床研究分野のリテラシーの向上をめざします。 通常ランダム化の行われていない観察研究では,効果を明らかにしたいリスク因子と絡んでさまざまな因子がアウトカムに影響を及ぼすため,それらの因子(交絡因子)の影響を補正する手段として,多変量回帰分析が有効であることを第2回(第2933号)でお話ししました。回帰分析にこれらの交絡因子を説明変数として加えることで,数学的に交絡の影響を取り除きます。では

    多変量解析―説明変数の選び方(新谷歩) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    zundamoon07
    zundamoon07 2011/10/20
    多変量解析――説明変数の選び方
  • てんかんの診療連携を考える(中里信和,成田徳雄,赤松直樹,白石秀明) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    【座談会】 プライマリ・ケア医から専門医まで, パスをつないで"発作ゼロ"のゴールへ てんかんの診療連携を考える 日におけるてんかんの有病率はおよそ1%。その多くが,適切な診断と治療で発作を抑制できると言われる。一方で日てんかん学会の認定医(臨床専門医)は349人,総合的なケアを手掛けるてんかんセンターは国内に5施設のみ。質の高い治療を誰もが享受するためには,人材育成や専門医間の連携強化のほか,約8割の患者の診療を担うプライマリ・ケア医との情報共有と連携が喫緊の課題となる。てんかんに携わるすべての医師がパスをつなぎ,“発作ゼロ”というゴールをめざす――座談会ではてんかん医療の理想形を展望するとともに,実現に向けた方策を議論した。 人材育成とセンター化が急務 中里 まず皆さんから見た,てんかん診療の現状と課題について教えていただきたいと思います。 赤松先生,欧米ではてんかんは主に神経内

    てんかんの診療連携を考える(中里信和,成田徳雄,赤松直樹,白石秀明) | 2011年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
    zundamoon07
    zundamoon07 2011/10/04
    ラモトリギン(本邦2008年発売)が特発性全般てんかん,レベチラセタム(本邦2010年発売)が症候性部分てんかんで,バルプロ酸との併用療法の第1選択薬に挙げられています。
  • 医学書院/雑誌/JIM 2010年12月号(20巻12号)

    JIM 2010年12月号(20巻12号) 臨床問題の構造 Simple, Complicated, Complex, Chaos 藤沼康樹(医療福祉生協連 家庭医療学開発センター) 病院勤務の医師は,病院医療にくらべて地域の診療所医療は比較的シンプルな問題を扱っているのではないか,という印象をもっていることが多いようだ.病院では確かに,疾患の重症度が高く,生死に関わる事態に対処することが多い.また,豊富な検査とハイテクノロジーのアクセス,手技・処置,手術などの種類も多く,使用される薬剤もきわめて多種多様である. 診療所家庭医の外来診療においては,主症状が咳嗽だとするとそれらの鑑別診断は呼吸器領域に限るわけではないし,臓器横断的に未診断の症状や症候に対応することも多い.心理社会的要因への対応も求められ,もともとある慢性疾患ケアや,予防医療的な関わりも必要とされる.要は診療のAgendaが多

    zundamoon07
    zundamoon07 2011/09/05
    Simple,complicated,complex,chaoticな問題
  • 知っておきたいがんのリハビリテーション(辻 哲也) | 2010年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    辻 哲也(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室) がんのリハビリテーションはなぜ必要なのか? 医療技術の進歩により,がんの死亡率は年々減少傾向にあり,いまやがん患者の半数以上が治るようになりました。わが国では,がんの治療を終えたあるいは治療を受けつつあるがん生存者は,2015年には533万人に達すると予測されており(いわゆる“2015年問題”),がんが“不治の病”であった時代から“がんと共存”する時代になってきました1-3)。 2006年には「がん対策基法」が制定され,がん患者の療養生活の質の維持向上が,基的施策として,国の責務であることが明確になりました。しかし,「がん難民」という言葉に代表されるように,治癒をめざした治療からQOLを重視したケアまで切れ目のない支援をするといった点で,わが国のがん診療はいまだ不十分です。 がん患者にとって,がん自体に対する不安は当然大きいもの

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  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔寄稿〕国際感染症に対応するために(岩崎恵美子)】 (第2572号 2004年2月16日)

    岩崎恵美子(仙台検疫所長) SARSやトリインフルエンザといった感染症が,今冬も問題となっている。検疫の最前線に立ち,「感染症もボーダーレスの時代」という岩崎恵美子氏に,日が考えるべき国際感染症対策についてご寄稿をいただいた。 日では,年間約1800万の人々が海外へ渡航し,海外からも約500万人の外国人が来日しており,この数は増える一方である。そのような中で,最も多くの日人が訪れ,また,来日する人の数も多いのがアジア地域である。 アジア地域では,デング熱,デング出血熱,腸管系感染症や時には生命の危機も招くマラリアをはじめとする多くの感染症が日常的に流行しており,時にはSARS(重症急性呼吸器症候群)のような未知の感染症の発生もある。それらに罹患したまま帰国する日人や,入国してくるアジアの人の存在も,決して少なくない。このようにして入ってきた感染症に対して,日では「輸入感染症」とし

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔寄稿〕国際感染症に対応するために(岩崎恵美子)】 (第2572号 2004年2月16日)
  • 医学書院/週刊医学界新聞(第2812号 2009年01月05日) 【新春座談会】未知なる脅威と危機管理戦略

    押谷仁氏=司会(東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野教授) 川名明彦氏(防衛医科大学校 内科学講座2感染症教授) 谷口清州氏(国立感染症研究所 感染症情報センター第一室長) 虫明英樹氏(NHK報道局科学文化部記者) 新型インフルエンザに対する関心が急速に高まるなか,世界中で新型インフルエンザによるパンデミック(世界的大流行)への準備が進められている。未知なる脅威だけに不確定要素が多く,専門家の間でさえも見解が分かれる事項もある。ただ,「パンデミックは近い将来に必ず起こる」ということだけは確かだ。パンデミックの被害を最小限にするためにどのような戦略が必要か。正確な情報をもとにした地域ごとの十分な議論と対策が求められている。 パンデミックを引き起こすのはH5N1か 押谷 2004年,ベトナムのハノイで,H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザのヒトへの直接感染が確認されてから,既に5年が経過し

    医学書院/週刊医学界新聞(第2812号 2009年01月05日) 【新春座談会】未知なる脅威と危機管理戦略
  • 失行[DVD付] | 書籍詳細 | 書籍 | 医学書院

    はじめに 「失行」は私の長年の研究テーマであったが,その基的側面,すなわち症候の診方と典型症候のDVD映像が,このにまとまったことは何よりうれしい。鼎談に参加いただいた山鳥重先生,故田邉敬貴先生,それに鼎談を企画してくれた,医学書院樋口覚さんにはひときわ感謝の意を示したいしたいと思う。 私の「失行」研究はまず,肢節運動失行の2症例をほとんど同時に観察したことに始まる。もう四半世紀前のことである。2例の検討は土曜や日曜などの休日,すなわちほとんどが勤務時間外に行ったもので,患者の方のご協力とともに,一緒に研究に参加してくれた親友塩田純一先生にも心からの感謝の意を示したい。肢節運動失行研究を側面から応援してくださったのは,酒田英夫先生,岩村吉晃先生,彦坂興秀先生たち神経生理学者であった。3人の先生方の研究室に遅くまでお邪魔して議論したことはまるで昨日のことのように思い出せる。切りのない議論

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  • 医学書院/週刊医学界新聞 【〔対談〕「社会的共通資本」から医療とリハビリテーションを語る(宇沢弘文,木村彰男)】 (第2380号 2000年3月20日)

    木村 少子高齢化社会を迎え,社会構造の変化とともに医療・保健・福祉などの基礎構造の変革が求められ,リハビリテーションの領域でも近年慌ただしさが増してきています。間近に介護保険導入を控えて,医療と介護の関連の中でリハビリテーション医学・医療がどのような役割を果たしていくのか,社会的にも注目されています。そこで今日は,日頃から幅広く鋭い提言をなされている宇沢先生に,特に医療の問題,中でもリハビリテーションに関連してお話をおうかがいしたいと思います。 先生は「社会的共通資」というキーワードで,教育の問題,医療の問題,あるいは環境の問題などに対してご発言されておりますが,まず最初にこの「社会的共通資」からお話を展開していただきたいと思います。 「社会的共通資」について ●ヴェブレンの「制度主義」 宇沢 この言葉は,“social overhead capital”という言葉を私が訳したもので

    医学書院/週刊医学界新聞 【〔対談〕「社会的共通資本」から医療とリハビリテーションを語る(宇沢弘文,木村彰男)】 (第2380号 2000年3月20日)
  • 2008年の医療制度改革を語る(二木立,石川誠,近藤克則) | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    (『総合リハビリテーション』第36巻11号より) 2008年の医療制度改革を語る 二木 立氏(日福祉大学大学院 社会福祉学研究科教授) 石川 誠氏(医療法人社団新誠会理事長 医療法人社団輝生会理事長) 近藤 克則氏(日福祉大学大学院 社会福祉学研究科教授)=進行 月刊誌『総合リハビリテーション』では,2008年の医療制度改革の動き,特に後期高齢者医療制度と診療報酬改定について,鼎談を企画した。紙では,この鼎談で議論された内容のなかから,特に「医療の質に基づく支払い」(pay for performance;以下,P4P)についての話題を抜粋して紹介する。鼎談の全文は『総合リハビリテーション』第36巻11号(2008年11月発行)に掲載されているので,ぜひご一読いただきたい。 近藤 P4Pは,マスコミなどでは「成果主義」「成功報酬」と呼ばれており,今年4月の診療報酬で,初めて回復期リハ

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  • 「診療関連死の死因究明制度創設に係る公開討論会」開催 | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     再度慎重に議論する場が必要か 「診療関連死の死因究明制度創設に係る公開討論会」開催 「診療関連死の死因究明制度創設に係る公開討論会」(総合司会=高久史麿氏・日医学会,司会=門田守人氏/山口徹氏・同臨床部会運営委員会)が7月28日,日医師会館(東京都文京区)にて開催された。制度については各学会より意見が出されているが,学会の垣根を越えた議論は今回が初めて。 永井良三氏(日内科学会)は,医療事故調査委員会の役割として,“原因究明と再発予防”“医療の透明性の確保”などを挙げた。また先日,厚労省より出された「大綱案」について,厚労省,法務省,警察庁間の合意の明確化や,警察への届け出の範囲などの課題について,継続して議論すべきと述べた。 髙眞一氏(日外科学会)は,医療者自身が透明性,公正性を確保しながら調査し,再発防止に努めることが重要だと主張。また,9地域で行われている「診療行為に

    「診療関連死の死因究明制度創設に係る公開討論会」開催 | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 外来管理加算「5分ルール」を考える(岩崎靖) | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

     【寄稿】 外来管理加算「5分ルール」を考える 岩崎 靖(小山田記念温泉病院 神経内科) 年度の診療報酬改定において,外来管理加算にいわゆる「5分ルール」という臨床の現場を混乱させる条件が加わり,議論となっている。「3分診療」という表現が粗雑な診療をイメージしてマスコミや一般で使われてきたが,時間の目安だけで「5分以上かけなければ十分な診療とはみなさない」とする新たなルールは,医療の現場を無視したものと言わざるをえない。 日常診療において適切な病歴聴取,身体診察が求められることは今までと何ら変わりはないが,あえて「5分以上」という時間的規制を設けることにどのような意味,利点があるのだろうか?「1時間に最大12人しか診られない」から「1日当たりの受診患者数が限られ,医療費抑制につながる」との意見もあり,医療現場の無視もはなはだしい。診察室内で患者と5分以上対面することが外来管理加算の必須

    外来管理加算「5分ルール」を考える(岩崎靖) | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 緊急論考「小さな政府」が亡ぼす日本の医療(8) | 2008年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    李 啓充 医師/作家(在ボストン) (2779号よりつづく) シリーズをここまで読まれてきた方には,もう私の結論はおわかりだろうが,日の医療を当に持続可能なものとしたいのであれば,百害あって一利もない「小さな政府」路線と訣別する以外に道はないのである。 応益負担でなく,応能負担を これまで何度も述べてきたように,西欧諸国の実例を見る限り,「大きな政府」にしたからといって,自動的に国民の負担が重くなるわけではない。国民の負担を重くせずに「大きな政府」を運営する秘訣は「応能負担」の原則を徹底することにあるのだが,「持てる者・余裕のある者が社会のために多くを負担する」という,ごく当たり前の原則に徹しさえすれば,平均的国民が重税に喘ぐことなく,財源を手当てすることが可能となる(註1)。 しかし,非常に情けないことに,いまの日では,「自己責任(=応益負担)」ばかりが声高に唱えられ,「余裕のあ

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  • 医学書院/週刊医学界新聞/連載

    医学書院 便利な詳細検索 カートを確認 検索の使い方 医学 看護 コメディカル 週刊医学界新聞 雑誌 書籍・電子メディア HOME > 週刊医学界新聞 > 連載 続 アメリカ医療の光と影(終了) 続 アメリカ医療の光と影 [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(8)(李啓充) (268) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(7)(李啓充) (267) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(6)(李啓充) (266) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(5)(李啓充) (265) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(4)(李啓充) (264) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(3)(李啓充) (263) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(2)(李啓充) (262) [連載]米スポーツ界を震撼させる変性脳疾患(1)(李啓充) (261) [

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