2013/2/19:0 いじめを止めたい大人たちへ ―― 「ストップいじめ!ナビ」第二弾更新にあたり 解決への兆しが見えない「いじめ問題」に一石を投じようと、様々な分野の専門家らが有志で集まり、立ち上げたストップいじめプロジェクトチーム。いじめで苦しむ子どもたちへの支援を行うことと共に、いじめの発生リスクをできるだけ抑制する社会環境作りをめざして、多岐に渡る取り組みを行っている。 彼らによるいじめ対策のポータルサイト「ストップいじめ!ナビ(http://stopijime.jp/)」の開設から三ヶ月が経過し、先日第二弾更新が行われた。今回の更新では、「いじめに関する統計データ集」「裁判例紹介」「LGBTといじめの関係の説明」といった新たな項目が追加され、大人たちがより多面的にいじめの現状を理解できるようになっている。 谷川弥一文部科学副大臣による「いじめ対策に武道の先生や警察OBを導入すべ
元プロ野球投手の桑田真澄さん 大阪市立桜宮(さくらのみや)高校の体罰問題を受けて、市教委と府教委は、2日に市内で開く教員研修会に「体罰は必要ない」と訴える元プロ野球投手の桑田真澄さん(44)を招く。桜宮高を含む市立、府立の小中高でスポーツ指導に当たる教員約500人を集めて意識改革をめざすという。 桜宮高では昨年12月、バスケットボール部の男子生徒が顧問教諭の体罰を受けた翌日に自殺。桑田さんは問題の発覚後、「(体罰は)スポーツで最も恥ずべきひきょうな行為」「日本のスポーツ界が変わる契機になってほしい」と朝日新聞のインタビューに答えた。記事を見た橋下徹市長は「あそこまで極めた方が言われたら反論できる人はいない」。市、府の両教委も「体罰防止のために理想的な講師」として依頼した。 関連リンク「体罰は自立妨げ成長の芽摘む」桑田真澄さん経験踏まえ(1/11)
子供がサッカーを嫌いになる日 ~市井の指導者からの叫び~ 『大人本位の指導が子供の未来を奪う』 きっかけは編集部に送られてきた一通のレポートだった。送り主は千葉県のサッカースクールで指導をする山口武史氏。ジュニア年代における育成現場を詳細に分析すると同時に、そこには切なる思いが込められていた。「指導者が教えすぎている。このままでは子供がダメになってしまう」一体“教えすぎ”とはどういうことか? そしてなぜ子供はダメになってしまうのか? 現場レベルで起こっている問題点を探るため、山口氏を訪ねた。 2013年02月01日 text by 鈴木康浩 photo Kenzaburo Matsuoka 【サッカー批評issue57】掲載 指導者の“熱心”な声に萎縮する子供たち 千葉県内でジュニア年代のスクール「ソラ」を営む山口武史氏は、ジュニアの現場で繰り返される現状に憤まんやるかたない想いを抱き続
大阪市立桜宮高バスケットボール部主将の2年男子生徒が体罰を受けて自殺した問題をめぐり、橋下徹市長は31日の定例会見で、生活指導の現場での体罰について、「ある程度の有形力の行使を認めるか、それとも一切禁止の代わりに生徒をクラスから放り出すのか、どちらかの大きな方向性に行かないといけない」と述べた。 橋下市長はスポーツ指導での体罰は絶対禁止とする一方、生活指導での体罰については判断を保留しているが、具体的な方策を示したのは初めて。 橋下市長は生活指導での体罰の必要性について「何が許されて何がだめなのかは、正直、僕もわからない」と述べた。ただ、桜宮高の体罰問題が発覚して以降、「小・中学校の生徒が調子に乗って(何かあったら)『体罰だ』『体罰だ』と言っており、クラス運営で先生が相当悩んでいる」とも指摘。実態調査を踏まえ、学校現場で教員をサポートするためのガイドラインを提示する意向を示した。 体罰を一
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く