昨日の昼間は、仕事関係でお知り合いになったある方と新宿でお茶をしていた。この方は優秀なプログラマ兼経営者で、地域の Ruby コミュニティの重要メンバとしても活躍している。 しばらくいろんな話をした後、私がなぜベトナムに行きたいか、いかに今の日本に絶望しているか、という話になった。 僕があまりしつこくその話を続けるので、彼は最後に少し表情をゆがめてこういった。 「将来性があるベトナムに行くという部分は愚痴ではないが、日本について文句を言っている部分は愚痴ではないか。たとえ少しずつでも自分のできることから日本を変えていく努力をするべきではないか」 この方は、社会運動を通じて、たくさんの人々の賛同を受け、それによって自分が成長したという経験を持っている人なので、その言葉には重みがあった。 末端の人々が地道に社会に働きかけ何かを変えていく行為を草の根運動とよぶことにする。 私は、大学時代、経済学