高度な知能と資金を有する何百もの新興企業が、伝統的な銀行を代替するサービスに取り組んでいる。そして日本でも、その波は遅れてやってきた。 本日のNewsPicksプレイリストは、未来の「デジタル・ウォレット」の覇者は誰になるのか、キャッシュレス・ウォーズを理解する15記事一覧をご紹介する。
2018年7月22日、第23回国際女性ビジネス会議にて、「fintechな生活」という円卓会議(ラウンドテーブル)に登壇しました。FinTechというテーマの難しさにも関わらず、会場がほぼ満員になるほど盛況で、たくさんの質問を頂きました。当日、ご参加してくださった皆様、ありがとうございました。 その直後の全体パーティーの場でも、実にたくさんの質問を頂いたのですが、その中で、特に「はっ」とさせられた質問について、質問の内容と私なりの回答をご紹介しようと思います。(一部、話の順番を入れ替え、重複部分を除きました。) 頂いた質問 「最近の中国のアリペイなどの動きをみていると、どれもクレジットカードでなくて、その場で決済されるデビット・サービスですよね。日本でも同じようなサービスが普及して、キャッシュレス社会になったら、クレジットカードは使われなくなって、デビット中心になるのでしょうか」 私の回答
キャッシュレス社会の早期実現に向けて、風雲急を告げるQRコード決済市場。「どこが覇権を握るのか、今年でほぼ勝負は決まる」と言われるなか、ここに来て大きな動きが出てきた。 オンライン決済事業を手がけるメタップスは、グループ会社が提供するウォレットアプリ「pring(プリン)」を通じたQRコード決済に対応する加盟店の募集を始める。決済手数料は業界最安値となる0.95%を予定している。関係者への取材で分かった。 QRコード決済を利用する場合、加盟店は決済手数料を支払う必要があり、この負担が導入拡大の妨げになっていると言われてきた。楽天やLINEなど他の事業者が提供するQRコード決済の手数料は多くが3%台前半だが、メタップスのpringはそれらと比較しても圧倒的に安く、加盟店の負担を従来の相場の3分の1以下に減らした形だ。 飲食店や小売店など実店舗であれば中小を問わず加盟できるが、当初は法人格を条
現金を使わない「キャッシュレス」が最も進んだ国と言われるスウェーデン。いまや、中央銀行がみずからデジタル通貨を作ろうとしているとも聞きます。現金のない社会がどこまで進み、どこに向かおうとしているのか。問題はないのか。現地を取材しました。(経済部記者 山田裕規) スウェーデンの現金流通量は、対GDP比で1.4%(2016年)。アメリカの7.8%、ユーロ圏の10.7%、さらに日本の19.9%と比べると、その差は歴然です。 人々は、本当に現金を持たずに暮らしているのか。首都・ストックホルムに向かいました。市の中心部を歩いてみると、早速、家電量販店の入り口に「現金は受け取りません」の文字。パン屋には「ノーキャッシュ(現金おことわり)」の表示。 このパン屋が現金の受け取りをやめたのは、およそ1年前。店員の男性に聞くと「安全面の理由が第一。強盗などが入っても大丈夫ですし、現金は数えなくてはならない」と
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