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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp (3,064)

  • 国連事務総長「北朝鮮、対話」を──孤立するアメリカ...そして日本

    国連事務次長の訪朝は、中国に取り込まれている事務総長の意向通り、「対話交渉」に終わった。トランプ大統領のエルサレム首都化宣言でも国連安保理はアメリカを非難。北朝鮮包囲網にひびが入り、日にも影響する。 ニューヨークの「多維新聞」が ニューヨークに拠地を置く中文メディアで、中国政府関係者が最も「こっそり」読んでいるウェブサイトの一つに「多維(Duo-Wei)新聞」というのがある。 筆者が12月6日にコラムで「国連事務次長訪朝の背後に中国か?」を書いたところ、それを中国語に翻訳して、多維新聞が「国連事務次長訪朝の黒幕」というタイトルで筆者の記事をそのまま転載している。但し、「日のメディアの雅虎(ya-hu)(ヤフー)が報道した」という形であって、筆者の名前はない。他のウェブサイトも、この記事を転載。 情報はこのようにして広がっていくのだろうと思うが、中国政府関係者が必ず読むことを知ってい

    国連事務総長「北朝鮮、対話」を──孤立するアメリカ...そして日本
  • 高いIQは心理・生理学的に危険――米研究

    <IQは高いほうがいい――メディアは高いIQ値を売りにするタレントを取り上げ、こんな通説に従う傾向があるが...> 心理学研究レポートを掲載する「インテリジェンス」誌の論文によると、優れたIQ(知能指数)値は「心理的および生理学的な危険因子」でもあることが判明した。調査を行ったのは、アメリカのピッツァー大学とシアトル・パシフィック大学の研究者たち。人口上位2%のIQを持つ人たちが参加する国際グループ「メンサ」の会員にアンケート調査を行った。一般的なIQ値平均が100のところ、メンサの会員は132以上の高いスコアを持つ。 アンケートの結果メンサの人々は、不安障害、アレルギー、喘息、自己免疫疾患などの症状を抱える可能性が一般的なIQ値の人よりも高かった。IQ値の高い人に何らかのリスクを指摘する研究は過去にもあり、この調査を行った研究者も「有名な天才たちに、高い割合で精神病理が発現するということ

    高いIQは心理・生理学的に危険――米研究
  • EVとAIで人気のテスラ ささやかれる「自動車製造を甘く見た」ツケ

    11月29日、米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、米工場の組立ラインを離れた後、もう1度足止めをらうのが当たり前だという。製造における欠陥を修正するためだ。写真は同社製の「モデルX」と「モデルS」。シドニーで5月撮影(2017年 ロイター/Jason Reed) 米電気自動車(EV)大手テスラの新型セダン「モデルS」やスポーツ用多目的車(SUV)「モデルX」は、カリフォルニア州フレモント工場の組立ラインを離れた後、もう1度足止めをらうのが当たり前だという。 製造における欠陥を修正するためだ。 このような欠陥修正を抜きにしては高級車種が出荷できない状況が常態化していることが、同社の現旧従業員9人に対するロイターの取材によって明らかになった。 同社の内部追跡システムによる10月最新データなどによると、組立後の品質検査で「モデル

    EVとAIで人気のテスラ ささやかれる「自動車製造を甘く見た」ツケ
  • エルサレムをめぐるトランプ宣言の行方──意図せず招かれた中東の混乱

    トランプ大統領による、エルサレムを公式にイスラエルの首都と認める宣言をめぐり、ますます広がる混乱の意味を整理する> トランプ大統領が12月6日に出した、エルサレムを公式にイスラエルの首都と認める宣言をめぐり、混乱が広がっている。パレスチナ自治政府は抗議のため、その日から3日間を「怒りの日」とし、パレスチナ自治区とエルサレムでは、大規模に増強されたイスラエル治安部隊とデモ隊との間で衝突が起きた。 最終日となる8日は、第一次インティファーダ(民衆蜂起)が起きた30周年の記念日でもあった。金曜礼拝後の衝突の中で、ガザ地区では男性2人が亡くなり、赤新月社の発表では、実弾・ゴム弾・催涙ガスの吸引などによりヨルダン川西岸地区とガザ地区で合わせて770名の負傷者が出ている(現地時間8日午後8時時点)。 事態について協議するため、ニューヨークでは国連安保理の緊急会合が開かれ、各国からアメリカへの批判が相

    エルサレムをめぐるトランプ宣言の行方──意図せず招かれた中東の混乱
  • 米エルサレム首都認定で混乱 ガザでパレスチナ人とイスラエル軍が衝突

    12月7日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを受け、和平に向けた取り組みを放棄し、イスラエルに対して新たに蜂起するようパレスチナ人に呼び掛けた。写真はデモに参加するパレスチナ人女性。ガザで6日撮影(2017年 ロイター/MOHAMMED SALEM) パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスは7日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを受け、和平に向けた取り組みを放棄し、イスラエルに対して新たに蜂起するようパレスチナ人に呼び掛けた。 抗議行動が広がったヨルダン川西岸やガザでは7日、パレスチナ人とイスラエル軍が衝突。複数の医療関係者によると、イスラエル側の発砲やゴム弾により少なくとも31人が負傷した。 ハマスの指導者であるイスマイル・ハニヤ氏はガザで演説し、

    米エルサレム首都認定で混乱 ガザでパレスチナ人とイスラエル軍が衝突
  • 犬が「噛む」のはワケがある 

    <噛むのを止めさせるには、犬の性質を理解して訓練するのが重要> 仕事を終えて帰宅したら無残な姿に変わり果てたスリッパと、少し離れた所からうらめしそうにこっちを見る愛犬――。 犬を飼う人にとってはあまりに馴染み深いエピソードかもしれない。 単に寂しさから来るやつあたりだと思われがちだが、実は犬の「噛む」という行為にはもっと深い意味があるそうだ。イギリス犬行動協会のコリン・テナント会長が科学ニュースサイトの「ライブ・サイエンス」に明かした。 なぜ「噛む」のか理解することから 極端な例かもしれないが、1日の仕事でくたくたになった状態で自分のお気に入りのスリッパや毛布などがボロボロになっているのを発見したら、犬を叱りたくなるのが率直な気持ちだろう。しかしここで心に留めておきたいのは「犬が噛むのは人間が部屋のドアを開けて中の様子を伺うようなもの」ということ。「犬には(人間の手のような動きをする)手

    犬が「噛む」のはワケがある 
  • イスラエル首相「米国のエルサレム首都承認、多くの国が追随の見通し」

    12月7日、イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と正式に認定したことを受け、多くの国が米国に追随するとの考えを示した。エルサレムで撮影(2017年 ロイター/Ronen Zvulun) イスラエルのネタニヤフ首相は7日、トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と正式に認定したことを受け、多くの国が米国に追随するとの考えを示した。 ネタニヤフ首相は、今後米国と同様の認識を示す国から既に打診がある、と明らかにした。ただ、具体的な国名は挙げなかった。 米国は、現在テルアビブにある米大使館をエルサレムに移す方針を示しており、移転には3─4年かかるとしている。 ネタニヤフ首相は「米大使館がエルサレムに移り次第、もしくは、それよりも前に、多数の大使館がエルサレムへ移転する動きが広がるだろう」と述べた。

    イスラエル首相「米国のエルサレム首都承認、多くの国が追随の見通し」
  • イエメン、サレハ前大統領の殺害はなぜニュースなのか

    自ら率いる国民全体会議(GPC)の35周年を祝ったばかりだったサレハ(今年8月、首都サヌアで)  Khaled Abdullah-REUTERS <内戦で800万人が飢餓状態にある「最悪」の失敗国家。サウジアラビアとイランが代理戦争を戦う国。サレハはこの国に分断の種を撒き、今日まで権力と富を欲しいままにしていた男。だがサレハのいないイエメンは、サレハがいたイエメンより悪いかもしれない> 内戦が続くイエメンで12月4日、武装した兵士らが毛布にくるまれたアリ・アブドラ・サレハ前大統領の遺体を運ぶ映像がネットに流れ、中東全域に衝撃を与えた。 サレハが率いていた政党「国民全体会議(GPC)」は、サレハは同党のヤセル・アル・アワディ幹事長補佐と首都サヌアを移動中、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」に殺害されたと確認した。 サレハの殺害は、イエメンの未来と泥沼化した内戦の行方を大きく左右する大事

    イエメン、サレハ前大統領の殺害はなぜニュースなのか
  • りんごをアクリルに閉じ込めた三木健とは何者か

    上海当代芸術館で行なわれた『APPLE+展』の会場で、アクリルに閉じ込められたりんごを撮影する来場者(写真提供:三木健デザイン事務所) <日のグラフィックデザイナーが始めた「デザインとは何か」を伝える独自の教育メソッドが国内外で注目を浴びている。このたび上海で開催された展示会も盛況。りんごを再認識し、デザインの基礎を学ぶとは、一体どういうことなのか> 今この時期、店頭を赤く彩る旬の果物、りんご。世界中の誰もが知るこの果物を使って、デザインの楽しさ、奥深さを学ぶ授業を展開するのがグラフィックデザイナーの三木健さんだ。中国の上海で、りんごをアクリルに閉じ込めて展示してみせたのも三木さんである。 企業のシンボルマークや広告ビジュアル、ブランディングなどを幅広く手がける三木さん。赤い鼻の黒い犬をキービジュアルに据えた日IBMのノートパソコン「ThinkPad I Series」のプロモーション

    りんごをアクリルに閉じ込めた三木健とは何者か
  • 「ICBM発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩が目撃しながら大喜びか

    <先月北朝鮮がICBMの発射実験を実施した際に北朝鮮軍の兵士が炎に包まれて死亡したという情報が。金正恩はそれを見ながら実験成功を喜んでいたのか?> 北朝鮮が先月29日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星-15」型を発射した際、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の兵士と思しき人物が、エンジンから噴出された火炎に包まれて死亡したとの情報が出ている。しかも北朝鮮が公開した映像に、その場面が映っていたという。 米政府系のラジオ・フリー・アジア( RFA)が北朝鮮国内の複数の情報筋の話として伝えたところでは、北朝鮮の軍内部ではもちろん、テレビでこれを見た人々の間で衝撃が広がっているという。 その後、映像は編集されて再放送されているとのことだが、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋はRFAに対し、「『火星15』の'発射場面が最初に流されたときには、発射台近くにあいた兵士が炎を避けようとする様子が間違いなく映って

    「ICBM発射映像に炎に包まれる兵士」金正恩が目撃しながら大喜びか
  • スポーツや楽器の演奏など、新しいスキルを2倍早く覚える方法とは

    <米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究プロジェクトが、新しいスキルを学習する際、より速く、より正確に、習得できる方法を発表した> 従来、スポーツや楽器の演奏など、新しい運動技能を身につけるためには、同じ動作を何度も繰り返すことが肝要と考えられてきたが、実は、ちょっとした工夫によって、この習得プロセスを効率化できるようだ。 米ジョンズ・ホプキンズ大学の研究プロジェクトが2016年に学術雑誌「カレントバイオロジー」で発表した研究論文によると、新しいスキルを学習する際、動作に多少の変化を加えながら反復練習すると、単に同じ動きを繰り返すよりも短時間でそのスキルを習得できるという。 3つのグループに分け習得の精度を比較 この研究プロジェクトでは、被験者86名を対象に、小型デバイスを使ってコンピュータ画面上のカーソルを移動させるという新しい操作を習得するためのトレーニングを実施。 記憶の固定化に必要とされ

    スポーツや楽器の演奏など、新しいスキルを2倍早く覚える方法とは
  • フーシ派のミサイルを撃ち落とせなかったPAC3は頼りになるのか

    <イエメンからサウジアラビアに発射されたミサイルは、アメリカ製ミサイル防衛を突破して着弾していた。これで対北防衛は大丈夫か> 北朝鮮が予想を上回るスピードでミサイルの射程と威力を増大させているというのに、アメリカが誇るミサイル防衛システムの性能に疑問が生じている。最新の報告書は、アメリカの同盟諸国にとってさえ信頼に値しないレベルかもしれないと示唆している。 11月、サウジアラビアに関連した重大な出来事が相次いで起こった。レバノンのサード・ハリリ首相は一時サウジアラビアから帰国できなくなって辞任に追い込まれ、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の主導で大規模な汚職摘発も行われた。イエメンでの戦争も激しさを増している。そんな時、一発のミサイルがサウジアラビアの首都リヤドめがけて発射された。 ミサイル攻撃をしたのは、イエメンを拠点に活動するイスラム教シーア派系の武装組織「フーシ派」だ。サウジアラビア

    フーシ派のミサイルを撃ち落とせなかったPAC3は頼りになるのか
  • 2017年は中流でもビットコインを買える最後の年になる!?

    <1万ドルを突破したビットコインの価格は、来年末は15万ドルもありえると、ビットコイン・アナリストの筆者は言う> ビットコインのリサーチをしている関係上、筆者はよく一般の人に仮想通貨について何か知っているか聞いてみる。答えのほとんどは「知らない」か「犯罪取引に使う通貨でしょう?」のいずれかだった。だがそれも昨年までだ。今年は大きな変化が起きている。逆に質問される機会が増えた。「ビットコインはどうやって買うのか」「どこまで値上がりすると思うか」など。11月の末にビットコインの価格が初めて1万ドルを突破して、一般の人々も放っておけなくなったのだろう。 主流メディアもビットコインに注目し始めた。ビットコインが1万ドルの大台に乗ったという記事アクセス数が、北朝鮮が核兵器で米土を攻撃するかもしれないという記事のアクセス数を上回ったのを見たときには思わず笑ってしまった。 ビットコインにとって2017

    2017年は中流でもビットコインを買える最後の年になる!?
  • アメリカも北朝鮮のミサイルすべては迎撃できない

    北朝鮮がワシントンまで届くICBMを持ったなら、ミサイル防衛システムで着弾する前に迎撃しなければならないが> 北朝鮮アメリカに向けてミサイルを発射した場合、アメリカのミサイル防衛システムが破られる可能性がある――複数の軍事専門家はそう証言している。 北朝鮮は11月29日に、新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行い、首都ワシントンを含むアメリカ全土を攻撃できる技術をついに手にしたことを誇示した。 ICBMの弾頭に核爆弾を搭載できる技術があるのかどうかはまだわからない。しかし、北朝鮮のミサイルがアメリカ土に到達可能だと明らかになったことで、万が一攻撃を受けた場合、アメリカのミサイル防衛システムで当に防衛できるのかが議論になっている。 トランプ大統領は10月、FOXニュースのインタビューを受けた際、アメリカは「世界で最も優れた軍備を誇っている」と言った。 「われわれは、飛行する

    アメリカも北朝鮮のミサイルすべては迎撃できない
  • イエメン内戦が拡大 フーシ派が共闘解消直後にサレハ前大統領殺害

    12月4日、内戦が続くイエメンで、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」の兵士がサレハ前大統領(写真)の乗った車両を襲撃し、前大統領を殺害した。関係者が明らかにした。写真はサヌアで2011年5月撮影(2017年 ロイター/Khaled Abdullah) 内戦が続くイエメンで4日、イスラム教シーア派系武装組織「フーシ派」の兵士がサレハ前大統領の乗った車両を襲撃し、前大統領を殺害した。関係者が明らかにした。 サレハ氏は2015年に内戦が始まって以来、フーシ派と連携し、政権側を支援するサウジアラビア主導の連合軍と敵対してきたが、数日前に連合軍との関係改善を訴え、フーシ派との連携解消を発表。その後、首都サヌアでは、サレハ氏の支持グループとフーシ派による戦闘が起きていた。 サレハ氏の死亡は、フーシ派の士気を高める一方、サレハ氏がフーシ派を離れたことで形勢が逆転すると期待していた連合軍にとっては大

    イエメン内戦が拡大 フーシ派が共闘解消直後にサレハ前大統領殺害
  • 北ミサイル、中国の本音は?――中国政府関係者独自取材

    北朝鮮ミサイル発射受け、国連安保理が緊急会合(11月29日) Lucas Jackson-REUTERS 北朝鮮の新型ミサイル「火星15型」の発射を受け、中国はどのように反応し、今後どのように動くのか?表面に出てきた言動を総括しつつ、中国政府関係者を独自取材し、北朝鮮問題をめぐる中国音を引き出した。 トランプと習近平の電話会談 11月29日未明、北朝鮮は新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15型」を発射した。アメリカ全土をカバーするとみなされている。それを受け、トランプ大統領は習近平国家主席と電話会談を行なった。会談の中でトランプは習近平に「北朝鮮への原油の禁輸」を求めたとのこと。29日午後(日時間30日午前)に開かれた国連安全保障理事会でアメリカのヘイリー国連大使が明らかにした。 今年9月の北朝鮮による核実験を受け、安保理は北朝鮮への石油製品の輸出制限などの制裁を決定はした。

    北ミサイル、中国の本音は?――中国政府関係者独自取材
  • 「若ハゲ」と「若白髪」の心臓病リスクは5倍以上

    <早すぎる「ハゲ」と「白髪」。生物学的年齢に基づいた要素は健康リスクの判断に有用な可能性がある> 多くの男性が避けたい「若ハゲ」。11月30日に発表されたインド心臓病学会による最新の研究で、そんな「若ハゲ」に追い打ちをかけるような結果が報告されている。 欧州心臓学会(ESC)が掲載したレポートによると、2000人以上のインド人男性をサンプルに実施されたこの研究で示されたのは、早くして髪が抜け落ちた人そして白髪になった人と冠動脈疾患との関係。これらの男性は、動脈に隆起(プラーク)が発生し、冠動脈疾患になるリスクが高いという。プラークは心臓発作の原因にもなり得る。 研究は、40歳以下の冠動脈疾患を患う790人の男性と健康な男性1270人が対象。血液検査や病歴、心臓の検査結果などを実施し点数化したうえで、毛髪の抜け落ち具合で3つのグループに振り分けた。その結果、点数が高く冠動脈疾患のリスクが高い

    「若ハゲ」と「若白髪」の心臓病リスクは5倍以上
  • 犬を飼うと長生きに! おひとり様に特に効果大

    犬を飼う単身者は死亡リスクが3割減 犬を飼うことで長生きできる----スウェーデンで340万人以上を対象に行なわれた研究で明らかになった。 ウプサラ大学のトーべ・ファル准教授らのチームが、犬を飼うことと心臓病との関係を研究し、オンラインの科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。 ウプサラ大学のチームは、2001年の時点で40〜80歳の、心臓に健康上の問題を経験したことがない人たち340万人以上のデータを12年間にわたって調査した。そこから、犬を飼っていると、心臓病やその他の死因で死亡するリスクが低くなることが分かった。その傾向は、特に一人暮らしの人に顕著に見られたという。 ウプサラ大学の発表文によると、単身者の場合、犬を飼っている人は飼っていない人と比べ、死亡するリスクが33%低減し、心筋梗塞のリスクは11%低かった。 筆頭著者の1人、ウプサラ大学博士課程の学生、ムニャ・ミュバンガ

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  • 女性に自慰を見せつける男性心理をセックスセラピストに聞く

    <ニューズウィーク日版2017年12月5日号は「セクハラは#MeTooで滅ぶのか」特集。「#MeToo」を合言葉にしたセクハラ告発が世界に拡大中だが、なぜ男性は女性に対する性的虐待を止められないのか。「告発」最新事情や各国への広がり、男性心理も分析したこの特集より> ハリウッドの大物映画プロデューサー、ハービー・ワインスティーンのセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)問題は、各界の大物を次々と巻き込む一大スキャンダルに発展した。被害女性による告発の波は、ケビン・スペイシーやダスティン・ホフマンといった名優にも飛び火。政界でも現職上院議員やジョージ・ブッシュ元大統領がやり玉に挙げられた。 なかでも最も嫌な気分にさせられたワインスティーンのセクハラの1つは、女性に自慰を見せつける行為だ。TVジャーナリストのローレン・シバンの告発によると、ワインスティーンはレストランで彼女にキスを迫って拒

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  • 中国整形「サイボーグ」の素顔は発明家

    中国の近未来都市・深圳が生んだ新世代クリエーター、ナオミ・ウーの奇想天外で(意外に深い)ハードウェア制作の世界> 中国の「サイバーパンク都市」深圳に住む自己デザイン型の美しき「サイボーグ」――それがナオミ・ウーだ。 彼女の正体はテクノロジーデザイナー。LEDで光るスカート、3Dプリンターで造形したタンポンケースやビキニトップなど、女性向けの実験的な試作品を生み出す一方で、ハードウエアの製作もしている。 ウーがYouTubeで公開する動画は、中国テクノロジー業界の内情を英語で伝える点で類を見ない。製作現場を紹介する映像ブログは膨大な数の再生回数を誇り、プロジェクトの進行状況をシェアするソーシャルメディアアカウントには数万人のフォロワーがいる。 国際的に名を知られたのは15年、光るスカートを発表したとき。超ミニのデニムスカートの内側にLEDを装着したこの作品は、米ソーシャルニュースサイトの

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