みなさまごきげんよう。フェルディナント・ヤマグチでございます。 みなさまは“日本で一番売れているガイシャ”が何であるかご存じでしょうか? そう。ブランドで言えば、もちろん「フォルクス・ワーゲン」です。「アウディ」が躍進しようが、「MINI」が人気だろうがこの優位は揺らぐことがありません。2010年度上半期の実績を見てみますと、販売台数2万5399台、と堂々のトップ。対前年度比は実に37.7%増。正に飛ぶ鳥を落とす勢いの爆発的な増加であります。この後には「BMW」「メルセデス・ベンツ」アウディ…と人気のドイツ勢が続きます。(私もそうですが)日本人はドイツ車が本当に大好きです。 政府のエコカー補助金を含め、様々な援護射撃も功を奏したのでしょうが、こうしてクルマが売れるのは実にめでたいことです。いや結構結構、と鼻毛を抜きながらデータを読み進みますと、あれれ……?対前年度比で何と100倍以上もバカ
円高下で、日本の自動車メーカーがタイへの生産投資を急加速している。世界への輸出拠点としての期待から、国内とは対照的に大型投資が相次ぐ。税優遇、FTA(自由貿易協定)の優位性は、日本の無策の裏返しでもある 「タイのバンコクでは日本食レストランがどこも驚くほど混雑している。自動車業界の関係者が多くて、安心して仕事の話ができないほどだ」。最近タイに出張した日本の自動車メーカーのある幹部はこう話す。 日本の自動車産業が総出でタイに引っ越しする。そう思えるほどに、タイへの日本メーカーの投資は急増している。日産自動車が新型「マーチ」をタイから日本に逆輸入し始めたことは有名だが、それは氷山の一角にすぎない。 8月26日、マツダは米フォード・モーターとの合弁会社、オートアライアンス・タイランド(AAT)に、3億5000万ドル(約300億円)を投資すると発表した。2011年半ばから次世代ピックアップトラック
光岡自動車は、タイのヨントラキット社と現地生産に関する契約を8月に締結し、9月から生産を開始することを明らかにした。タイに生産拠点を置き、関税が優遇されるASEAN地域を中心に『オロチ』などを販売する計画だ。 画像9枚:光岡自動車 ヨントラキット社は、これまで光岡自動車の正規輸入元となっていたが、同社のもつ生産設備を使い10 - 15人規模の人員で、オロチ、『ヒミコ』、『ビュート』、などの生産をおこなう。 光岡自動車は、タイに生産拠点を置くことで、インド、シンガポール、マレーシア、ネパール、バングラディシュなど、関税が優遇させるASEAN地域を中心とした地域に進出する。 光岡自動車の河村賢整副社長は「4年前から、現地の技術者を日本に招くなど、技術交流を深めておりました」と、9月からの稼働に対して事前の準備を進めていたとし、タイに生産拠点を置くことに関しては「タイには完成車メーカーが
タイの首都バンコクで2カ月あまり続いた反政府活動は、結局、タイ治安当局が力で封じ込め、解散。収束に向かっている。 反政府活動の中心となった、タクシン元首相支持派の「反独裁民主統一戦線」(UDD)は、この掃討作戦で占拠していたバンコク中心部から完全に排除された。市内は日常生活に戻りつつあるが、この反政府活動に参加していた一部市民が散発的な争乱を引き起こしており、完全な正常化にはまだ時間がかかりそうだ。 いずれにしろ、今回の鎮圧で死者15人を含む100人以上(タイ政府発表)の死傷者が出た。また、日本人カメラマン1人を含む825人の死傷者を出した4月の鎮圧作戦と合わせると、被害の規模は甚大なことにタイ国民は大きなショックを受けているようだ。 一方、”東南アジア諸国連合(ASEAN)の雄”として、日系企業など経済的集積も高いタイの今後の経済運営に注目が集まっている。 バンコク市内に拠点
【カンヌ(フランス)=石飛徳樹】当地で開かれていた第63回カンヌ国際映画祭は23日、コンペティション部門の最高賞パルムドールにタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督「ブンミおじさん」を選んだ。日本から参加していた北野武監督「アウトレイジ」は賞を逃した。 他の主な受賞結果は次の通り。 グランプリ(第2席)=「男たちの神々」(グザビエ・ボーボワ監督)▽監督賞=マチュー・アマルリック(「オン・ツアー」)▽男優賞=ハビエル・バルデム(「ビューティフル」)、エリオ・ジェルマーノ(「アワーライフ」)▽女優賞=ジュリエット・ビノシュ(「サーティファイド・コピー」)▽脚本賞=イ・チャンドン(「ポエトリー」)▽審査員賞=マハマトサレ・ハルーン(「スクリーミング・マン」)
【バンコク西尾英之、佐藤賢二郎】タイの首都バンコクで19日、タクシン元首相派「反独裁民主戦線」(UDD)が都心部繁華街占拠を終結させた後、これに納得できない一部のタクシン派過激派が暴徒化し、バンコク各地で放火や略奪に及んだ。焼き打ちの被害に遭った商店主らは「タクシン派でも反タクシン派でもないのに、なぜこんな目に遭うのか」と悲痛な声を上げる。激しい政治対立が生み出した暴力は、市民の心に深い傷跡を残した。 「商品は持っていってもよい。火はつけるな」。UDDの占拠地域から北へ約1.5キロ。19日夕、商業施設「センター・ワン」が襲撃を受けた際、店内にいた警備員は暴徒にそう叫んだ。「でもやつらは商品を盗んで、結局火を放っていった」 センター・ワンには携帯電話や衣類などを扱う約400の専門店が入居。19日は暴動を予測して早い時間に閉店していた。午後6時ごろ、バイクなどで約200人の暴徒が押しかけ、
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