(C)荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会・MBS 国民的アニメ「鋼の錬金術師」(ハガレン)。そのプロデューサーを務める田口浩司氏へのインタビュー。記事前編では、ハガレンで「5億円のギャンブル」を仕掛けて大勝利した背景を聞いた。後編で伺うのは、いよいよ「次の狙い」だ。 錬金術が支配する世界。そこで「人体錬成」は最大のタブーとされてきた。だが、ある幼い兄弟は亡き母親を想うあまり、ついにタブーを侵し、すべてを失ってしまう。機械鎧(オートメイル)を身にまとい、「鋼の錬金術師」の名を背負った兄、エドワード・エルリック。巨大な鎧に魂を定着された弟、アルフォンス・エルリック。二人は失ったものを取り戻すため、「賢者の石」を探す旅に出る。オフィシャルサイトはこちら ―― 「ハガレンの次」をどうするかというお話でしたが、具体的にはどのように考えていますか。 田口 海外市場と国内市場、それぞれに考えています。日本の