発達障がいのある子どもの子育てに悩む親を支援するために、茨城県取手市はこのほど、同じ経験をした親が相談役になるペアレントメンター養成研修を開催した。2日間の研修では、専門家の講演や演習を通して相談支援の基本などを学んだ。 相談者に寄り添う力 身に付ける 養成研修の初日は、特定非営利活動法人「日本ペアレント・メンター研究会」の原口英之理事が相談支援の基礎知識と技術について講演。臨床心理士の資格を持つ原口理事は、「同じ悩みに直面した経験を生かすためにも、相談者に寄り添って共感できる力を養わないといけない」と述べ、相手の思いを尊重して自分の考えを押し付けてはならないことを強調した。 さらに、「子育てで頑張っている点を褒めて元気づけることで、相談者が『頑張ってみよう』と思えることが大事だ」と語った。 続いて、研修参加者は3人1組のグループごとに仮想の相談事例をもとに演習を実施。メンター役、相談者役
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