みずほフィナンシャルグループ(FG)は、2013年4月入社の新卒者から、初任地が海外となる新たな採用コースを設ける。 今後の収益の柱と期待する海外事業で活躍できる人材を育成するのが狙いだ。 このコースで採用されると、国内研修の後、すぐにニューヨーク、ロンドン、香港、シンガポールのいずれかの海外拠点に配属される。非日系企業への融資などを担当する見通しだ。 みずほは既に、初任地が日本国内で、5年以内を目安に海外拠点へ異動して産業・企業調査や企業のM&A(合併・買収)を担うコースを設けている。これを合わせ、全体で30人前後を採用する方針だ。