「六出祁山(リョウチューチーシャン)」という言葉をご存でしょうか? これは中国における諸葛亮(しょかつりょう)の北伐を意味していて、簡単に言えば6回祁山(きざん)に出兵したということです。しかし、ここで2つツッコミどころがあります。それは、毎回祁山に出兵していたわけではないという点と北伐の回数です。 前者の問題は置いておくとして、後者については第三次と第四次北伐の間に曹真(そうしん)が漢中へ侵攻してきた分もカウントしているため6回となっています。 今回はそんな「第3.5次北伐」を含めた諸葛亮の北伐における雨のエピソードを紹介していきます。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開
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