○新刊『日本を変えた10大ゲーム機』が発売! ○『日本を変えた10大ゲーム機』目次ですよ (from SIZUMA DRIVE) ■良かった点 単純に、「読み物」として面白いです。 著者の多根清史氏自身が認められているように、まず本書のテーマとしてはインベーダーからPS3に至るまでの30年に渡る「ゲームと日本社会の関わり」という大きな枠組みがあります。 そして同時に、“リアルタイムで『ゲームセンターあらし』や高橋名人に憧れていたコドモ目線を取り入れる”という、欲張りな試みがなされています。 具体的に言うと、「ポン」から「ブレイクアウト」までのアーケードゲーム史をバッサリと切り捨てる一方で、YMOに関する話題に4ページも費やされているとか、「ファミ拳リュウ」や「ファミ魂ウルフ」といったおバカなファミコンマンガの解説が妙に詳しいあたりとか(笑)。 加えて、氏のクソゲーレビューに比べると表現は抑