エンドーチェーン(仙台市)は18日、東日本大震災で被害を受けて大規模改修を進めてきたJR仙台駅前のファッションビル「イービーンズ」の営業を再開した。オープンを待ちわびた買い物客が訪れ、装いを変えた店内や、旧館屋上に新設された緑地庭園での散策を楽しんだ。 改修工事で東側の旧館4〜6階を解体し、西側の新館も耐震補強した。改装後の延べ床面積は旧館(地上3階、地下2階)と新館(地上9階、地下2階)を合わせて計約2万5000平方メートル。 テナント構成では「東北最大級」(海野俊館長)に拡大した書店フロアが特徴の一つ。新たに入居した丸善も文具関係を扱っている。 子どもの文具購入に訪れた名取市のパート鈴木倫子さん(37)は「若い女性向けのビルだと思っていたが、印象がだいぶ変わった。足を運ぶ機会が増えそう」と話した。 再契約で1階に入居したネルソンコーヒー(仙台市)の細貝涼哉店長は「なじみの客が早