15日の老人の日を前に、東京都の石原慎太郎知事は7日、11月に100歳を迎える世田谷区の矢元照雄さんの自宅を訪問し、長寿の祝状と記念品を渡した。 矢元さんは明治43年に北海道伊達市で生まれ、昭和27年に上京。映画制作会社「国映」を創設した。これまでに子供3人、孫3人、ひ孫3人に恵まれた。1日3食の食事と体操を日課に元気に過ごしているという。 石原知事が「どんな映画をつくっていたのですか」と質問。矢元さんは「弟の裕次郎さんとも何度も仕事をしたことがある。彼はよかった」と答え、石原知事を驚かせていた。 都によると、都内で今年度中に1975人(男336人、女1639人)の高齢者が100歳を迎え、都内の100歳以上は計5201人になる見込み。