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ブックマーク / honz.jp (8)

  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    いの快感が忘れられない『人魚姫のごめんねごはん』 2018年11月19日 僕はありがたいことにべ物の好き嫌いがないので、お肉も野菜も大好物ですが、魚や貝といった海鮮も大好きです。 なにせ魚介類は種類も豊富だし、調理方法で味も千変万化。それこそ毎日べたって飽きません。...

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  • 『大学でまなぶ日本の歴史』そうだったのか!が次々に - HONZ

    歴史の基礎を一冊で総覧すると言えば、高校の教科書がまず浮かぶ。高校時代は試験のために仕方なく開き、太文字を拾って闇雲に暗記するものの、短時間で詰め込んだものは短時間で記憶の彼方へ。教科書なんて無味乾燥、淡々とした記述の羅列…。子供たちはみんなそう思っている。 だが、大人になってみると分かってくる。実は、教科書ほど基的な教養を網羅しているものはない。知っておいて損はないことが過不足なく記述されているのだ。 何年か前に歴史の教科書でおなじみの山川出版社が『もういちど読む 山川日史』を出版し、ベストセラーになったことを覚えておられる方も多いだろう。かくいう私も買ってみたが、実に新鮮だった。時代の流れがさらさらとわかるし、あらためて興味をひかれるところも次々に出てきて、読んでいて楽しかった。試験のためではなく、楽しみとして読む教科書は、「おとなの教養」の基を固めてくれるこの上ない

    『大学でまなぶ日本の歴史』そうだったのか!が次々に - HONZ
    platypus0114
    platypus0114 2016/04/26
    『市民のための世界史』の日本史版って感じなのかな
  • 日本語って、深い 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』 - HONZ

    『舟を編む』(三浦しをん著)が屋大賞を受賞したのが2012年。そのころだろうか、「辞書ブーム」が来たのは。書は、その立役者のひとり、三省堂国語辞典(「三国」[さんこく]とも呼ぶ)の編纂者が語る、人間関係をスムーズにすることばの作法集。ちょっとした一言で伝わり方が違う。絶妙だ。 NHKの「どうも!にほんご講座です。」やTwitterでもおなじみの著者の飯間さん。ご存じの方も多いかもしれないが、「編纂(へんさん)ってなにするの?」という人は、まず『辞書を編む』という別のご著作からスタートするとよいだろう。 簡単に紹介すると、「編纂」とは、執筆者の原稿をとりまとめて形にして行く行為のこと。「編集」とは異なり、辞書づくりにおいては、世の中で使われ始めた新しいことばを掘り起こす「用例採集」、どのことばを辞書に掲載するかの取捨選択、そして選んだことばの「語釈」を書く作業を行う人、といえる。 改訂版

    日本語って、深い 『辞書編纂者の、日本語を使いこなす技術』 - HONZ
  • これを読まずに日本の未来は語れない『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?』 - HONZ

    帯にはLNG船の写真と「日の丸」のような赤丸。その赤丸の中には「HONZ成毛眞氏大興奮!」と白抜き文字。そりゃあ間違いなく面白そうだと、書店で慌てて買ってみた。 なんてことはなくて、きっちりとゲラを読みこんだ上で、帯文の一助としていただいた。まさにこれを読まずに日の未来は語れないと考えたからだ。著者は三井物産でエネルギー関連事業に携わってきた岩瀬昇さんだ。あとがきを読んで気づいたのだが、ライフネット生命の岩瀬大輔社長のお父上らしい。 帯裏には「エネルギー界の池上彰さん誕生!」とある。まさに読み込んでいる途中からそう感じていただ。シェールガスや石油の現状は、専門的、技術的、国際政治的、流動的であり、理解しにくいことの筆頭なのだが、これまでそれを丁寧に説明してくれるはなかった。 アメリカで起こっているシェールガス革命のインパクトは知っているつもりだった。世界最大のエネルギー消費国であるア

    これを読まずに日本の未来は語れない『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?』 - HONZ
  • 『システム×デザイン思考で世界を変える』by 出口 治明 - HONZ

    一小さな大学院、慶應SDM(システムデザイン・マネジメント研究科)のPRである。しかし、PRでありながら、とても面白いし、またストンと腹落ちするのだ。これから社会に巣立とうとしている若い皆さんはもちろん、社会人にも書の一読をお薦めしたい。このには、明日の仕事にすぐにでも役立つ考えるヒントがたくさん散りばめられているのだから。 システムデザインとは何か。それはシステム思考とデザイン思考の融合であるという。システム思考とは物事をシステム(要素間の関係性)としてとらえることで、要するに「木を見て森も見る」ということである。デザイン思考とは、ここでは「観察(オブザベーション)、発見(アイディエーション)、試作(プロトタイピング)を何度も繰り返しながらチームで協創する活動」と定義されている。論理を重視するシステム思考と、感性も動員するデザイン思考の両方を融合することでさまざまな課題が解決

    『システム×デザイン思考で世界を変える』by 出口 治明 - HONZ
  • 2月の今月読む本 その2 - HONZ

    2月9日(日曜日)の朝は真っ白だった。東京は45年ぶりとも言われるほどの大雪が降った。これから数日は足元が怖い。みなさん、転ばないようにどうぞお気をつけて。 さて、「今月読む その2」はいつものように欠席者の3冊から。コメントは人からのものです。 新井文月

    2月の今月読む本 その2 - HONZ
  • 『国家はなぜ衰退するのか(上、下)』その僅かな差が何を変えたのか!? - HONZ

    かつて梅棹忠夫は『文明の生態史観』の中で、世界を第一地域と第二地域に大別した。ユーラシアの中央部を占める専制的権力の発達した帝国が乱立した地域を第二地域、封建制を主体とした西ヨーロッパと日を第一地域とし、その制度と文化の違いが近代の形成に大きな影響を与えたとする。繁栄と衰退とを巡る問題は梅棹忠夫に限らず多くの人々が答えを得ようと議論を重ねてきた。 貧富の格差の問題が取り上げられるとき、よく出てくる理論に地理説と文化説、そして無知説がある。地理説では最近、ジャレド・ダイアモンドが、『銃、鉄、病原菌』を著し話題になった。文化説はマックス・ウェーバーが説いた、プロテスタントの自立心こそが近代工業社会の発展に寄与したという理論まで遡る。無知説は発展途上国の為政者の経済政策の知識の欠如を指摘するもので、経済学者などに支持者が多い。しかし、書のではこれらの説は否定される。 では、なにが貧富の差を決

    『国家はなぜ衰退するのか(上、下)』その僅かな差が何を変えたのか!? - HONZ
  • 『新・ローマ帝国衰亡史』新しい仮説の立て方 - HONZ

    仮説力を磨きたい人にはおススメの。 いわゆる一流の人間とは、真理に近い仮説を立て、それをいち早く検証・実践した人間と言われている。確かにこのことは学問・政治・ビジネスなどあらゆる分野において普遍的であり、仮説力ある人が世の中をリードしていると言っても過言ではない、と言うと少し言い過ぎか。いずれにせよ、一朝一夕に仮説力を磨くのは難しく、よほどの才能がない限り、独学で徐々に学んでいくしかないのが現実である。 仮説力を磨くのにおススメするのは読書を通して仮説力ある人物の仮説・検証プロセスをフォローしてみること。HONZ代表である成毛眞のオールタイムベスト10で紹介されているは、仮説力を鍛えてくれる良書が多く一番のおススメリストであるが、書も京都大学教授が変わった仮説をたてているでおススメだ。 特に書を通して学べるのは、新しい仮説の立て方。物事を少し変わった視点から考察することで定説を覆

    『新・ローマ帝国衰亡史』新しい仮説の立て方 - HONZ
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