青森県の異議申し立てが認められ、登録されなかった中国での商標=中国商標局ホームページから 中国で、青森と似た「青ミァオ(チンミァオ=ミァオは森の木がそれぞれ水)」の文字とリンゴのマークを組みあわせた商標が登録される寸前、青森県の異議申し立てで無効となった。県が25日明らかにした。中国の商標局は「『青ミャオ』の文字を30センチ離れて見ると『青森』に読める」との県の主張を受け入れ、「消費者が産地を誤認し、社会に良くない影響を与える」と認めた。 新疆ウイグル自治区の果物商が2005年に出願した。「水」が三つの「ミァオ」は中国語で「広い水面」を意味し、「青ミァオ」は青く広い水面をイメージした造語という。08年3月になって東京都内の特許法律事務所が出願に気づいた。 県側は「青森と勘違いされる」「青森は日本の著名なリンゴ産地」などと訴えた。中国商標局は昨年12月、商標を無効と裁定し、今月に入って