仕事や生活スタイル等において多様化が進んでいる昨今、特に重要視されているのがワークライフバランスの実現だ。けれども、日々仕事に追われ、なかなか実現が難しいという人も多いだろう。そのため、仕事の溜め癖をつけず、業務を効率的に進めて生産性をあげることが先決だ。 では、具体的にどのようなことに気をつければいいのだろうか? そのメソッドについて、時間管理アドバイザーやセミナー講師などとして活躍している石川和男氏に伺ってみた。 1.常に100点を出そうとしない 若手の新入社員の場合、仕事におけるプライオリティを判断できず、どの業務も常に完璧を目指してしまうということも少なくないだろう。 けれども、仕事の生産性をあげるためには、力の出しどころを選別することも重要だと石川氏は述べる。例えば、クライアントに出す社外用の企画書は100点相当のものを要するかもしれないが、社内で共有するための簡易的な書類なら、