ウクライナ北部の都市チェルニヒウ中心部で19日午前、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、6歳の少女ら7人が死亡したと、ウクライナ当局が明らかにした。
損傷した建物で作業に当たる救急隊=19日、ウクライナ・チェルニヒウ/National Police/Reuters (CNN) ウクライナ当局者らによると、北部の街チェルニヒウ中心部に19日、ロシア軍のミサイルが撃ち込まれ、6歳の女児を含む少なくとも7人が死亡、130人近くが負傷した。 チェルニヒウは前線から遠く離れたロシア国境近くの街。中心部にある広場や近くの工科大学、劇場が被害を受けた。劇場では当時、ドローン(無人航空機)の製造に関するイベントが開催されていた。 クリメンコ内相によると、女児は警官らの救急処置にもかかわらず、搬送先の病院で死亡した。母親も重篤な容体に陥っている。 クリメンコ氏によれば、教会に集まっていた信者らが被害に遭った。この日は正教会の祭日にあたり、信者らは教会で清められたりんごを持ち帰ろうとしていた。 ゼレンスキー大統領は、この攻撃が「いつもの土曜日を苦痛と喪失の
ロシアのミサイル攻撃を受けたポクロウスクで損壊した建物から負傷者を運び出す救助隊/Anatolii Stepanov/AFP via Getty Images (CNN) ウクライナ非常事態庁は12日までに、ロシア軍のミサイル攻撃の被害を受けた現場に出動し、新たな攻撃に巻き込まれるなどして殺害された救助隊員は侵攻が始まって以降、少なくとも78人で、負傷者は280人に達したと報告した。 同庁の報道担当者が軍メディアセンターでの会見で述べた。東部ドネツク州ポクロウスクでミサイル攻撃が2回あり、最初の攻撃で着弾場所に急行した非常事態庁の複数の職員が負傷したことを受けた発言ともなっている。 ウクライナ国家警察によると、ドネツク州の非常事態庁の幹部がポクロウスクへのミサイル攻撃への対応に当たっている際に殺されたという。 同センターはSNS上で、ロシア軍は救助隊員にも砲火を浴びせる国際協定を無視する行
(CNN) ウクライナ空軍は11日、ロシアが米国製戦闘機F16の訓練を近く受ける予定のウクライナ軍パイロットらを狙い、高度なミサイル「キンジャル」を発射したと主張した。 軍の当局者によると、ミサイル4発のうち1発は迎撃された。空軍のイグナット報道官がウクライナのテレビに語ったところによると、他の3発は軍飛行場の近くに着弾したという。 ここ数カ月、ウクライナ軍の飛行場は絶えずロシアの攻撃目標になっている。 最も頻繁に狙われているのはウクライナ西部のスタロコスティアンティニフ飛行場だが、11日早朝の攻撃で目標とされたのは、西部イワノ・フランキウスク州にあるコロミヤ飛行場だった。 イグナット報道官は「今回は若者が狙われた」「間もなく訓練に出発する若いパイロットたちだ」と説明した。 ミサイルのうち1発はキーウ州上空で迎撃された。他のミサイルがどうなったのかは不明。CNNは戦場での主張については検証
ロシア空軍の「ミグ31K」戦闘機に搭載された極超音速ミサイル「キンジャル」。ロシア国防省提供の動画より(2022年2月19日撮影・提供)。(c)AFP PHOTO /Russian Defence Ministry 【8月12日 AFP】ウクライナは11日、ロシア軍がウクライナ西部の飛行場を狙って極超音速ミサイル「キンジャル(Kinzhal)」を発射し、付近に住む8歳の少年が死亡したと発表した。 ウクライナ空軍によると、ロシア南部と中部からミサイル4発が発射された。1発はキーウ(Kyiv)州上空で防空システムによって撃墜されたが、残り3発はグリニッジ標準時(GMT)午前7時(日本時間同日午後4時)ごろ、西部イバノフランコフスク(Ivano-Frankivsk)州の飛行場近くに着弾した。 検察によると、ミサイルは民間施設と住宅地に着弾した。 検察は「ミサイルは、コロミア(Kolomyia)地
(CNN) ウクライナ南部ザポリージャ州の当局者は10日、同州のホテルがロシア軍のミサイル攻撃を受け、1人が死亡、16人が負傷したと発表した。負傷者には子ども4人が含まれるという。 ウクライナ国防省によると、ミサイル攻撃を受けたホテルは6〜13歳の子どもを対象とする日帰りキャンプの実施場所。10日はミサイルが着弾する1時間前にキャンプは終了していた。 同省は「ロシアのテロリストらは子どもたちを標的にしていた」と非難。「キャンプは毎日午後6時までで、ミサイル攻撃があったのは同7時だった。この攻撃で1人が死亡、16人が負傷した。奇跡的なタイミングにより子どもたちは難を逃れた」とツイートした。 攻撃を受けたホテルは国連の職員や、周辺地域の住人をサポートする人道支援団体の職員も頻繁に利用していた。
ウクライナ・ドネツク州ポクロウシクでロシアのミサイル攻撃を受け損壊した建物。非常事態庁提供(2023年8月8日撮影、提供)。(c)Handout / AFP 【8月9日 AFP】ロシアは8日、ウクライナ東部ドネツク(Donetsk)州ポクロウシク(Pokrovsk)にある同国軍の前進指揮所をミサイルで攻撃したと発表した。一方、ウクライナ側は攻撃を受けたのは民間施設で、少なくとも7人が死亡したと主張している。 ポクロフスクは、ロシア側がウクライナの攻撃を撃退・進軍していると主張する東部の前線から約50キロの距離にある。侵攻開始前までは約6万人が暮らしていた。 ドネツク州の軍政トップ、パブロ・キリレンコ(Pavlo Kyrylenko)氏によれば、7日夜にロシア軍のミサイル2発が40分間隔で撃ち込まれ、住宅、ホテル、カフェ、小売店、庁舎が損壊した。 現場のAFP特派員は、救助隊が5階建てビルの
ロシア軍により破壊された現場。救助隊員が重機を使いながら作業を行っている=8日、ウクライナ・ドネツク州ポクロウスク/Viacheslav Ratynskyi/Reuters (CNN) ウクライナ東部ドネツク州で親ロシア派勢力が名乗る「ドネツク人民共和国(DPR)」のトップ、プシリン氏によると、DPR支配下の州都ドネツクがウクライナ軍から集中的な砲撃を受け、少なくとも3人が死亡した。 プシリン氏はSNS「テレグラム」への投稿を通し、市北部のキーウスキー地区でこれまでに3人の死者が報告されたほか、子ども1人を含む11人が負傷したと発表した。 多数の民間インフラが被害を受けたと述べ、ウクライナ軍がクラスター爆弾を使ったとも主張した。CNNはこの主張の真偽を独自に確認できていない。 同氏によれば、ドネツク市内とその近郊で計95回の砲撃があり、住宅24棟と学校や幼稚園を含む民間インフラ10施設、工
損壊した建物で作業する救急隊=7日、ウクライナ・ドネツク州ポクロウスク/Anatolii Stepanov/AFP/Getty Images (CNN) ロシア軍によるウクライナ東部ドネツク州ポクロウスクへのミサイル攻撃では、30~40分の間を置いて2発目が撃ち込まれ、1発目で駆け付けた救助チームを直撃したことが分かった。最新の発表によると、死者は7人、負傷者は81人に上っている。 ポクロウスク市の軍政当局トップはSNS「テレグラム」への投稿で、1発目のミサイルが19時15分、2発目が19時52分に着弾したと報告。しばらく間隔を置くのが「ロシア・ファシスト」式の手口だと述べ、救助チームの到着後に2発目が来れば犠牲者が増えると非難した。 爆発の影響は広い範囲に及び、周囲の建物で少なくとも計2000枚の窓が割れたとも語った。 地元当局者らによると、居住用の建物とホテル、複数の店舗、行政機関ビル
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は30日夜、戦争がロシアに到達するのは避けがたいと述べた。これに先立ちロシア国防省は、モスクワが同日早朝にウクライナのドローン(無人機)による攻撃を受けたと発表していた。 ゼレンスキー大統領は訪問先のウクライナ西部イヴァノ・フランキフスクからのビデオ演説で、「ウクライナはますます強くなっている」と強調。「今日はいわゆる『特別軍事作戦』の522日目だ。ロシア指導部は数週間で終わると思っていたが」と述べ、「戦争は徐々にロシア領に戻りつつある。ロシアにとって象徴的な中心地や軍の基地へ。これは不可避で自然で、まったく公平なプロセスだ」と主張した。 演説に先立ちロシア国防省は、モスクワが同日早朝にウクライナのドローン攻撃を受けたと発表。モスクワ郊外西部オディンツォヴォでドローン1機を破壊したほか、2機を墜落させたものの、この2機がモスクワ市内に落下し、オ
黒海の真珠、攻撃に怒り 「ウクライナ人は壊せず」―ギリシャ総領事館も被害 2023年07月24日13時31分配信 【図解】ウクライナ南部オデッサ ウクライナ南部オデッサを狙った23日のロシア軍のミサイル攻撃に、ゼレンスキー政権が猛反発している。正教会の大聖堂が破壊されたほか、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産で「黒海の真珠」と呼ばれる歴史地区の建築物が被災。トゥルハノフ市長は「われわれ(ウクライナ人)を壊すことはできない。ただ怒らせるだけだ」と非難した。 プリゴジン氏の支持率急落 反乱1カ月、プーチン氏ほぼ無傷―ロシア ゼレンスキー大統領は23日夜の動画演説で「(オデッサの)ギリシャ総領事館も被害を受けた」と指摘。20日に損壊した中国総領事館に続き「ロシアのテロの影響が及んだ2番目の領事機関だ」と述べた。 ミサイル攻撃では、港湾施設や住宅も被災し、1人が死亡、子供を含む約20人
ロシア軍のミサイル攻撃を受け損壊したウクライナ・オデーサの正教会の内部(2023年7月23日撮影)。(c)Oleksandr GIMANOV / AFP 【7月24日 AFP】ロシア軍による23日のウクライナ南部の港湾都市オデーサ(Odesa)へのミサイル攻撃では、2人が死亡したほか、正教会の大聖堂も激しく損壊した。ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はこれを受け、ロシアを非難するとともに、報復する考えを示した。 大聖堂は、国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の世界遺産(World Heritage)に登録されている市内中心部の歴史地区に位置し、帝政ロシア支配下の1794年に建立された。 ユネスコのオードレ・アズレ(Audrey Azoulay)事務局長も、「ウクライナの文化遺産への暴力がエスカレートしている」とする非難声明を出した。 同国文
オデッサにミサイル、大聖堂破壊 ロシアが連日攻撃、20人死傷―ウクライナ 2023年07月23日20時21分配信 23日、ウクライナ南部オデッサで、ロシアのミサイル攻撃を受け損壊した救世主顕栄大聖堂の内部(ロイター時事) ウクライナ南部オデッサに23日未明(日本時間同日午前)、ロシア軍の大規模なミサイル攻撃があり、正教会の救世主顕栄大聖堂が破壊された。港湾施設や住宅も被害を受け、地元知事は1人が死亡、子供を含む19人が負傷したと明らかにした。 双方がクラスター弾使用か ロシア・ドイツの記者ら死傷―ウクライナ 「黒海の真珠」と呼ばれるオデッサの歴史地区は今年1月、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。ウクライナ外務省は攻撃を「戦争犯罪」と指摘。ゼレンスキー大統領は「ロシアの悪に弁解の余地はない」と述べた。 プーチン政権は、対ロシア制裁が解除されないことに反発し、ウクライ
ウクライナのソルスキー農業政策・食料相は19日、黒海沿岸にある南部オデーサ州のチョルノモルスク港が夜間にロシアの攻撃を受け、穀物輸出施設が大きな被害を受けたほか、貯蔵されていた大量の穀物が失われたと明らかにした。提供画像(2023年 ロイター) [キーウ 19日 ロイター] - ウクライナのソルスキー農業政策・食料相は19日、黒海沿岸にある南部オデーサ州のチョルノモルスク港が夜間にロシアの攻撃を受け、穀物輸出施設が大きな被害を受けたほか、貯蔵されていた大量の穀物が失われたと明らかにした。 ロシアは17日、トルコと国連が仲介した黒海経由の穀物輸出合意(黒海イニシアティブ)を延長せず、履行を停止すると表明。ウクライナは、ロシアによる港湾施設への空爆は意図的で計画的なものだと非難している。
(CNN) ウクライナのフェドロフ・デジタル変革相は17日、SNSテレグラムでケルチ橋(クリミア橋)への攻撃について言及し、「無人艇」によって攻撃されたと明らかにした。 フェドロフ氏は「きょう、クリミア橋は無人艇によって爆破された」と指摘した。 クリミア橋はロシアが併合したクリミア半島とロシア本土を結ぶ重要な橋で、ウクライナでのロシアの戦争遂行に不可欠な補給路となっている。 フェドロフ氏はまた、無人艇の設計や生産施設については今後も秘密が保たれると述べ、「生産施設の写真は公表しない方が良い」などと説明。一部の部門では生産量が既に昨年の100倍超に増えたと明らかにした。 「我々にはもっと多くの無人艇が必要だ。今後さらに増えるだろう」とも述べた。 ウクライナ保安局(SBU)の情報筋はこれより前、CNNの取材に対し、攻撃はSBUとウクライナ海軍の合同作戦だと明らかにしていた。情報筋は公に話す許可
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