昨日のアスペルガー症候群の記事は、患者さん周囲の人の目線で書いているので、当事者や家族には辛い内容だったかもしれない。普通、アスペルガーが語られる場合、中立な立場で彼らにはこのような症状があると書かれていることが多い。だったら、周囲の人はどうしたら良いとか具体的に書かれていることは少ない。簡単に、彼らはこういうことに傷つくから気をつけて対応しましょう、といった感じだ。 ところが昨日の記事では、直接彼らに対峙する人々の立場から、アスペルガーの人たちは我々にこういう感情を引き起こすので、うっかり失言をしてしまいやすいと書いている。リアルというか臨場感があるので、ちょっとむっと来る人もいたと思う。 不愉快な感情を抱く大きなポイントは、失言する人たちにもそれなりに背景があるので、一概に失言の人のみ悪いとは言えないといった論調なんだろうと思う。「失言を誘う」という言い方が、「失言したのはアスペルガー