タグ

2024年2月6日のブックマーク (2件)

  • 「1日2リットルを飲むべき」は呪いである…管理栄養士が「ペットボトルを身近に置かないで」と訴える理由 「こまめな水分補給」は下痢の原因にもなる (4ページ目)

    塩分が心配でも、「味噌汁断ち」はしてはいけない 味噌汁は塩分が高いと信じられているようですが、それはまったくの誤解です。 先にも述べたとおり、味噌は塩分(ナトリウム)を多く含んでいても、ナトリウムを体外へ排出するはたらきをもつカリウムも多く含みます。みなさんもご存知のとおり、発酵品ですから腸のはたらきを保つためにも、毎日べてよいもの。健康効果の高い品の1つです。 さらに、みなさんがイメージしているほど1杯の味噌汁の塩分量は高くありません。 1杯の塩分量は約1.2gというのが定説になっていますが、実際には、家庭でつくられている味噌汁は、ほとんどの場合それほど塩分を含んでいません。 大学で、管理栄養士をめざす学生たちに「家で味噌汁をつくる鍋、味噌、お椀、具材」などを持参してもらい、普段どおりに味噌汁をつくってもらい、お椀によそった1杯分の塩分を量ってみたことがありました。 結果、平均的に

    「1日2リットルを飲むべき」は呪いである…管理栄養士が「ペットボトルを身近に置かないで」と訴える理由 「こまめな水分補給」は下痢の原因にもなる (4ページ目)
  • 薬を飲んだせいで認知症の症状が出てしまった…高齢者が避けるべき「認知症を誘発する薬」の名前 「本当はグレーな薬」が出回っている

    認知症の原因は「加齢」とは限らない。薬剤師の鈴木素邦さんは「薬によって認知機能が低下する『薬剤性の認知症の症状』が存在する。特に高齢者はこうした薬を避けたほうがいい」という――。 ※稿は、鈴木素邦『その一錠があなたの寿命を縮める 薬の裏側』(総合法令出版)の一部を再編集したものです。 薬物が原因で発症するケースも少なくない 高齢化社会を格的に迎えるにあたり、重要な課題になっているのが認知症の患者さんの増加です。 福岡県久山町の縦断調査をもとに、認知症有病率が2023年と変化がない場合、2025年には認知症患者が675万人になることが予想されています。 認知症とは、さまざまな脳の病気により、脳のニューロン(神経細胞)の働きが衰え、記憶力や判断力などの認知機能が低下して、日常生活に支障をきたした状態をいいます。 実は認知機能低下は、薬物が原因で発症するケースも少なくないのです。

    薬を飲んだせいで認知症の症状が出てしまった…高齢者が避けるべき「認知症を誘発する薬」の名前 「本当はグレーな薬」が出回っている