野口英世(のぐちひでよ)といえば、戦前戦後の日本人で知らない人はいない偉人でした。 その理由は英世が福島の貧困家庭に育ち、幼い頃に囲炉裏(いろり)で左手を大火傷し障害が残ったにもかかわらず、学友や恩師の尽力で手術して手を治療し、医学の素晴らしさに感動して苦学の末に医学者になった立志伝(りっしでん)が有名で教科書にも掲載されたからです。 今回は、野口英世の最初のハンディとなり、医者を志す切っ掛けになった手の火傷について解説します。 監修者 kawauso 編集長(石原 昌光) 姉妹メディア「はじめての三国志」にライターとして参画後、歴史に関する深い知識を活かし活動する編集者・ライター。現在は、日本史から世界史まで幅広いジャンルの記事を1万本以上手がける編集長に。故郷沖縄の歴史に関する勉強会を開催するなどして地域を盛り上げる活動にも精力的に取り組んでいる。FM局FMコザやFMうるまにてラジオパ