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ブックマーク / www.sorae.jp (81)

  • JAXA、「こうのとり」の回収カプセルに向けた高空落下試験を実施 | HTV | sorae.jp

    Image Credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年10月22日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」(HTV)搭載型の小型回収カプセルに向けた技術開発の一環として、小型回収カプセルの模擬模型による高空落下試験を実施したと発表した。 現在、国際宇宙ステーション(ISS)の宇宙実験で生み出されたサンプルを地球に持ち帰るには、スペースX社の「ドラゴン」やロシアの「ソユーズ」宇宙船を使うしかなく、機会が限られている。そこでJAXAでは、利用機会の確保や拡大などを目的に、「こうのとり」に搭載することができる、小型の回収カプセルの研究を進めている。 試験は10月22日に、北海道大樹町の沖合いで行われた。模擬模型はヘリコプターで高度2kmまで運ばれ、10時46分ごろに切り離され、10時49分ごろに着水。パラシュートなどは正常に作動し、模擬小型回収カプセルによる落下試験は無

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    zyugem 2015/10/24
  • 金星探査機「あかつき」、金星周回軌道投入に向けた軌道修正に成功 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image Credit: JAXA/池下章裕 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月5日、金星探査機「あかつき」の金星周回軌道投入に向けた、軌道修正制御に成功したと発表した。これで残る関門は、8月下旬の近日点通過と、そして12月7日の金星周回軌道への投入となった。 「あかつき」は2010年12月7日、金星をまわる軌道への投入に挑んだが故障により失敗。その後、太陽のまわりを回りながら、再挑戦の機会を伺っていた。そして2015年2月に再挑戦を行う目処が立ったものの、そのまま軌道では、再投入後の近金点(軌道上で最も金星に近づく点)が、太陽の影響によって下がり、探査機が早々に金星へ落下する可能性があった。そこで、これを回避し、また再投入後の軌道を、科学観測にとって有利な形にするため、7月17日、24日、そして31日の3回にわけ、軌道修正が実施された。 そして、8月2日までに取得した、探査機の状態

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    zyugem 2015/08/05
  • 米国家偵察局、軍用宇宙ステーション「MOL」の機密指定を解除へ | その他 | sorae.jp

    Image Credit: NRO 米国家偵察局(NRO)は7月31日、1960年代に計画された軍用の有人宇宙ステーション「MOL」(モウル)計画の機密指定を、今年10月22日に解除すると発表した。 MOL(Manned Orbiting Laboratory)は、1960年代に米空軍が計画していた軍用の有人宇宙ステーションで、表向きは軍人の宇宙飛行士によって科学実験などの行うことが目的とされていたが、、実際のところはソヴィエト連邦の写真を撮影することを一番の目的としていた。当時すでに無人の偵察衛星「ガンビット」の第1世代機が開発されてはいたが、人間のほうがより鮮明な写真を撮れるという見方が強かった。また無人衛星よりも、撮影したい場所の写真を、効率的かつすばやく得られることも期待されていた。 MOLは1963年12月に、当時のロバート・マクナマラ国防長官によって計画の開始が発表された。米空

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    zyugem 2015/08/03
  • 国立天文台、8月に岩手、長野、鹿児島、沖縄で施設の特別公開を実施 | その他 | sorae.jp

    Image credit: NAOJ 国立天文台は8月に、野辺山地区(長野県)、水沢地区(岩手県)、入来地区(鹿児島県)、石垣島地区(沖縄県)で施設の特別公開を開催する。 これらの公開は年に一度行われているもので、ふだんは見学できない観測・実験装置の公開のほか、研究紹介や天文学者による最新の研究成果の講演なども行われる。 いずれも、雨天決行、入場無料とのこと。 なおこのほか、岡山地区は8月29日に、また三鷹地区でも10月に施設公開が予定されている。 ●水沢地区(岩手県) イベント名:いわて銀河フェスタ2015、国立天文台水沢施設公開(※1) 日時:2015年8月22日(土) 10:00〜21:00 (国立天文台水沢の公開は16:30まで) 場所:国立天文台水沢 および 奥州宇宙遊学館(国立天文台水沢敷地内) (岩手県奥州市水沢区星ガ丘町2-12) 主催:いわて銀河フェスタ201

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    zyugem 2015/07/10
  • 探査機「ニュー・ホライズンズ」による冥王星の最新画像=7月1日、3日撮影 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA/JHUAPL/SWRI 米航空宇宙局(NASA)は7月7日、冥王星に向けて航行中の探査機「ニュー・ホライズンズ」が今月1日と3日に撮影した、冥王星の最新画像を公開した。 上の3つ並んだ画像は、7月1日と3日に、探査機に搭載されている「LORRI」(Long Range Reconnaissance Imager)というカメラで撮影されたもので、赤道のまわりにある、黒く帯状に広がっている部分の全体が見える。なぜ黒くなっているかはまだわかっていない。 またこの黒い部分の東側は、明るい部分との境界がくっきりしているのに対して、西側は途切れがちに続いている。この部分は今年6月下旬にニュー・ホライズンズによる観測で初めて捉えられたもので、今回の画像でより鮮明に見えるようになった。段々に続く黒い部分は、一つあたり数百kmほどの大きさがある。なぜこのようになっている

    探査機「ニュー・ホライズンズ」による冥王星の最新画像=7月1日、3日撮影 | 科学衛星 | sorae.jp
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    zyugem 2015/07/07
  • 最接近10日前に……冥王星探査機「ニュー・ホライズンズ」に問題発生、復旧急ぐ | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は7月5日、冥王星への最接近を約10日後に控えた4日午後に、探査機「ニュー・ホライズンズ」に何らかの問題が発生し、通信ができない状態に陥ったと発表した。その後、通信は回復したものの、必要最小限の機能のみを動かすモードに入っており、科学観測機器が動かせない状態にある。 NASAによると、通信が取れなくなったのは東部夏時間2015年7月4日13時54分(日時間2015年7月5日2時54分)のことだったという。 その後、15時15分(4時15分)に通信は回復したが、その間に探査機は、必要最低限の機能のみを動かす「セーフ・モード」に入っていた。これは探査機に搭載されているコンピューターが問題を検知したことで、自動的にメインのコンピューターから、バックアップのコンピューターに切り替えられたためだという。 発表が行われた5日の段階でもニュ

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    zyugem 2015/07/05
  • 彗星着陸機「フィラエ」、再起動に成功 7か月の眠りから覚める | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: ESA 欧州宇宙機関(ESA)は6月14日、昨年11月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星への着陸に成功し、探査を終えた後、バッテリー切れにより活動を停止していた探査機「フィラエ」が、再起動に成功したと発表した。 ESAによると、フィラエからの信号は中央ヨーロッパ夏時間2015年6月13日22時28分(日時間2015年6月14日5時28分)に、ドイツ航空宇宙センター(DLR)にあるフィラエの管制センターで受信されたという。信号は彗星の周囲を飛んでいる探査機「ロゼッタ」を経由して送られたもので、最初の通信時間は85秒だったという。 フィラエのプロジェクト・マネージャーを務めるStephan Ulamec博士は「フィラエの温度は-35度C、電力は24Wと、非常に良い状態にある。フィラエは運用可能な状態だ」と語った。 最初の通信では300を超えるデータ・パケットが受信で

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    zyugem 2015/06/15
  • ハワイの「すばる望遠鏡」、探査機「はやぶさ2」が向かう小惑星を撮影 | 地球近傍天体 | sorae.jp

    Image credit: 国立天文台 国立天文台は6月4日、ハワイのマウナケア山の頂上にある「すばる望遠鏡」が撮影した、小惑星1999 JU3の写真を公開した。小惑星1999 JU3は、昨年12月に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」の目的地としても知られる。 この写真はハワイ現地時間2015年5月20日の早朝に撮影されたもので、当時、1999 JU3は地球からおよそ2億4000万km(1.61天文単位)離れた距離にいたという。明るさは22.3等ほどと非常に暗かったものの、すばる望遠鏡が持つ高い性能によって、その姿を写し出すことに成功した。 1999 JU3は1999年に発見された地球近傍小惑星で、大きさは1km弱と見られている。2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」の行き先の小惑星としても知られている。 「はやぶさ2」は打ち上げ以来、順調に宇宙空間を航行し続

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    zyugem 2015/06/05
  • 理化学研究所ら、高強度レーザーによるスペース・デブリ除去技術を考案 | その他 | sorae.jp

    Image credit: 理化学研究所 理化学研究所(理研)は4月21日、高強度レーザーを使ってスペース・デブリ(宇宙ゴミ)を除去する技術を考案したと発表した。 これは理研と、フランスのエコール・ポリテクニーク、原子核研究所宇宙物理センター/パリ第7大学、イタリアのトリノ大学、カリフォルニア大学アーバイン校からなる共同研究グループによって考案されたもので、論文は宇宙工学の国際的専門誌である『Acta Astronautica』誌に掲載される予定で、それに先立ち13日にはオンライン版に掲載されたという。 発表によると、まず高強度レーザーをスペース・デブリに照射することで、その表面からプラズマが噴き出す現象(プラズマ・アブレーション)が起こる。そのプラズマが噴き出す反作用(反力)を使い、デブリの持つ速度を落とし、大気圏に再突入させるという。研究では、平均パワーが500kWのレーザービーム(パ

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    zyugem 2015/04/23
  • 金星探査機ヴィーナス・エクスプレス、地球との通信ができない状態に | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: ESA 欧州宇宙機関(ESA)は12月5日、金星を探査している探査機ヴィーナス・エクスプレスと通信ができなくなったと発表した。 通信が切れたのは11月28日のことで、それ以来、ESAが持つアンテナと、また米航空宇宙局(NASA)が持つ深宇宙ネットワークのアンテナも使い、通信回復の努力が続けられてきた。そして12月3日から、断片的ではあるものの探査機からデータが送られてきているという。それによれば、探査機の太陽電池パドルが太陽のある方を向いていること、そしてそれに伴って、機体全体がゆるやかに回転していることが分かっているという。 ESAによれば、11月26日から30日にかけて、ヴィーナス・エクスプレスのスラスターを噴射して軌道の高度を上げる運用を行っており、そのため燃料がなくなり、アンテナを地球の方向に向けることができなくなったのではないか、としている。ただ、まだ

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    zyugem 2014/12/07
  • アンタレス・ロケット、打ち上げに失敗 離昇直後に爆発 | アンタレス | sorae.jp

    Image credit: NASA オービタル・サイエンシズ社は10月28日、シグナス補給船運用3号機(Orb-3)を搭載したアンタレス・ロケットの打ち上げに失敗した。 ロケットは米東部夏時間2014年10月28日18時22分(日時間2014年10月29日7時22分)、米ヴァージニア州にある中部大西洋地域宇宙港(MARS)の0A発射台から離昇した。しかしその数秒後にエンジン付近から爆発を起こし、そのまま発射台の上に墜落した。 発射台周辺では大きな火災が広がっており、現在も消火活動が続いている。なお、けが人は現時点では確認されていないとのことだ。 シグナスOrb-3には、国際宇宙ステーション(ISS)への補給物資として、2,290kgの水や料、実験機器などが搭載されていた。今回の失敗により、ISSに滞在している宇宙飛行士の活動に影響が出るかはまだ不明だ。 原因はまだ明らかにはなっていな

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    zyugem 2014/10/29
    写真あった。
  • 気象衛星「ひまわり8号」打ち上げ成功 台風一過の空に咲く | H2A | sorae.jp

    Image credit: MHI/JAXA 三菱重工業株式会社は10月7日、気象庁の静止気象衛星「ひまわり8号」を搭載したH-IIAロケットの打ち上げに成功した。ひまわりの花言葉は「私の目はあなただけを見つめる」。その言葉の通り、「ひまわり8号」はその高性能センサーの目で、アジア・太平洋地域の天気や地球環境を見つめる。 ロケットは2014年10月7日14時16分00秒、鹿児島県の種子島にある種子島宇宙センターの吉信第1射点から離昇した。ロケットは固体ロケット・ブースター(SRB-A)や第1段を次々に分離しつつ順調に飛行し、離昇から約28分後に「ひまわり8号」を分離した。 10月5日には台風18号が種子島を直撃したが、それによる遅れを出すことなく、当初の予定通り日時での打ち上げとなった。 打ち上げ後、米国の宇宙監視ネットワークは、近地点高度約250km、遠地点高度約35880km、傾斜角2

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    zyugem 2014/10/08
    「2015年夏ごろに「ひまわり7号」から気象観測任務のバトンタッチが行われる予定」常時2台体制がうまくいけばいいですね。
  • 火星探査機マーズ・オービター、火星に到着 史上最多、7機の探査機が集結 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: ISRO インド宇宙研究機関(ISRO)の火星探査機マーズ・オービターが9月24日、火星を回る軌道へ入った。これにより火星は、米航空宇宙局(NASA)、欧州宇宙機関(ESA)、そしてISROの3機関による、史上最多の計7機もの探査機がひしめきあうこととなり、人類の火星探査の新たな章が始まった。 マーズ・オービターはインド標準時2014年9月24日7時17分(日時間2014年9月24日10時47分)、火星の周回軌道に入るためのスラスター噴射を開始した。噴射時間は約24分間が予定されていた。 噴射の開始と終了は、すべて探査機自身のコンピューターの指令によって行われるため、運用チームはその成否を見守ることしかできない。さらに、噴射の開始直後に、探査機は地球から見て火星の裏側に入ってしまうことから、成否の確認は、探査機が火星の裏側から出て、データを送信し、さらにその電

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  • 若田光一宇宙飛行士ら、14日に宇宙から帰還 | ソユーズ | sorae.jp

    Image credit: NASA 国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している若田光一宇宙飛行士、ミハイル・チューリン宇宙飛行士、リチャード・マストラキオ宇宙飛行士の3名の、地球への帰還の日が近づいてきた。 3名は14日に、ISSに停泊中のソユーズTMA-11M宇宙船に乗り込み、日時間5月14日7時36分にISSから離脱、そして10時58分頃にカザフスタン共和国の草原へ着陸する予定だ。 それに先立ち12日には、ソユーズの船内宇宙服の確認などが行われ、また第39次長期滞在員のコマンダーを務めた若田飛行士から、第40次長期滞在員のコマンダーを務めるスティーヴン・スワンソン宇宙飛行士へ、その指揮権を移譲するセレモニーが催された。 若田飛行士ら3名は昨年の11月7日に、ソユーズTMA-11Mに乗ってバイコヌール宇宙基地から飛び立った。そしてISS到着後、第38次/第39次長期滞在員として、ま

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    zyugem 2014/05/13
  • 月探査車「玉兎号」、息を吹き返す 中国国家航天局が発表 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: 中国航天報 中国国家航天局は13日、玉兎号が月の夜を乗り越え、目覚めたと発表した。玉兎号は1月25日に機械的な問題が発生、解決しないまま極寒の月の夜を迎えてしまい、「凍死」したかもしれないとさえ言われていた。 この発表に先立つこと12日の夜、中国新聞社は「失われた月探査車」との見出しで、「(玉兎号は)月曜日に活動再開する予定だったが、復旧しなかった」と短く報じ、フランス通信社(AFP)など西側メディアはこれを受けて、「玉兎号の死亡宣告がなされた」と報じていた。 しかし13日午前になり、中国国営の新華社通信が「玉兎号は不具合を乗り越え、目覚めた」と突如として報じ、西側メディアは急遽見出しを変えるか、新たな記事を公開する必要に迫られた。 新華社通信によれば、玉兎号は以前から言われていたように、問題を抱えたまま月の夜を迎えたという。関係者も夜を乗り越えるのは難しいので

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    zyugem 2014/02/14
  • インドの火星探査機MOM、4回目の軌道上昇でつまずく | 科学衛星 | sorae.jp

    Image credit: ISRO インドが先日打ち上げた火星探査機マーズ・オービター・ミッション(MOM)が11日、4回目となる軌道上昇を実施するもエンジンが早期に停止、必要な速度が得られず、予定していた高度まで上昇できなかった。早ければ12日早朝にも挽回に挑む。 MOMはインド宇宙研究機関(ISRO)が今月5日に打ち上げた火星探査機で、現在は地球を周回する軌道に乗っており、火星に向かう軌道に乗り移るため、数回に分けて軌道高度を上げる運用の最中にある。 打ち上げ直後、MOMは近地点高度(地表にもっとも近い高度)が248.4km、遠地点高度(地表からもっとも高い高度)23,550kmの軌道に投入された。そして7日、最初の軌道上昇が行われ、その結果近地点高度252km、遠地点高度28,825kmの軌道へと移った。その後、8日に2回目の軌道上昇を行い遠地点高度は40,186kmに、9日には3

  • 惑星探査機ボイジャー1号、ついに太陽圏外に | 太陽系 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は9月12日、惑星探査機「ボイジャー1号」が太陽圏(ヘリオスフィア)をついに脱出し、星間空間を飛行していると正式に発表した。人工の物体が星間空間に出たのは初めて。 「ボイジャー1号」は1977年9月5日に打ち上げられ、木星、土星などを探査した後、2004年12月に末端衝撃波面を通過し、2010年頃から太陽風の速度がゼロとなるヘリオポーズに達していたが、太陽風速度は常に変動するため、NASAの研究者らはデータを取得し続けていた。 「ボイジャー1号」は現在太陽から約190億km離れた所を秒速約17kmの速度で飛行している。NASAの研究者らによると、「ボイジャー1号」から届いたデータから逆算すると、「ボイジャー1号」は2012年8月頃に最初に星間空間入ったという。 太陽系と太陽圏についての解説は以下の通り。 (1)太陽系とヘ

  • JAXA、イプシロンロケットの打ち上げを直前で中止 | イプシロン | sorae.jp

    Image credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月27日、惑星分光観測衛星(SPRINT-A)を載せたイプシロンロケット試験機の打ち上げを直前で中止した。 イプシロンロケットの打ち上げは8月27日13時45分に予定され、打ち上げ準備作業も順調だと思われていたが、打ち上げの19秒前に異常が検出され、打ち上げ作業が自動的に中止された。JAXAは今後、中止となった原因を調査し、新しい打ち上げ日時について検討する。 イプシロンはJAXAとIHIエアロスペースが開発中の新型ロケットで、かつて「はやぶさ」の打ち上げなどで活躍したM-Vロケットの後継機に当たる。実験装置ゆえの高い打ち上げ費用を主な理由として退役したM-Vを教訓に、第1段にはH-IIAやH-IIBロケットの補助ブースターとして使われているSRB-Aを改修したものが、また、第2段と第3段にはM-Vの第3段とキックモ

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    zyugem 2013/08/27
  • NASA、カッシーニ土星探査機で地球を撮影 | 地球 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)は7月22日、カッシーニ土星探査機によって撮影された地球の画像を公開した。 撮影は7月19日に行われ、カッシーニ土星探査機から地球の距離は約15億kmだった。撮影された画像から、地球が青く光っている点に見えるのがよく分かる。また、高解像度の画像では、月も写っている。 今回の撮影は事前に通知されており、NASAは「(撮影時は)土星に向けて手を振ろう」と呼びかけていた。NASAによると、世界中で2万人以上がこのイベントに参加したという。 写真=NASA。 ■NASA Releases Images of Earth Taken by Distant Spacecraft http://www.nasa.gov/mission_pages/cassini/whycassini/cassini20130722.html

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    zyugem 2013/07/24
  • ハッブル宇宙望遠鏡の観測、「青い系外惑星」を発見 | 系外惑星 | sorae.jp

    Image credit: NASA アメリカ航空宇宙局(NASA)の科学者らはハッブル宇宙望遠鏡を用いて観測した結果、地球のような青い色に見える系外惑星を発見したことを発表した。 発表によると、観測対象となったのは系外惑星「HD 189733b」で、ハッブル宇宙望遠鏡の観測データを分析した結果、可視光で見た色はコバルトブルーで、宇宙から見た地球の色に似ている。ただ、「HD 189733b」は恒星の近くを公転し、いわゆる「ホットジュピター」に分類されるため、地球のような水の惑星ではないという。 「HD 189733b」は2005年に発見された系外惑星で、地球から約63光年離れており、地球に最も近い系外惑星の一つである。恒星からの距離はわずか460万kmで、片方の半球は常に恒星に面しており、大気の温度は1000度以上ある。 写真=NASA。 ■NASA Hubble Finds a True

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    zyugem 2013/07/12