ソニーは、文字のニュース原稿を音声とCGに変換し、自動で読み上げる「ニュースマネージャー」の実証実験を、渋谷の大型街頭ビジョン「ソニービジョン渋谷」で実施。その試みや狙いについて聞いた。 ニュースマネージャーは、文字情報として入力されたニュース原稿をソニーのボイステクノロジー(音声対話技術)を応用して自然な音声発話に変換。さらにCGで生成されたデジタルアナウンサーの表情と連動させて読み上げる、ニュースの提供に特化したアプリケーションとして開発されたもの。 実証実験では、共同通信デジタルが提供するニュース原稿を、アニメ制作で知られるA-1 Picturesがデザイン・監修したデジタルアナウンサーが読み上げるというもので、実社会での有用性や、自動読み上げによるニュースの伝わり方などの検証が目的。約2分程度の番組を1日9回放送し、この実験は8月6日から22日までの17日間行われた。 ニュースを読
オーラあふれる素敵な人々をじっくりインタビューするこのコーナー。今回はオアフ島ノースショアの大波を撮り続ける写真家、クラーク・リトル氏にインタビューしました。まるで吸い込まれるように美しい波の映像で日本でも人気急上昇中のクラーク・リトル氏の写真、どのようにして生み出されるのでしょうか? ハワイで直撃インタビュー 第56回 オアフ島ノースショアの大波に挑む写真家、クラーク・リトル 私たち編集部がはじめてクラークさんに会ったのは、ノースショアの海でした。ノースショアに大きな波が押し寄せてきたある日、ハワイ歩き方のフォトグラファーがノースショアで波を撮影していたところ、一人の写真家と意気投合。一日中一緒にフォトセッションを楽しみました。その写真家こそがクラーク・リトル氏だったのです。海での素晴らしい出会いに感動した編集部は、ハレイワのクラーク・リトル・ギャラリーをたずね、その後近くのビーチでお話
フランスの国営放送が初めて日本のアニメを放送したのは1978年、雨の多い7月のこと。屋内にこもりがちになった子どもたちは、はじめて触れる日本のアニメ「ゴルドラック」(原題は「UFOロボ グレンダイザー」)に夢中となり、視聴率100%も記録したモンスター番組となった。以降、同国では日本のアニメが次々と放送され、欧州でもアニメや漫画愛好家が多い国となったことはよく知られている。 日本のソフトパワーを担うものとして、アニメを思い浮かべる人は多いはず。しかし、アニメーターの仕事は労働環境の悪さがしばしば話題となる。2015年に日本アニメーター・演出協会「JAniCA」が発表した「アニメーション制作者 実態調査報告書 2015」では、年間収入の低さなどが世間に驚きを与えた(関連記事)。 吉田クリストフさんは、フランスと日本の両国で活躍するクリエイターだ。パリ第5大学医学部を卒業後、クリエーションの道
前2016年3月期に上場以来初の赤字に転落したブックオフコーポレーション。「総合リユース業」への転換に向けて再スタートの年となった今2017年3月期第1四半期(2016年4~6月)は、売上高198億円と前年同期と比べて12%増収となった反面、営業利益は4.6億円の赤字(前年同期は0.8億円の黒字)と厳しい出足となった。 もっとも、今期は前期に実施したパートやアルバイトの大量増員による人件費負担や、「ヤフオク!」への出品にともなう配送費、中古家電買い取りのための査定システム費が期初からコストとしてかかるため、第1四半期と第2四半期は赤字の計画だった。 オンライン販売は増収増益 「第3四半期に黒字転換を果たし、第4四半期に利益を伸ばして通期営業利益8億円を達成するシナリオ。ほぼ想定線どおりのスタートになった」(堀内康隆取締役執行役員)。しかし、決算の内容を詳細に見ると、必ずしも計画通りとは言え
夏コミの前日、8月12日に「2016年春アニメで「一番見られた作品」は? なぜか東芝が公開」という記事を書いた。突如、東芝のサイトに掲載されたアニメ視聴の分析データについて紹介したものだ。 その後のネット検索で“アニメ視聴ログ分析ギルド”というサークルを発見。このデータを活用して2016年春の36作品の視聴状況について解説した同人誌を作っているとのこと。ちなみに、東芝がTimeOnのブログで公開したデータは、誰でも自由に使っていいものだそうで、こういう活用方法はむしろ歓迎しているようだ。 同人誌のほうにも興味を持ったので、メンバーのmarginian Kさんに連絡を取ってどんな内容か聞いたところ、見本誌もまだないので一番に手に入れたいなら「コミケの会場まで買いに来て」とのこと。ということで、取材班(筆者一人だが)はコミケ会場に向かった!! え~と、なんでいらっしゃるのですか? さて、ブース
DTMに関連する検定試験として、さまざまな人がチャレンジしているMIDI検定。1級~4級までがあり、級によって出題されるレベルや内容も大きく異なってきます。その中で多くの人がチャレンジする2級1次と3級の今年度の申し込みが、まもなくスタートするところですが、先日ちょっと面白い話を聞いたんです。前回のMIDI検定2級において一次試験を95点、二次試験を99点と、トップで合格したのが、声優の小岩井ことりさんだったというのです。 正確には二次試験を100点で通過した人が1名いるので2位だったとのことですが、「声優さんがMIDI検定を?」、「若い女性でMIDI検定にチャレンジする人がいるの?」、「しかもそんな好成績って、どんな勉強をしているんだ?」といろいろ疑問が浮かんできます。MIDI検定を実施する一般社団法人音楽電子事業協会(AMEI)を通じて、小岩井さんにインタビューを申し込んだところ、快く
アンカー・カプール氏(以下カプール):米司法省が日本企業を特にターゲットにしているというわけではないと思いますが、数字を見れば、日本企業や日本のビジネスパーソンが他のいかなる国よりも反トラスト法の対象になっているというのは事実です。本当に理解しがたい、信じられないほどの数ですよ。 実のところ、私は司法省が発表している規模で価格カルテルが行われていたとは思っていません。対象となっている部品の種類、関与した企業の数、実際にカルテルをしていたとされる期間の長さを考えても、それだけの規模と期間で価格を操作し続けるのはとても難しいと思います。 司法省が言うほどにはカルテルが存在していないと? カプール:いくつかの価格操作は実際にあったでしょう。ただ、実際に起きたことのかなりの部分は日本のビジネス文化や慣習と、米国で反トラスト法を執行する際のコンフリクト(衝突)によるものだと考えています。 日本のビジ
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