被災地 商品が大きく値上がり 5月11日 17時25分 東日本大震災の直後、被災地やその周辺では食料品や日用品が深刻な品不足になりましたが、この影響で、福島市や新潟市の先月の卵の価格は前の月に比べて20%以上上昇するなど、さまざまな商品が大きく値上がりしていたことが、総務省の調べで分かりました。 これは、総務省が東北や関東地方など15の都県の県庁所在地を対象に、先月の食料品や日用品、54品目について、小売価格の動向を調べたものです。それによりますと、卵の価格は、▽福島市で前の月に比べて26%、▽新潟市で22%、▽千葉市で18%、▽東京都区部で14%と、大きく値上がりしました。また、ティッシュペーパーの価格は盛岡市と秋田市で22%、ヨーグルトも宇都宮市で49%値上がりするなど、多くの地域でさまざまな商品の価格が上昇しました。一方、放射性物質の影響で一部の地域で出荷が制限されたほうれんそうの価