学生無年金訴訟、最高裁で原告側初勝訴2008年10月15日22時46分印刷ソーシャルブックマーク 国民年金が任意加入だった学生時代(20歳1カ月)に統合失調症と診断されながら、障害基礎年金の支給要件である「20歳前の診断」を受けていなかったとして年金を支給されなかった岩手県の男性が国に支給を求めた訴訟で、最高裁第二小法廷(古田佑紀裁判長)は15日、国側の上告を退ける決定をした。男性側の主張を認め、不支給処分を取り消した一、二審判決が確定した。 一連の学生無年金訴訟で、最高裁で原告側の勝訴が確定したのは初めて。第二小法廷は10日、同じ争点の別の訴訟で、国民年金法が20歳前の診断を規定しているのは認定の客観性を担保するために必要だとして、原告側敗訴の判決を言い渡していた。 15日の決定は上告を退ける理由を示していないが、二審・仙台高裁判決が、男性が20歳になる前に、統合失調症が原因と思われる胃
2015~2022までウェブリブログ、その後seesaaブログに移って重度障害児の成長を書いています。 アニメにマンガ、特撮・・・と典型的なおたく女だった自分が初めて授かった子供は、重度の知的障害児でした。 おたく生活を取り上げられての障害児育児は全くの新世界、まさに戦場。 気がつけばすっかり様変わりしていたおたく社会。そして、私の中のさまざまな価値観も変わっていました。 思い出を交えつつ、気がついたことを記録しています。 息子が12歳の時に始めたブログです。本人は成人し既に施設入所していますが、タイトルは「障害児」のままとさせていただいています。 重度知的障害児の少年期から思春期、生活介護通所、施設入所という過程の記録になりました。 ※ブログ引越し時の設定の都合で、2020年以前の記事にはコメントできません。よろしくお願いします。 夏休みの「K、施設で初めての宿泊プロジェクト」失敗につい
精神科の患者さんの場合、ずっと同じ病院で治療することはあんがい少ないのではないかと思う。転居やその他の理由で転院を思い立つこともあるからだ。ずっと同じ医師にかかっている場合、他の医師がどのレベルの治療を行っているのかさっぱりわからないというのがある。つまり良い医師なのかそうでないのかが判定しにくい。しかし近年ではインターネットや書物で評価ができる環境にはなってきている。これは15年くらい前とは随分と変化してきたと思う。今回は、精神科から他の精神科に転院した時のことについて触れたい。 転院した時、紹介状があるのが普通だが、精神科ではそうではないこともある。それはこっそり転院したいと思う人もいるからだ。こういう場合は、患者さんも心得ていて、どのような薬を服用していたか把握していることが多い。もしさっぱり内服薬を全然知らないで転院する人がいたとしたら、準備が悪すぎるというか、モチベーションが低す
精神科病院ないしクリニックに受診する前に、内科、婦人科、あるいは小児科などで向精神薬を投与されていた人たちは、全くの初心者とは言えない。今回は、彼らのことについて話したい。 精神科に初診し病歴について聴取されている時、このような他科の受診歴は出てくることが普通だ。しかし、どの程度それを意識しているかは人による。あまり精神科治療は受けていないように思っている人も多い。 不眠で初診した人は、精神科以外で眠剤を貰っていた人が多い。これはやはり内科や婦人科では不眠について相談しやすいことと、精神科の受診が敷居が高いことも無関係ではない。一般に内科、婦人科、整形外科などで不眠を相談した場合、「うちでは睡眠薬を扱っていないから出せない」と言われることはまずない。少なくとも彼らは、レンドルミン、ハルシオン、デパスくらいは普通に処方している。それが良い悪いというのはまた別な話だ。 精神科以外の科で処方され
精神科に初診した時、どのように病状を話せば良いか、誰も教えてくれないし、本にもあまり書いていない。初診時にどのようにドクターに説明したら良いか、マニュアルのようなものを、極めてO型的に大雑把に紹介したい。 こんな風に思うのは、あまりにも患者さんの要領が悪すぎて、カルテがグチャグチャになるからだ。ただでさえ、グチャグチャなのに。 うちの病院では予診はとらない。これは珍しいのではないかと思う。このあたりは病院、クリニックにより差があり、窓口のお姉さんに紙を渡されどんな症状がいつからあるのか簡単に記載をするのが一般的だ。これは内科、外科、整形外科でもたいていそうなっている。精神科の場合、クリニックは必ずと言ってよいほどこの紙がある。うちの病院ではこの紙切れすらない。 精神科病院では初診の場合、PSW(精神保健福祉士)が時間をかけて予診をとる病院もある。これは医師からするとカルテが整理されて便利だ
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