「もう世に出てくるな」「詫びろ」芦原妃名子さん死去で誹謗中傷 脚本家のSNSにコメントつけた文筆家「家族も身の危険感じている」
自殺を防ぐためには誰が「ゲートキーパー」になるかが重要とされる。ゲートキーパーとは悩んでいる人に気づき、話を聞いて、必要な支援につなげる人だ。 学校の担任が自殺願望の強い母子を寸前で救ったケースがある。その一家は父母と高校生の長男、小4の次男の4人家族。長男は成績優秀で両親の期待を一身に背負っていたが、ある日の早朝、オートバイで事故死した。タクシーを使うよう注意した母親は「もっと強く止めておけば…」と自らを責め、自殺未遂。次男も画鋲(がびょう)を口に入れるなどの奇行を繰り返した。 担任が尋ねたところ、次男は「お母さんが飲まなかったお酒を飲んで『一緒に死のう』と言う。お兄ちゃんではなく僕が死ねばよかったんだ」と打ち明けた。 自殺の危機を察知した担任は、次男、母親とも精神科の治療につなげたという。 文部科学省の「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」の主査を務める筑波大の高橋祥友(よし
「いじめや体罰などを受けた子供の自殺は社会やマスコミの関心が高く、第三者委員会などで調査されるケースも増えているが、原因が分かりにくい自殺についても同様に詳しい調査が必要だ」 平成12年9月に埼玉県新座市の中学2年だった次男、陵平さん=当時(13)=を亡くした大貫隆志さん(56)は訴える。 陵平さんは、学校であめを食べたことを教員から注意された翌日、飛び降り自殺した。大貫さんは学校側に原因究明を求めたが、担任と面会できたのは約1カ月後。学校側はほとんど調査せず、話し合いも3回で打ち切られたという。 文部科学省の「児童生徒の自殺予防に関する調査研究協力者会議」の主査を務める筑波大の高橋祥友(よしとも)教授(59)は「子供の自殺が起きると、いじめがあったかなかったかだけに傾注するのは日本独特の風潮」と指摘。「学校や社会は死からしか学べないことは何かという姿勢で、すべてのケースの原因を究明した上
自閉症や学習障害など発達障害を持つ小中学生は1学級に2~3人、全国で約60万人いるともいわれている。こうした発達障害について、子供と大人が一緒に読みながら理解を深めるシリーズ『新しい発達と障害を考える本』をミネルヴァ書房(京都市山科区)が刊行した。 第1弾は、自閉症▽アスペルガー症候群▽LD(学習障害)▽ADHD(注意欠陥多動性障害)-の4冊。絵本のような構成で、漢字にはルビがふってある。 障害がある友達のことを理解するため、第1章では、(1)クラスで起こったこと(2)どうして、そうなったのか(3)解決と理解のための工夫-と読み進めることができる。第2章は、その障害がどのようにして起こるのか、コミュニケーションの方法などを説明している。 監修は、精神科医の内山登紀夫さん(よこはま発達クリニック院長)。AB判、56ページ、1890円。
障害者虐待 人権守る理念の再認識を 2013年2月19日 10:38 カテゴリー:コラム > 社説 知的障害のある男性を椅子に座らせ、頭上の壁に貼った的に向けて千枚通しを投げ付ける-。一瞬、耳を疑った。事実なら、とんでもないことだ。 福岡県小郡市にある障害者就労支援施設の元次長が、そんな暴行容疑で福岡県警に逮捕された。現職だった昨年5月、施設内の作業場で起きた事件だという。男性にけがはなかった。元次長は「記憶にない」と容疑を否認している。 昨年10月に「(次長が)暴力行為をしている」との通報を受け、福岡県が施設を2回にわたり立ち入り調査した。 その結果、2010年夏ごろから、通所者の男性4人に暴力を振るっていた疑いがあるとして、施設を運営するNPO法人に改善を勧告している。同県警小郡署によると、施設職員や通所者の証言では、男性をエアガンで撃ったり、ザリガニのハサミで鼻を挟んだりする暴力
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