バイオガス生産に朗報か、高分子「スポンジ」 2007年10月24日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal 2007年10月24日 オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)材料科学・エンジニアリング部門のSteven Pas博士。ポリマー膜を検査中だ。 Photo: Nick Pitsas / CSIRO バイオ燃料を天然ガスや石炭に替わる、現実的でクリーンな選択肢とする上で、新しいプラスチックの膜が重要な役割を帯びることになりそうだ。 この新たな分離膜は、地球温暖化の主な要因の1つとされる二酸化炭素の分離について、既存技術の4倍すぐれているという。 この高分子膜は、製造に当たって「スポンジ」状の物理形状を最適にコントロールすることによって、二酸化炭素だけを透過させ、これより分子の大きいメタンなどは通さない。 「われわれは、従来より良い『わな』を完
平成19年8月28日 東京都千代田区四番町5-3 科学技術振興機構(JST) 電話03(5214)-8404(広報・ポータル部広報課) URL https://www.jst.go.jp JST(理事長 沖村憲樹)はこのほど、独創的シーズ展開事業・委託開発の開発課題「微小電気化学セルを利用した重金属分析装置」の開発結果を、成功と認定しました。 本開発課題は、筑波大学大学院数理物質科学研究科教授 鈴木博章氏らの研究成果を基に、平成16年3月から平成19年3月にかけて積水化学工業株式会社(代表取締役社長 大久保尚武、大阪本社〒530-8565 大阪市北区西天満二丁目4番4号、資本金 1,000億円、電話:06-6365-4122)に委託して、企業化開発(開発費約180百万円)を進めていたものです。 本新技術は、重金属注1を含む試料溶液を微小電気化学セル注2(以下、チップ)に導き、電位走査に対す
NEDO技術開発機構では日本オリジナルの光触媒技術の実用化開発に取り組んでいます。 この度、横浜市水道局菊名ウォータープラザ内ショールームにおいて実物件では初となる光触媒コーティングガラスからなる約130m2のカーテンウォールと散水システムを組み合わせた実証実験を実施しました。その結果、ガラス表面に薄く広がった水が蒸発する際の蒸発潜熱(気化熱)により室内温度が約2低下し、冷房空調負荷を約20%低減可能であることを確認しました。また同時にガラス表面温度も約10低下されることから、ガラスの輻射熱を低減し大気温度の上昇を抑えるヒートアイランド対策としても期待されます。 記 事業の背景・概要 酸化チタン(TiO2)光触媒(1)は、太陽光が当たると表面に強い酸化作用が発生し、汚れや有害化合物、細菌などを分解する働きがあります。また、表面が非常に水に馴染みやすくなり、表面に落とした水が一面に薄く広
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独立行政法人物質・材料研究機構(理事長:岸輝雄)、材料ラボの原田幸明ラボ長は、危惧されている将来の金属資源の利用に対して、これまでの金属の使用量と経済成長の関連の解析をもとに、持続可能な資源利用が可能になるための資源の使用量のレベルを推定した。その結果、持続可能な資源利用には、一人当たりの天然から採掘されている物質総量を、現在の日本のレベルの1/8にしていく必要があることが示された。 推定計算には、製品中に使用される精製された金属の量に代わって、採掘の場で実際に掘削される天然資源の量を現す関与物質総量もしくはエコロジカル・リュックサックと呼ばれる資源量が使われた。現在の一人当たりの関与物質総量は年間一人当たり約18トンであるが、2050年には世界の各国がその1/8である年間一人当たり約2.3トンにしていく必要がある。 関与物質総量の低減には、製品として使用されている金属の量を効率的に削
世界初のハイブリッド鉄道車両、7月末より運転開始、JR東日本 JR東日本は7月3日、世界初のハイブリッド動力システムを搭載した鉄道車両(キハE200系)3両の営業運転を7月31日から開始すると発表した。山梨県小淵沢と長野県小諸を結ぶ小海線の列車として使用する。 ハイブリッド動力システムを搭載したキハE200系 山地を通る小海線では現在、ディーゼルエンジンで直接駆動する車両(キハ110系)を運転している。新たなハイブリッド車両はディーゼルを発電に利用し、さらにブレーキ時に発電モーターを動かすことで、燃料消費と環境負荷を抑える。 JR東日本では「従来車両に比べ窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)の排出量を60%減らせる」としている。 初日は9時55分発、中込駅―小諸駅間を含め下り2本、上り1本を運転する。8月1日からは下り5本、上り4本に増やす。9月3日以降は土休日の臨時列車と平
JFEエンジ、独自技術「水和物スラリ蓄熱空調システム」の環境性・省エネ性を確認 JFEエンジニアリングは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同で開発した「水和物スラリ蓄熱空調システム」について、このほど高い環境・省エネ効果を確認したと発表した。 水和物スラリとは、化学品として普及しているTBAB(テトラブチルアンモニウムブロマイド)という物質を溶解した水溶液の冷却によって生成される微細な水和物と水溶液の混合流体を指す。JFEエンジは2005年10月より独自技術である水和物スラリ蓄熱空調システムの事業化に向けた取り組みを進めている。 この中で、2005年5月に竣工したJFEエンジニアリングの鶴見事業所ビルの一昨年度の冷房期間(6~11月)におけるエネルギー消費量削減効果と二酸化炭素(CO2)排出量削減効果が、それぞれ32%、37%だったことが明らかになっている。また、20
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