タグ

ブックマーク / benli.cocolog-nifty.com (258)

  • 屈してはならない脅し - la_causette

    近代国家には、いかなる脅しを受けようとも、してはならない譲歩があります。ある種の勢力を法の支配の枠外に置くことは、その一つです。「法の支配」というのは、私たちが不正義の横行しない、安定した社会を維持するのに不可欠の要素です。 ですから、医師たちが「自分たちを法の支配の枠外に置くまで、一切の医療行為を行わない。さあ、それで困るのはお前たちだ。医療行為を受けたければ、医師の元にひざまずいて、「今後は医師を法の支配の枠外に置きます。医師たちに何をされても、私たちはそれを運命として受け入れ一切を諦めます。」と宣言せよ」との脅しを受けても、これに屈することは私たちの社会に回復しがたい禍根を残すことになります。そのようなことが通用するのであれば、他の業種だって、サボタージュ活動を行うことによって、治外法権を勝ち取ろうとする虞があります。そうなれば、私たちは、守られる「法」を持たない、野蛮な社会に逆戻り

    屈してはならない脅し - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/30
    そうですね。やむをえないかも知れないですね。まじめに何とかしようとしている人たちには失礼な話かもしれないけれど。
  • 弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette

    光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、共通してるのは、依頼者以外の者の感情に配慮して、依頼者の利益を損なう活動を行うように弁護士に無理強いをしようと言うことです。 もちろん、弁護士は、そのような行動をとることにより何の利益も受けませんし、それどころか、そのような行動を選択する権限を与えられていませんので、第三者の感情を慮って依頼者の利益を損なう行動をとることは、むしろ懲戒処分を受ける危険すら伴うわけです。 さらにいえば、全ての弁護士がその感情を配慮して行動しなければ第三者というものを認めると、その第三者と利害を対立する者は十分な司法的救済を受けることができなくなる危険が高まるわけで、それは「法の支配」自体の否定にすら繋がるわけです。 光市母子殺害事件の弁護人に対するバッシングにせよ、「医療崩壊だ!」コメントスクラムにせよ、匿名さんが現実社

    弁護士バッシングと「法の支配」の終焉 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/29
    正論だよ。最後の一節が余計なことをのぞけば。しかし、弁護士ってのは人に尊敬されたいって気持ちが薄いものなのかな。
  • 汚れ役を押し付けないでね - la_causette

    当院では、勤務医に労働基準法上の所定労働時間を大きく超える長時間労働を課しています。従いまして、当院では、勤務医の労働意欲を維持するため、当院の勤務医の診療ミスにより患者様の生命・身体を損なうことが生じたと致しましても、当院または当院の勤務医に対して法的責任を追及することを固く禁じております。医療とは所詮不確実なものでございますので、当院の勤務医の診療ミスにより患者様が亡くなられたといたしましても、それも運命だと思って諦めて下さい。 という掲示がそこかしこに置いてある病院には私は行きたいとは思いません。 また、肉親が病院で死亡したときに、病院から 当院では、勤務医に労働基準法上の所定労働時間を大きく超える長時間労働を課しています。従いまして、当院では、勤務医の労働意欲を維持するため、当院の勤務医の診療ミスにより患者様の生命・身体を損なうことが生じたと致しましても、当院または当院の勤務医に対

    汚れ役を押し付けないでね - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/29
    いや、そのとおりなんだけどね。好むと好まざるに関わらずそうなっちゃうかもね。
  • 「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんの要求ポイントは、ずれている - la_causette

    「保険診療なんて安価な診療報酬しか支払わない患者を死に至らしめたとしても、わざとでない限り、如何に そのミスが重大なものであろうとも、一切の責任を負わない」ということでなければ、医師など続けていられないという方々には、「残念ですが、そこまで仰られるのであれば、仕方がありません。どうぞ他の職業でご活躍ください」という他ないというのが正直なところでしょう。如何に医師が少なくなろうとも、「病気を治してくれとはいいませんし、わざとでさえなければ、やっつけ仕事で命を奪っていただいても望ですので、どうぞ診療して下さいませ」などと患者やその家族が懇願するという事態は、私には想像できません。 そういう意味でも、「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんは、要求するポイントがかなりずれているように思います。いくら「ストライキ」等の対抗策を講じてみたところで、根幹部分についての譲歩を勝ち取ることは非常に困

    「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムの皆さんの要求ポイントは、ずれている - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/28
    弁護士は100%勝訴しないと訴えるって言われないからいいよね、みたいな話。全力を尽くさなかったから有罪とか尽くしたけどもっと優秀だったら当然勝てたから有罪とか。金額の多寡の問題に転化されてない?
  • 「論点のすり替えだ」といえば反論できた気になれる脳天気さって、 - la_causette

    「医療崩壊だ!」系コメントスクラムの特徴としては、まず、襲われる側のエントリーには何らの問題がないということがあげられます(もちろん、襲われる側のエントリーには何らの問題もないのにコメントスクラムに襲われる例は他にもたくさんありますが。)。「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」の「突然」というエントリーだって特に内容に問題があるわけでもありませんし(「医療過誤についての無過失保険」にしても、私は医師の方から導入の必要性を訴えられたことがありますので、特にこのブログ主に特殊な見解だということではありませんし、そこで語られている実務的な内容については実態に即したものであるように見えます。私自身は、医療過誤訴訟はアソシエイト時代に1回やったきりですので、詳細は知りませんが。)、言葉遣いも「だ・である」調のものとしては丁寧な部類にはいると思います。 まあ、「とりつく島がない」ということや、あまりの独

    「論点のすり替えだ」といえば反論できた気になれる脳天気さって、 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/27
    間違ったことを言っているとも思わないけど、言わなくてもいいことを言っているようにも。批判のための批判とも。「不当な圧力を加えられるとより一層闘志が沸く」のもコメントスクラムと言われて燃えるのも一緒。
  • で、誰がそんなむちゃくちゃな主張をしてくれると期待しているの? - la_causette

    「モトケンさんブログをまた〜りwatch」というスレッドの420番発言に次のような記述がありました。 つまり、問題は憲法云々ではなく、医療について、刑事においては故意犯(:強姦・強制猥褻・暴行・強要etc.)のみを取り扱い、過失犯(:業務上過失致死)は 重大な例外的事件を除いては取り扱わないこととし、また民事においても、刑事で扱われた故意犯に関する不法行為、あるいは自由診療について生じた不 法行為(or債務不履行)のみを取り扱い、その他の医療についての法的問題は、医療の公共的性格と憲法及び民法(1条)の精神に則り、可能な限り慎重 かつ穏便に取り扱うこととするという方針を明らかにすればよいだけのハナシ。 で、誰がその方針を明らかにするとどうしてそれで物事が解決するのか、全く不明です(裁判所がそのようなことを明らかにするのは、法に基づく裁判を行わないことを裁判所が宣言することになりますから、憲

    で、誰がそんなむちゃくちゃな主張をしてくれると期待しているの? - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/27
    これは正論。最後書きかけ?ルールの問題ではなくモラルの問題だと思うので、ルールに議論が還元されちゃいかんよね。
  • 医療過誤訴訟システムによる医師の経済的負担はどの程度か - la_causette

    ところで、実際のところ、現在の医療過誤訴訟システムは医師にどれほどの経済的負担を掛けているのでしょうか。そして、それは医療を崩壊させるほどのものでしょうか。 とりあえずの目安としては、医師賠償責任保険の保険料を見るのがよいでしょう。1件あたりの賠償額が高かったり、国民が医師を訴えることに躊躇せずかつ裁判官(国によっては陪審員)も医師に賠償責任を広く認める社会では保険料は高額となり、そうではない国では保険料は低額となるからです。そして、医師や病院は、医療過誤訴訟で敗訴しても、医師陪責保険に加入している限り、ごくわずかな免責金額を負担するだけで、それ以上の金銭の出捐を要しないのが通常だからです。 では、日の医師賠償責任の保険料はいくらくらいでしょうか。もちろん、保険会社によって、あるいは保険商品によって違うでしょうし、集団で加入すれば一部割引もされるでしょうが、あまり細かいことを言い出すとき

    医療過誤訴訟システムによる医師の経済的負担はどの程度か - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/25
    職を失わないまでも、裁判のために色々掛かる時間がますます全体の負荷を上げることは考慮しなくて良いのかなあ。全てを認めて払うなら手間は掛かりませんが、その場合、保険料は跳ね上がりますよね。↑何この短絡。
  • 患者や弁護士や裁判所を攻撃しても労働環境は改善しない - la_causette

    「Level3」という方からコメントを頂きました。 経済的理由は,医療訴訟が医療崩壊を押し進めている主たる理由ではありません.とのことです。すると、 医療訴訟(民事のみ)に対する保険に医師が加入していることが多い筈ですが、その保険が破綻しかねませんので、保険加入料は高騰するもしくは支払い渋りが数多く発生することも考えられます。 するとどうなるか。 実際訴訟リスクの高い現場で勤労する医師は裕福でも何でもないので、そんな金銭的負担には耐えられませんので退職者が続出するでしょう。との「元内科医」さんのコメントは、現役の医師の感覚からは外れているということでしょうか(懲罰的損害賠償制度が認められない限り、1件あたりの賠償額は飛躍的に高額化しそうにはありませんので、医師賠償責任保険の保険料は、概ね医師敗訴件数に比例する形でしか高額化しそうにありません。)。 「Level3」さんは、 最大の問題は「医

    患者や弁護士や裁判所を攻撃しても労働環境は改善しない - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/25
    鬱憤って言葉を使えるくらい周辺の議論を読んでいるとはとても思えないのですが。まあ弁護士も逆恨みで刺されるのを覚悟しているんだから良いのかも知れんけど、件数も違うしなあ。
  • 「医療崩壊だ!」系コメントスクラム - la_causette

    「マチ弁日記おばさん弁護士の独り言」というブログが、「医療崩壊だ!」系コメントスクラムに襲われてしまっているようです。 「突然」というエントリーのコメント欄は、最初の書き込みが2007/08/19 21:06、私がこのエントリーを書くにあたってみた限りの最後の書き込みが2007/08/24 05:57でその間コメント数が432件ということで、約14.6分の1回のペースでコメントが投稿されています。ブログ主がコメントに回答・反論しないことを責めるコメントもいくつか見られますが、まあ、物理的に無理というものです。 しかも、この種の「医療崩壊だ!」系のコメントスクラムが押しつけたがっていることというのは、「医師に対して医療過誤訴訟を提起することはけしからん」という話なので、他人のブログのコメント欄で騒いでも解決する話ではありません。いくら騒いでも、医療過誤訴訟を提起して勝訴した弁護士に対して弁護

    「医療崩壊だ!」系コメントスクラム - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/25
    弁護士の問題に絞ったらどうかね。
  • benli: 東京キー局を同時再放送することを主たる機能とするローカル局などそもそも不要では?

    翻って考えてみると、東京キー局が放送している番組を同時再放送するテレビ放送会社って、同一地域に1つあれば事足りると言えそうです。強いて言えば、放送法を改正して、東京キー局の放送を各地域に同時再放送する義務を日放送協会に負わせてしまえば、東京キー局の放送を同時再放送する機関としてのローカルテレビ局は不要ということができます。 各県域ごとに、各東京キー局に対応したローカルテレビ局を置くというのは、考えてみれば、非常に効率の悪いシステムです。むしろ、衛星放送のように、東京キー局からの委託を一括して受けて放送電波の送信を行う「受託放送事業者」が各地にあれば済む話ですし、その方が、人件費や設備コストを含めても安上がりなのではないかという気がします。地域住民だって、東京キー局の放送全てを、東京の住民と同時に視聴することができるわけで、その方が望ましそうな気がします。

    NOV1975
    NOV1975 2007/08/22
    メジャー番組だからCM打つってのが無くなると経営できなそうな気もするけれど、それもまた時流として受け入れなければならないのかな。
  • Beyondさんが「「集合知の議論」として、あまりに酷い場合のことを聞いていた」とはつゆ知らず - la_causette

    Beyondさんの「論理」は、一般の方とは異なるようです。 しかし、Googleにもソーシャルブックマークにもノイズをフィルタリングする機能などありません(Googleの場合、あまりに酷いものについては「Google八分」をしてくれる場合がありますが。) を「完全な形で書き換える」とどうして、 しかし、Googleにもソーシャルブックマークにも『集合知的にノイズと判断されるような情報』をフィルタリングする機能などありません(Google の場合、『私(またはグーグル)があまりに酷いと思ったもの』については「Google八分」をしてくれる場合がありますが。) となるのか、私には理解ができません。 また、「「集合知の議論」として、あまりに酷い場合のことを聞いていた」とは、いままでのBeyondさんのコメントからは読み取ることができませんでした(後学のため、どの辺の言い回しから、「「集合知の議論

    Beyondさんが「「集合知の議論」として、あまりに酷い場合のことを聞いていた」とはつゆ知らず - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/20
    小倉先生の「あまりに酷いもの」の概念が知りたいぞ。
  • 酷くないものだけを選んでインデックス削除していると想像できる人がいるとは、ネットとは広いところです。 - la_causette

    Beyondさんは、 そこで、 「あまりに酷いものについてはGoogle八分をしてくれる場合があります」とのことですが、私は、そのような例を知りません。小倉さんは、そのような例をご存知なのですか? とコメントしたところ、コメントは消された上、 と述べています。Google八分に関するBeyondさんのコメントはあまりに痛々しいので全てを承認しているわけではないのですが、一度掲載したものを削除はしていないです。 Beyondさんの頭の中にあるGoogle社というのは、「全然酷くないものについてGoogle八分をするのに、あまりに酷いものについてはGoogle八分に頑として応じない」存在のようなのですが、まあ、常識的に考えてそういうことはないわけです。 実際、私は業務の一環として、「酷い誹謗中傷がネット上に書き込まれており、これを削除させるまでには相応の時間がかかりそうだ」という場合には、応急

    酷くないものだけを選んでインデックス削除していると想像できる人がいるとは、ネットとは広いところです。 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/19
    話が錯綜中。~八分の否定的なニュアンスをもっと重要視して述べるべきだと思うな。皮肉でないのであれば。
  • Beyondさんに誤読されないためには非常にまどろっこしい文章にする必要がある - la_causette

    「「Googleやソーシャルブックマークを使えばいいのだ」と無責任に言い放たれても…」というエントリーについて、Beyondさんから執拗なコメントの投稿を受けています。 「Aという属性を有するBは、Cとなる場合がある」という命題(以下、「命題甲」といいます。)は、「CとなったBは、Aという属性を有している」という命題を導きません。命題甲は、Cという結果をもたらす要因を「BがAという属性を有すること」に限定していないからです。同様に、「Aという属性を有しないBについてCとなった例がある」という事実は、命題甲に対する反証にはなりません。 Beyondさんは、 これが誤読とおっしゃるのでしたら、元々の表現の仕方について、弁護士(表現者の中でも一般的に責任あるとされる表現者という意味)としてのモラルに欠けますねという主張です。 と仰っているのですが、上記の程度のことを理解できない人に誤解されたから

    Beyondさんに誤読されないためには非常にまどろっこしい文章にする必要がある - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/18
    双方とも、本来の観点と違う論理で戦っていて面白い。Beyond氏も本当はそんなことが言いたいわけじゃないんだろうに。/追記部。やっぱりGoogle八分という言葉の捉え方の問題にはならないのね。
  • 「意識の差」以前に「インフラの差」です。 - la_causette

    梅田望夫さんが次のように述べています。 「学習の高速道路」を構築するためのインフラはもうすべて用意されている。あとは日語圏に生きる私たち一人ひとりが、日語圏のネット空間を知的に豊穣なものにしていく決意を持つかどうかにかかっていると思うのである。 しかし、梅田さんが取締役を務める「株式会社はてな」を含めて、「匿名性を保てれば何をやってもよく、実名がばれたら何をされても何もできない」雰囲気注1を醸成しておきながら、「あとは日語圏に生きる私たち一人ひとりが、日語圏のネット空間を知的に豊穣なものにしていく決意を持つかどうかにかかっていると思うのである」みたいなことを言われても、とても無責任な感じがします。 「学習の高速道路」を構築したいのであれば、「大学や図書館や博物館や学者コミュニティなど、知の最高峰に位置する人々や組織」が、不特定人から執拗に誹謗中傷されることを幸せに感ずる倒錯した人格

    「意識の差」以前に「インフラの差」です。 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/14
    知を提供すると必ず誹謗中傷される世界がどこかにあるらしい…
  • 「Googleやソーシャルブックマークを使えばいいのだ」と無責任に言い放たれても… - la_causette

    「集合知の価値を維持するのは大変だ」というエントリーに対して、松岡美樹さんからご反論を頂きました 松岡さんは、小倉さんの持論通り、ノイズは一定レベルで存在する。ではどうすればいいのか? 先に書いたように、Googleやソーシャルブックマークを使えばいいのだ。そうすればノイズをフィルタリングしながら、質的にも総体として一定水準をクリアできる。と仰っています。しかし、Googleにもソーシャルブックマークにもノイズをフィルタリングする機能などありません(Googleの場合、あまりに酷いものについては「Google八分」をしてくれる場合がありますが。)。Amazonレビュー等のレイティングシステムでもそうですが、大衆による評価等によりノイズを制御しようとするシステムは、特定のターゲットを貶めるためにタッグを組む人たちの前にはあまりに無力です。 また、有益な情報をWebから排除してしまって、匿名で

    「Googleやソーシャルブックマークを使えばいいのだ」と無責任に言い放たれても… - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/14
    想定している「場合」が極論の愚に堕ちている楽しいブーメラン論。
  • で、徹くんはどうなの? - la_causette

    橋下徹弁護士が、光市母子殺害事件の弁護人に対する懲戒請求を相変わらず煽っているようです。 「法律オタクのお坊ちゃん弁護士が、この弁護団に対して懲戒請求をすることが、逆に違法になるなんてヌカシているけど、心配御無用。」とのことなのですが、そこまで言うのであれば、一般市民を煽って懲戒請求をさせるのではなく、橋下弁護士自身が自ら懲戒申立てをした上で、自らのブログ等でその報告をすればいいだけではないかという気がします。 法律の素人が懲戒申立書を作るよりは、法律の専門家である橋下弁護士が懲戒申立書を作成した方が、形式的にも実質的にも懲戒申立てとしての要件を具備したものができる確率が高いと思いますし、ネット上に上がっているテンプレートを印刷して署名して懲戒申立てを行ったにすぎない人が弁護士会から追加の資料等の提示を求められたっておそらくどうにもならないような気がしますが、橋下弁護士なら、仮にも弁護士な

    で、徹くんはどうなの? - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/07
    ↓OKなんじゃない?基本小倉せんせーは正しいわけだし。基準が明確で良いよね。
  • 間接寄与者の発信者情報開示 - la_causette

    プロバイダ責任制限法に基づき発信者情報の開示を求めるにあたっては、「特定電気通信による情報の流通によって自己の権利を侵害された」ことが文言上必要です。 では、ネットゲームやセカンドライフなどで仮想空間マネーや仮想空間アイテム等を騙し取られた場合に、現実社会の裁判所でアイテム等の返還請求を行ったり損害賠償請求等を行ったりしようと思ったときに、この騙し取った人間の氏名・住所等の開示を、プロバイダ責任制限法を根拠としてプロバイダ等に請求できるでしょうか。あるいは、ある特定の商品について虚偽の効能を宣伝することによって消費者に不要なものを買わせて広告主から報酬を受け取ったアフィリエイターに対して不要なものを買わされた消費者が損害賠償請求を行おうと思ったときに、このアフィリエイターの氏名・住所等の開示をプロバイダ責任制限法を根拠としてプロバイダ等に請求できるでしょうか。あるいは、当該被告人の弁護人に

    間接寄与者の発信者情報開示 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/07
    ううむ…それって無法地帯になるのかなあ。後者の例は過度に責任を求めているようにも見える。井戸端会議を規制する事とどれほど差があるのか、ちょっとピンときません。
  • 読み手にリタラシーを求めることでデマをまき散らすことを正当化する不毛 - la_causette

    前回のエントリーに対し、yellowbellさんから「集合知は作り上げる側でなく利用する側にこそ、能力が求められている。だからこそのリテラシーだろう。」とのはてなブックマークコメントをつけられました。 しかし、読み手に高度のリタラシーを求めるメディアというのは、情報サービスとしての価値が低いといわざるを得ません。「嘘を嘘と見抜けなくとも構わない」場面でしか使い道がないとしか言いようがないです。 また、読み手に高度のリタラシーを求めることをもって弊害への対処とする手法は、実際にそのような高度のリタラシーを有しない読み手が存在する現状においては、対処法として不十分であると言うことができます。例えば、学校裏サイトで酷いデマを流された学生に、「リタラシーの高い読み手は、『嘘を嘘と見抜いている』から、気にしなくとも良い」と言ってみても何の慰めにもなっていないし、2ちゃんねるで「スーパーフリーのメンバ

    読み手にリタラシーを求めることでデマをまき散らすことを正当化する不毛 - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/05
    いつのまにか集合知は情報サービスになっていたらしい。
  • 集合知の価値を維持するのは大変だ - la_causette

    松岡美樹さんは、「インターネットの「リアル世界化」は正解か?」というエントリーにおいて、 インターネット上に存在するデータ(文章その他)は、集合知である。集合知は、束ねられた意見の数が多ければ多いほど価値が増す。また、そこに集積された意見が多様であればあるほど意義深いはずだ。それが実名でなされたものか? それとも匿名か?なんて関係ない。と述べています。 しかし、集合知が価値を持つためには、意見を発する「衆」の側に一定の能力と誠実さがあることが求められます。「おふざけ」を含めた邪な気持ちで発信される情報の割合が増えれば、集合知の価値はどんどん下落していきます。 前者についていえば、日国憲法も採用している間接民主主義自体がこれを前提としています。つまり、一般大衆は、個々の法案についての当否を判断する能力は欠けるが、誰を代表に選んだらよいかを判断する能力は十分にあるという前提のもと、国民の主権

    集合知の価値を維持するのは大変だ - la_causette
    NOV1975
    NOV1975 2007/08/05
    それは誰が審査するのさ。というか、また匿名悪に帰結しているけど、その観点じゃ匿名も実名も特定方面からの圧力と言う意味ではどっちもどっちだよ。
  • benli: 論理や実利ではなく感情ないし羨望の問題

    昨日のICPFセミナーに参加させていただきました。 池田先生は三田さんの発言にずいぶんご立腹のようです。しかし、私が三田さんの講演内容やその後の質疑応答をお聞きして感じたのは、三田さんが著作権の保護期間の延長を実現しようとしているのは、まさに「欧米の作家たちが死後70年間著作権を保護されるのに、日の作家たちは死後50年しか著作権を保護されない」ということが気に入らないのであって、三田さん自身、「欧米の作家たちが死後70年間著作権を保護されるのに、日の作家たちは死後50年しか著作権を保護されない」と何が問題なのかということを必死に模索している最中なのではないかということでした。 そういう意味では、この問題は三田さんにとっては「感情」の問題なので、これに対して、「著作権の保護期間を延長すべき理由」の変遷を追及して論理矛盾だといってみても、三田さんにとっては有効な反論になっていないとも言えそ

    NOV1975
    NOV1975 2007/08/01
    「著作権が切れると改変されるから」ってのを本気で言っているか、なんだよなあ。死んだ後のお金の心配よりも名を残す心配をしてくれればよいのですが。