中国海軍少将、国防大学戦略研究所前所長の楊毅氏は2日、第8回東京・北京フォーラム安全保障分科会における講演で、「中国の軍事力の発展は日本にとっても好機である」と発言した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同氏の発言より。 優秀な人材を軍隊にとどめるため、軍事費の3分の1は隊員の質的向上に充てている。また、中国の軍事費も、これまで長年にわたり資金投入が不足していたことから、装備の補充に用いられている。 軍事費と軍事力の増大は事実ではあるが、中国の安全環境と比べれば、やはり多くはない。私はとくに日本が羨ましく思う。国土は狭く、人口は少ないが、軍事費は多い。カギとなるのは、さらに傘をさしてくれる人がいることだ。中国には傘をさしてくれる人はおらず、そればかりか中国に石を投げつける人がいる。だからこそ、中国は軍事費を増やさねばならないのだ。今後、軍事費はゆっくりと安定、あるいは減少
中国海軍少将、国防大学戦略研究所前所長の楊毅氏は2日、第8回東京・北京フォーラム安全保障分科会における講演で、「中国の軍事力の発展は日本にとっても好機である」と発言した。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同氏の発言より。 中国と日本の安全をめぐる関係は今、難しい状態に置かれている。こうした状態をもたらした原因は、第1は、東南アジア地域の地政学が調整の段階にあることだ。第2は、米国のアジア太平洋地域への再回帰のためであり、「新たな均衡」とも呼ばれる。第3は、日中両国間の力の対比に変化が生じたことだ。 日中という2つの国の安全関係は結局いかに対処すべきなのか。中国の台頭は日本にとって果たして、好機なのか、それとも災難なのか。いずれも考慮する必要がある。わたしは中国が力をつけたことは、軍事力の発展も含め、日本にとって災難ではなく、好機であると考える。なぜなら、力がより強大になっ
中国の空母「ワリャーグ」は6日午前、遼寧省大連市造船所を出港し、9回目となる試験航行を開始した。今回の試験航行は25日間に達し、固定翼艦載機を搭載する見通しだ。米『ディフェンス・ニュース』の公式サイトはこのほど、今回搭載されるのは戦闘機の模型で、空母は1―2年を費やし艦載性能をテストする必要があると伝えた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。 ◇ワリャーグ、過去最長の試験航行へ 2011年8月より、ワリャーグは試験航行を繰り返してきたが、今回の25日間がこれまでで最長となる。空母は配備前に3段階の試験(空母プラットフォーム試験、艦載機との試験、編隊による試験)を実施する必要がある。今回の試験航行は25日間にわたるため、ワリャーグは近海での「空母プラットフォーム試験」から「艦載機との試験」への過渡期にあると見られる。長期間の試験航行を実施することから、ワリャーグが配備に向け最後の準
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