累計100万部を超えるベストセラーとなった『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』シリーズをはじめ、労働者階級の目線から世界を見つめて綴られた著書の数々が大人気のブレイディみかこさん。このたび待望の新刊『転がる珠玉のように』が発売された。収録されているのは、2021年4月から2024年3月まで『婦人公論』と「婦人公論.jp」で連載されたエッセイだ。イギリス在住の著者が日常を通して日本の女性たちに伝えたいこととは? (構成◎丸山あかね 撮影◎Shu Tomioka) タイトルに潜む想いとは? 「転がる珠玉のように」の連載のご依頼をいただいた当初は、貧困家庭に育った私の生い立ちや思春期、青春時代、今に至るまでの経緯をテーマにということでした。でも60年近く生きていると昔のことなんか詳しく覚えていないわけです(笑)。記憶を辿ればいろいろ思い出す出来事はありますけれど、前後のつながりやその時
![ブレイディみかこ「人生の95%は嫌で儘ならないことのオンパレード。でも、残りの5%は…?エッセイが<時代や社会を見つめる>道具になれば」 3年ぶりのエッセイ集『転がる珠玉のように』発売 イギリスのコロナ禍から家族のことまで|教養|婦人公論.jp](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8dddfa29340721f2453ec247a59104afba86a137/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffujinkoron.jp%2Fmwimgs%2F1%2Ff%2F-%2Fimg_1f5f223248ab02fdf7610ec7a91fd6ca468885.jpg)