不登校の子どもたちが集う学びの場を教育機関に位置づけ、公的に後押しするにはどうするべきか。文部科学省の二つの有識者会議で枠組みが検討されているが、学ぶ権利を守る視点が最も大切だ。 不登校の小中学生が年間十万人を超えて久しい。フリースクールをはじめ草の根の学びの場を支援する意向を、安倍政権が表明したのは昨年九月。家庭で過ごす子どもたちも視野に入れてのことだ。
不登校の子どもたちが集う学びの場を教育機関に位置づけ、公的に後押しするにはどうするべきか。文部科学省の二つの有識者会議で枠組みが検討されているが、学ぶ権利を守る視点が最も大切だ。 不登校の小中学生が年間十万人を超えて久しい。フリースクールをはじめ草の根の学びの場を支援する意向を、安倍政権が表明したのは昨年九月。家庭で過ごす子どもたちも視野に入れてのことだ。
文部科学省は、小中高校の教員が段階に応じて身につけるべき能力を示した「育成指標」の検討に乗り出す。授業を子どもに主体的に考えさせる形に変えていくのに合わせ、教員の能力を高めるのが狙い。今月中旬に政府の教育再生実行会議が首相に手渡す提言に盛り込まれる予定だ。 提言を受け、文科相の諮問機関「中央教育審議会」で是非を議論し、夏までに今後の方向性を示す方針。実際の「育成指標」をつくるのは公立校の教員の人事権を持つ都道府県などの教育委員会で、国は早ければ来年度にも全国の参考になるモデルをつくるなど、支援を検討する。対象教員数は今後の議論による。全小中高校の教員は計約85万人。 指標は、「採用直後」「若手のリーダー」など、教員としての経験や学校内の役割に応じて必要とされる能力をリスト化したものなどが想定される。 指標は昇進などの待遇改善と直… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読み
悪意には遺伝子の働きが影響。他人を傷つけたい欲求は、部外者が社会的集団に加わることを阻止するために進化した可能性 記事の本文にスキップ “悪意”とは、特に自分が不当な扱いを受けたと感じたとき、他人に危害を与えたい、あるいは怒りをぶつけたい欲求のことだ。 多くの社会的集団や文化において広く見られるものであるが、科学者たちはこの欲求には遺伝子の働きが影響していると考えているようだ。 心理学者、生物学者、数学者から成る研究チームが、グループ内の個人同士が似ているほどに、部外者に対して意地悪になる傾向を発見した。これは社会的集団の構造、そして最終的には遺伝子を守るために発達した可能があるという。 似たもの同士が集まると、部外者に意地悪になる傾向 カナダ、クイーンズ大学のD・B・クルップ博士とピーター・テイラー博士、およびNPO法人ワン・アース・フューチャー・ファンデーションの、心理学者、生物学者、
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