組織的に患者入れ替えか=多くが1カ月以内で転退院−診療報酬不正受給・奈良 組織的に患者入れ替えか=多くが1カ月以内で転退院−診療報酬不正受給・奈良 奈良県大和郡山市の雄山会山本病院の理事長(51)らが診療報酬を不正受給していたとされる事件で、同病院に入院している患者の多くが、1カ月以内で転院させられていたことが24日、県などへの取材で分かった。病院内に患者入れ替えに関する取り決めもあったという。 現行の診療報酬制度では、短期の入院患者ほど金額が上積みされるため、県警捜査2課なども、同病院がより多くの利益を得ようと、定期的に患者を入れ替えていた可能性もあるとみて調べている。(2009/06/24-05:16) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真は 【時事ドットコム動画】最新の話題や展示会、水着ショーなど盛りだくさん 生活保護費も一括管理=同意書に署名させ受領
少年に懲役5〜10年=ホーム突き落とし殺人−岡山地裁 少年に懲役5〜10年=ホーム突き落とし殺人−岡山地裁 JR岡山駅で昨年3月、岡山県職員がホームから突き落とされ電車にひかれて死亡した事件で、殺人などの罪に問われた大阪府大東市の少年(19)の公判が17日、岡山地裁であり、磯貝祐一裁判長は「尊い人命を奪った結果は重大で、刑事責任は相当重い」として、求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した。 磯貝裁判長は「犯行は強固な殺意に基づく、残虐かつ悪質なもので、社会に与えた不安や恐怖も大きい」と指摘。精神的に依存していた父親から厳しい発言を受け、父親から離れて刑務所に入るため殺人に及んだとする動機についても「あまりにも身勝手かつ短絡的だ」と述べた。 弁護側は「少年が広汎(こうはん)性発達障害の強い影響下で犯行に及んだ」として、刑事処分ではなく保護処分相当と主張したが、磯谷裁判長は「障
市立病院長ら内科医6人退職=一部診療取りやめ−大阪・泉大津 市立病院長ら内科医6人退職=一部診療取りやめ−大阪・泉大津 大阪府の泉大津市立病院(215床)で、飯田さよみ院長(59)ら内科医6人が今月末に一斉に退職することが12日、分かった。病院側は内科で一部の診療を取りやめ、常勤や応援の医師を確保するなど対応に追われている。 同病院によると、飯田院長は3月中旬、神谷昇市長から、名誉院長への就任を打診されたことに反発し、辞意を表明。同調した医師や、家庭の事情などで退職する予定だった医師を合わせ、ほかに5人が辞表を提出した。 同病院の医師は50人余りで、うち内科は8人。退職する6人のうち飯田院長ら2人は糖尿、2人が血液、2人が腎臓を担当していた。 病院側は糖尿と腎臓については残った医師や新たに確保した常勤・応援の医師で対応。血液は後任が見つからず、外来患者約100人は近くの病院に紹介する
58歳母親に有罪判決=息子2人殺害−横浜地裁 58歳母親に有罪判決=息子2人殺害−横浜地裁 神奈川県相模原市の自宅で息子2人を殺害したとして、殺人罪に問われた無職吉本やす子被告(58)の判決公判が26日、横浜地裁であった。村上博信裁判長は被告の責任能力を認め、懲役10年(求刑懲役12年)を言い渡した。 村上裁判長は、吉本被告が凶器の包丁などを準備した計画性を指摘、責任能力を認定した。一方、知的障害を負うなどした息子の将来を悲観していたことに触れ、「1人で追い詰められた母親の心痛や苦悩には同情を禁じ得ない」と述べ、刑の減軽の理由とした。(2009/05/26-15:35) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真は 【時事ドットコム動画】最新の話題や展示会、水着ショーなど盛りだくさん 室内に現金、物色か=火元中心に現場検証 参考人の女の自宅を捜索=2女性殺傷事件
「季節性と同じでない」=成人に重症例、死者も−感染拡大続く・押谷東北大教授 「季節性と同じでない」=成人に重症例、死者も−感染拡大続く・押谷東北大教授 世界保健機関(WHO)の新型インフルエンザ対策に携わる押谷仁東北大教授が20日、東京都内で講演し、「通常の季節性インフルエンザと同様と言われるが、被害は全く違う形で出てくる。想定される被害にどう対処するか、真剣に考える必要がある」と警告した。 押谷教授によると、ほとんどの感染者は軽症だが、5歳以下と20−50代を中心に重症、死亡例があり、高齢者では少ない。持病のある人や発症後の治療が手遅れだった人以外に、一部の健康な成人も重症のウイルス性肺炎を起こしており、「こうなると先進国でも治療が難しい」という。 その頻度が低いため、「100人、200人規模では分からないが、10万、20万になれば見えてくる」と同教授。季節性インフルエンザによる死者
障害者のうどん、世界品質に=モンドセレクションで金賞−大阪 障害者のうどん、世界品質に=モンドセレクションで金賞−大阪 障害者に働く場を提供する通所授産施設「あすなろ」(大阪府豊中市)で作るうどん「あすなろ麺(めん)」が、世界的な総合食品コンテスト「モンドセレクション」(本部ベルギー)のシリアル部門で、2008年度の金賞を受賞した。同施設の職員らは「もっと売り上げを伸ばして、障害者を経済的に補助したい」と期待している。 「あすなろ麺」は、03年の施設開設当初から作られてきた名物商品。無添加の素材を使用し、練り、裁断、乾燥などの工程を障害者らがすべてこなす。 1パック3食入りで400円。原材料費を差し引いた全収益が障害者らの工賃となる。同施設で働く障害者の工賃は月平均で1万6000円だが、「あすなろ麺」は、お中元やお歳暮の季節には月2000パックを売ることもある人気ぶりで、工賃が月3万円
日本人女性からA型陽性反応=新型インフル感染を詳細検査−ロス発ノース機・成田 日本人女性からA型陽性反応=新型インフル感染を詳細検査−ロス発ノース機・成田 ロサンゼルス発ノースウエスト機乗客の日本人女性(25)が30日午後、成田空港の到着後に検疫所でインフルエンザの簡易検査を受けたところ、A型の陽性反応が出た。厚生労働省は詳細検査を行い、新型インフル感染の有無を調べている。空港で検疫が強化されて以降、A型の陽性反応が出たのは初めて。 同省によると、女性にはせき、鼻水の症状があり、A型インフルの感染を調べる迅速診断キットで陽性反応が出た。この時点では、季節性インフルとの判別ができないため、女性を近くの病院に搬送し、遺伝子診断「PCR検査」を実施している。検査結果が判明するのは5月1日未明になるという。 最終的な感染の有無は、米国から新型ウイルスの資料を入手した後、さらに検査を行い、確定す
日本は生活、海外は学習面を心配=ADHD児の親、9カ国意識調査 日本は生活、海外は学習面を心配=ADHD児の親、9カ国意識調査 注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供を持つ日本の親は基本的な日常生活を主に心配しているのに対し、海外の親は学習や学校生活を心配する割合が高いことが、世界精神保健連盟などの国際意識調査で分かった。日本の親が子供の将来に強い不安を抱いている実態も浮かび上がった。 英国、ドイツ、スペイン、フランス、中国、韓国、日本、メキシコ、カナダのADHD児の保護者を対象に調査し、各75−93人が回答した。 子供の成長過程で最も心配なこと(複数回答)では、日本の保護者は「基本的な日常生活」(62%)「自尊心を育てられない」(49%)が多く、日本以外では「学校で学習できない」(36%)「本来の能力発揮が難しい」(31%)が多かった。 将来の自立した社会生活に関して、日本は「かな
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