「ミサイル発射」県庁騒然 迷彩服姿の自衛官も―市民からは冷めた声・沖縄 2023年11月22日00時31分 Jアラートを受け、対応に当たる沖縄県の職員ら=21日夜、那覇市の同県庁 「北朝鮮からミサイルが発射されたとみられる」。21日夜、全国瞬時警報システム(Jアラート)が発令されると、沖縄県庁には職員が続々と駆け付け、対応に追われた。ただ、同県では今年3度目となる発令に、那覇市民らからは冷めた声も聞かれた。 <北朝鮮問題>関連ニュースを読む 県庁舎では職員のほか、迷彩服を着た自衛官も加わり、慌ただしく被害情報を確認。Jアラート発令から30分ほどして「ミサイル通過、ミサイル通過」「ピー、ピー」と警告音が響くと、担当課内は再び騒然とし、職員らが電話対応に当たった。 沖縄本島の大動脈で、交通量の多い宜野湾市の国道330号では、車内でラジオや携帯電話が「建物の中や地下に避難してください」と繰り返し